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Fリーグ2011 開幕節 7月30日 代々木第一体育館
名古屋オーシャンズ 4-3 湘南ベルマーレ フォトレポート
オーシャンアリーナカップでは圧倒的な力で優勝を手に入れた名古屋だったが、
今回は少々固さの残るリーグ開幕戦となった。
森岡がハットトリックに成功するなどポジティブな面も見られたが、
チーム全体の動きを見ると、やや大人しい印象を受けた。
期待の元ブラジル代表選手マルキーニョは、攻守に渡って貢献したものの、
攻撃に関してはやや控えめな姿勢となり、大きなインパクトを残すとまではいかず。
チームとしても、ディフェンスに荒さが見え、湘南につけこまれる場面も目立った。
対して、湘南はジオゴ、ベッチーニョをコンディション不足で欠き、
ボラもいまだベストコンディションにはほど遠いようだが、
それでも名古屋の隙を見逃さず3得点を記録。
だが、3点目をボラが決めた時点で残り時間も少なく、結果的に名古屋が逃げ切る形で決着となった。
名古屋は内容に関しては課題が残るものだったが、
徐々に調子を上げていくことを考えると、まず結果だけでも残したことは大きい。
湘南は大きな補強が話題となっているが、それだけに終わらず結果につなげることが必須条項だ。
今年こそ、湘南の海からビッグウェーブが起こることに期待したい。
名古屋の新戦力は元ブラジル代表のマルキーニョ(No.2)、ペドロコスタ(No.14)
花巻から移籍の日本代表渡邉(No.13)、フウガからの星(No.5)、サテライトからのゴレイロ石黒(No.20)
湘南は現役復帰のジオゴ、府中神戸で活躍したベッチーニョはコンディション不足で不在
マルキーニョとボラのからみ
ボラは少し太った?
9分、1-1となる同点ゴールを奪った江藤(湘南9)
3得点をあげた森岡薫、オーシャンカップから継続して身体が切れている
まだまだと言いつつ、この日も得点を挙げたマルキーニョ
ボラが1点差に追い上げるゴールを決めたときには残り1分
スコア的には接戦だったが、湘南が良かったというより名古屋が少し落としていた印象だ
Fリーグ2011 開幕節 7月30日 代々木第一体育館
エスポラーダ北海道 2-3 ステラミーゴいわて花巻 フォトレポート
ラッキーな展開で勝利したとも言える花巻だが、その姿勢はとても好感の持てるものだった。
開始1分に室田翔が先制し、まずは北海道がリードとなったが、花巻は下を向かず、
とにかく走り続けた。互いにカバーし合い、ゴールが見えたらシュートを打つ。
シンプルで身の丈にあった攻撃を重ねていった。
花巻が自ら取った得点は、4分の橋本の得点のみ。ファー詰めできれいに決めたものだった。
残りの2点はオウンゴールによるものだが、
最後まで走りきったことで、そういった点が流れ込んできた要素もあるだろう。
個人の技術では北海道に軍配が上がるが、チーム全体に気持ちが入っていた花巻が、
オーシャンアリーナでのリベンジを果たした。
負けた北海道は、見る限り仕上りはまだまだといったところだ。
戦い方は昨年と大きく変わった様子は見えないが、
鈴木、室田兄弟らを筆頭とした今季のチームは、佐々木、菅原らが牽引した時代を超えることはできるのだろうか。
花巻はこの1勝で気を抜くことなく、気持ちを持続させることが課題となる。
相根監督のもと、チーム全体は気を引き締めている様子。
このまま気を抜かず全員が走り続ければ、前評判を覆すことにつながるのかもしれない。
新キャプテン後呂(No10、後列左から3番目)のもと、結束力で戦う新生花巻
北海道の注目はどんどん頭角を現す室田祐希(No.7)19歳か
開始早々、先制点は室田翔伍(北海道15)、祐希の兄だ
4分、橋本(花巻2)の同点ゴール
花巻の新監督は相根澄、試合中もずっと選手に声を掛け続ける
日本フットサル普及の顔が花巻に新風をもたらす
5分、鈴木(北海道10)の勝ち越しゴール
まだ形にはなっていないが、とにかく花巻は走り続けた
2つのオウンゴールで2-3と逆転された北海道、残り時間2分
決死のパワープレー
新生花巻が貴重な開幕勝利でスタートを切った
涙する選手も・・・震災を乗り越えて今シーズンを戦いぬけ!花巻
第2節、名古屋はアウェーで北海道と、湘南はアウェーで大阪と
花巻はホームで浦安と8月7日(日)に対戦します。
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