フットサル観戦を楽しむ情報サイト ラブフットボールジャパン
Fリーグ2011 第14節 11月3日 府中市総合体育館
府中アスレティックFC - 名古屋オーシャンズ フォトダイジェスト
前節浦安に破れ3位に後退した府中。首位名古屋に勝点差6をつけられている。
名古屋に独走をさせない為には、なんとしても勝たなければいけない正念場の一戦。
名古屋は昨年の初黒星を府中体育館で喫している。奥行きが37m余りしかなく
本来の40mコートでの連携がしっかりしたチームほど苦手とする体育館だ。
府中は第1クールに続き名古屋戦・連勝を目指す。
先発は名古屋:北原(3)、サカイ(4)、森岡(9)、木暮(10)、GK川原(1)
府中:完山(5)、上澤(7)、ユウゴ(10)、小野(18)、GK村山(2)
序盤、府中は守備から両サイドへのフィードボールでチャンスを伺う。
ここは、そのボールが流れたが、低い位置からのカウンターを徹底。
府中のファールが多い。倒されてイエローカードをアピールする森岡。
6分、名古屋のセット替え。2ndセットはマルキーニョ、逸見、ブルノ、ペドロコスタ。
徐々に名古屋の攻撃が勝り、府中にカウンターの余地を与えなくなる。
7分、セット替えで一人残っていたサカイがまだ距離のあるところから意表をついたシュート↓
これがGK村山の手を弾き、ゴールにこぼれる。
名古屋、良い時間帯に先制。0-1
この日府中・柴田は動きが良かったが、カウンターは名古屋の守備に阻まれシュートまでは行かず。
11分には府中早くも5ファール。
名古屋は府中の個人突破には2人で囲みに行き決定機を作らせない。
一方攻撃では先制していることもありミドルシュートを中心に慎重な戦い。
渡邉は点が欲しいポイントでアクセントとして投入される。
ブルノと小山はマッチアップになることが多かったが・・・
19分、ブルノとの競り合いから小山がシュート↓
そのまま倒れこむ。
このプレーに判定は小山へのイエロー。
府中はこれで6ファール目。ファール、それもイエローカードが出るほどのプレーか?と抗議するも届かず。
これで得た第2PKをブルノが決める!
これで0-2
憮然とするユウゴ。
PKを決めた後、気持ちよく興奮してプレーするブルノ。
しかし勢いあまってダイブ(大げさに転ぶ)して逆にイエローを取られ反省するブルノ。
今期第1クールで6試合出場停止を食らっている。熱い性格がまた行き過ぎないようにしてほしい。
ここで前半終了。0-2、名古屋リードで後半へ。
現在15得点で得点王の森岡。
後半、名古屋は府中陣でボールをキープ。継続して落ち着いた戦い。
何とか打開しようとベンチで厳しい指示をする府中・伊藤監督。
反撃を仕掛けようとする府中だったが・・・
26分、上澤の裏に出た森岡(名古屋9)が中央へパス↓
木暮(名古屋10)が押し込んで名古屋3点目! 0-3
試合の流れを決定づける失点に消沈する府中
しかし2分後、ユウゴ(府中10)のミドルシュートがGK川原の脇を抜けて入る!
思いがけず入ったゴールに再び府中の気合いが入る。
ここから府中の時間帯が続く。
勢いに乗った府中。この日好調の上澤・ユウゴ・柴田・小野のセットは
名古屋に負けないフィジカルを見せ、ボールをキープ。
32分、また府中のミドルシュートが決まる。2-3.1点差に追い上げる!
0-3となった時は静かになった会場も逆転の予感に大きく盛り上がった。
しかし34分、木暮(名古屋10)が中央でボールを落とし↓
入ってきた森岡(名古屋9)がシュート↓
追い上げられた名古屋、貴重な追加点で2-4と再び突き放す
これで流れを引き戻した名古屋。
37分、タイムアウトを取った府中はパワープレーを開始
しかしボールを奪った森岡(名古屋9)がGK不在の府中ゴールにシュートを決める!
試合を決定づける5点目に喜ぶ名古屋。
さらに終了間際、リピート再生のような森岡の連続得点で駄目押し!
森岡はこの日3得点。総得点18で2位ボラに5点差をつけ得点ランキング独走!
そして試合終了! 名古屋の得点を止められなかった上澤はうずくまって動けない。
名古屋と府中は勝点差9。2位大阪にも6差をつけ、独走態勢に入りつつある。
名古屋・アジウ監督のコメント
今日は選手の姿勢をたたえたい試合でした。
府中も勝ちに来ましたが、それに負けない気持ちを表現してくれたと思います。
(パスカットされた場面も多かったが?と聞かれ)ウチも慎重に進めていたし
府中もDFからのカウンターが上手く出来ていたんじゃないかと思います。
でも後半は逆に相手に待たせてみたり駆け引きができました。
府中の攻撃をくらって追い上げられた場面もありましたが、今日は勝ちに徹しました。
名古屋・北原キャプテンのコメント
後半、3-2に追い上げられた時は完全に相手のペースになっていたので、
まずマイボールを大切に自陣でもいいから回して、それで流れを断ち切ることができました。
第1クールで負けた相手に勝とうと結果にこだわりました。これで浦安・府中にリベンジしたので、
次節、もう一つの大分にもチーム一丸となって勝ちに行きます。
府中・伊藤監督のコメント
2点目(第2PK)がすべてです!
ゲーム内容は・・・名古屋は両サイド間でボールを動かすのでそのケアと
PIVOにボールを入れさせないようにと。
後半、選手がひっくり返す雰囲気をもたらしてくれたのは収穫でした。
柴田とか今日は特に良かったと思います。
次節府中は11/11(金)ホームで神戸と、名古屋は11/13(日)ホームで大分と対戦します。
トップページへ
Copyright(C)LoveFootball.jp All rights reserved.