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  Fリーグ2011 第11節 10月14日 浦安市総合体育館
 バルドラール浦安 - 名古屋オーシャンズ フォトダイジェスト
                
 第1クール、他チーム一丸となった包囲網で、3敗の2位となった王者名古屋。
 しかし10節で早くも定位置の首位に返りざき、この日は第8節に
 ホームオーシャンアリーナで0-4と苦杯を舐めさせられた浦安へのリベンジを狙う。
 浦安は第1クール、名古屋に勝利し高橋健介が得点ランキングトップに立つなど善戦したが
 連敗で5位に落ちてしまった。ホーム浦安体育館で再び名古屋に勝って勢いを取り戻すことが出来るか。

 第1クールの名古屋の苦戦はサカイが不在だったからという人も多い。
 前節、途中出場ながらケガの長期欠場から復帰したサカイ(4)。この日は先発出場した。
 


 

 浦安・中島はFリーグ100試合目。
 

 名古屋はケガの前田、出場停止だったブルノも復帰しほぼメンバーが揃った。
 が、前日の練習で足を痛め渡邉知晃は帯同せず。
 


 

 先発は、浦安:深津(4)、岩本(10)、鳥丸(11)、稲葉(17)、GK藤原(12)
      名古屋:北原(3)、サカイ(4)、森岡(9)、木暮(10)、GK川原(1)
 

 いつもはポゼッションの高い浦安だが、名古屋相手なだけに守備的に試合に入る。
 


 

 2分、森岡(名古屋9)が左サイドの木暮にパス↓
 

 木暮が浦安の鳥丸(11)と深津(4)を引きつけ、
 中央の空いたスペースに走りこんだ森岡が折り返しのパスを受けてシュート↓
 

 名古屋先制! 早い時間の得点で浦安の思惑を狂わせる。
 

 浦安はなかなかボールを前に運べない。
 

 持ってよし打ってよしの高橋だが、この日は高い位置でパスを受けられず見せ場を作れない。
 


 

 8分、マルキーニョのドリブルから一旦右サイドの前鈍内(12)に当てて↓
 

 折り返しのパスからディフェンスをかわしてシュート!
 

 マルキーニョの個人技で名古屋に2点目
 


 

 浦安はたまらずタイムアウト
 


 


 

 フウガ時代、オーシャンアリーナカップで名古屋に敗れた浦安FIXOの深津(4)は
 森岡・マルキーニョらををマークし、たびたびボールを奪って駆け上がる。
 

 稲葉も状況を打開しようと試み、10分過ぎから浦安の時間帯がしばらく続く。
 


 


 


 

 19分、深津のしつこいマークにいら立ったマルキーニョがイエローカード
 


 


 

 2点取られて以降、少し盛り返した浦安だが決定的なチャンスは作れなかった。
 

 先制して落ち着いた試合運びをする名古屋。以前に増して結束しているように見える。
 

 後半、名古屋は前半と同じ先発、
 浦安は前半の2ndセット=小宮山(5)、中島(7)、高橋(19)、新造(28)でスタート
 

 前線でパスを貰える位置を探す高橋(浦安19)だが、相変わらず良いボールが入らない
 


 


 

 5分、浦安は長身の川股(88)をPIVOとして投入、ターゲットを増やす。
 

 しかし大きく状況は変わらず、ボールをまわすのは名古屋。
 


 


 

 後半8分、名古屋ブルノ(11)のシュートがゴール前の小宮山に当たりゴールに入ってしまう。
 

 オウンゴールで0-3。ちょうど深津の靴紐がほぐれ、慌てて小宮山と代わった直後のシュートだった。
 隙を逃さない名古屋。浦安は苦しくなった。
 


 

 11分、左コーナーキックから逆サイドで待つ鳥丸(浦安11)がダイレクトボレーを決める!
 

 ようやく1点を返し望みをつなぐ浦安。1-3
 


 


 

 残り4分、浦安は高橋をGKにパワープレー
 

 早速惜しい場面を作る。
 


 

 しかしそれ以降、大きなチャンスは訪れない。
 


 

 なんとか打開したい浦安だったが名古屋の守りを崩せず。
 

 1-3のままタイムアップ!
 

 安定した戦いぶりで浦安に反撃のチャンスを与えず名古屋の勝利。
 


 


 

 浦安は勝点16で5位のままだが上位と引き離され苦しくなった。
 


 


 


 

 名古屋・アジウ監督のコメント
 
 サカイや前田、ブルノが戻ってようやくメンバーが揃った。
 しっかりキープしてしっかり守備をして、最後まで大人の試合が出来た。
 浦安との前回の対戦では守備に追われたので、PIVOを置いてフォーメーションを攻撃的にした。
 サカイはまだ万全ではないが、いまPIVOが出来る選手が少ないのでPIVOとして先発で使った。
 ブルノは6試合の停止明けだっただけに意気込みが凄かった。プレーも良かったと思う。

 名古屋・ラファエルサカイ選手の話
 
 今日は森岡と交代でPIVOをやるように言われていました。
 ケガはまだ少し痛くて、長期プレーしていなかったので怖いところはあります。
 第1クール、チームの成績は苦戦していましたが外から見てて内容は悪くなかったし、
 毎試合チャンスも沢山作れてて、それを決め切れなかっただけだと思います。
 ただそれで落ち着きがなくなっていたと思います。
 でも今は落ち着いてきて結果がついてきました。
 今日の内容も良かったですが、いつも良いと思っています。

 浦安・岡山監督のコメント
 
 先制点を早く取られたのが大きかった。
 我慢して行こうと考えていたが、そうなる前に取られてしまった。
 (代表合宿が今週あったことは影響はあったか?と聞かれ)
 まあ、代表組(小宮山・高橋)はとんぼ返りでコンディションは良くなかった。
 ただ聞かれればそう答えますけど、それが敗因なわけではないので。
 協会も努力した上で事情があったんだと思うけど、出来れば2週前に中断期間があったので
 その時に合宿してもらえれば選手にとってもありがたかったですね。

 浦安・深津選手の話
 
 (浦安に移籍して少し立ちましたが十分通用しているように見えますが?)
 まだまだ課題はあると思います。まずディフェンスをしっかりミスなくやらなければいけないですし。
 ディフェンスのミスは分かりにくいのですが、関東リーグだったら
 ミスしても結果点が入らなくて目立たなかったところも、Fリーグだと一つのミスですぐ得点を取られますから。
 (このところレギュラーですが浦安では即戦力を期待されていたのですか?)
 いや全然そんなことないです。シーズン前にオファーもらって
 その時は移籍しなかったのですが、フウガで7月のオーシャンカップに参加したときに
 Fリーグのチームとやって、やはりFのレベルでやりたいと思って移籍を決意しました。
 ですから(8月末の移籍のときに)あらためて再オファーがあったわけではないです。
 フウガだとFリーグのチームとは全日本選手権で1・2試合できる程度なので
 やはりFのレベルで1シーズン27試合戦って自分のレベルアップを図りたいと思いました。
 移籍のタイミングとしてはフウガにいろんなものを背負わせてもらったのに悪かったのですが
 (今年キャプテンに就任したり移籍直後に関東リーグで首位攻防戦を控えた時だった)
 高いレベルで経験を積まなければという気持ちが勝ってしまいました。
 将来は代表なども目指していますが、まずは浦安でしっかり頑張りたいです。


 勝利した名古屋は勝点24となり首位をキープ。府中が引き分けたため勝点21で3位、大分が勝点22で2位となりました。
 次回、浦安は10月22日(土)神戸と、名古屋は23日(日)湘南とそれぞれホームで対戦します。






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