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  Fリーグ2011 第19節 船橋セントラル 12月11日 船橋アリーナ
  名古屋オーシャンズ - ステラミーゴいわて花巻  フォトダイジェスト
                
 前節大阪との1位2位対決を引き分けでしのぎ、首位をひた走る名古屋と最下位の花巻。
 第2クールの対戦では0-10と完敗した花巻だが、前節ようやく府中に勝ち長い連敗を脱出。
 連敗中は批判も浴びてきた花巻だが、選手たちはチーム力の向上に手ごたえを感じていた。
 この試合は前節の府中戦に続いてセントラルという舞台でそれを証明する場となった。

 東京から30分の船橋市の中心街から、また郊外の住宅地にある船橋アリーナ。
 初日の観客は1800人だったが2日目は名古屋や地元千葉県・浦安の登場もあり、2600人が訪れた。
 


 


 

 序盤、花巻はロングボールで名古屋のゴール前に迫った。
 

 しかしすぐに名古屋がペースをつかみ直す。
 

 そして9分、大きなパス回しで左サイドでフリーになったマルキーニョがロングシュートを決める。
 

 名古屋先制。1-0。
 


 

 先制点を取られすぐにタイムアウトを取った花巻。集中したプレーを継続。
 


 


 


 

 もちろん名古屋が押しているが、緊迫感のあるプレーに観客は引き込まれる。
 


 

 前半は1-0で終了。追加点は取れなかったがまだ余裕のある名古屋の選手たち。
 

 そして激闘となる後半戦が始まる。
 


 

 前半に増して名古屋の攻撃が激しい。サカイのシュートを止めるGK伊藤。
 

 花巻はゴール前に陣取りながらも一歩でも前でボールを止めようと必死のプレー。
 


 

 木暮の突破にギリギリ足を出してボールを止める清水。
 


 

 打っても打っても追加点が入らない名古屋。
 

 25分、いら立ったか?北原がラフプレーでイエローカードを受ける。
 

 花巻は身体を張って名古屋の猛攻に耐え続ける。
 

 マルキーニョは前線で動き回り花巻を翻弄するが。
 

 まだ1点差。花巻の粘りに名古屋の選手の表情が変わり始める。
 

 このマルキーニョのシュートは惜しくも枠外。
 

 すると31分、カウンターで一瞬できた名古屋の隙間から長谷川(No,9)がシュート!
 

 ゴール左隅に決まりなんと同点!
 

 どよめく場内。
 

 会場は花巻への期待感で異様な雰囲気に。
 

 残り9分。名古屋のさらなる猛攻が始まる。
 

 花巻はゴール前にくぎ付けにされるが必死に守る。
 

 どんどんと時間が過ぎていく。同点で終われるか?
 

 残り時間は4分を切った。
 

 39分、切り返しから逸見がシュート↓
 

 ゴール前にこぼれたところに入ってきたマルキーニョが意表をつくヒールシュート↓
 

 残り1分5秒!決まってしまった…
 

 どうだ!と言わんばかりに拳を上げるマルキーニョ。ここで決める。これが王者の強さか。
 


 

 残り時間をパワープレーにかけた花巻だったがサカイに裏を取られ↓
 

 森岡が決める!
 

 3-1。花巻の希望を打ち砕いた。
 

 ここで試合終了。
 

 観客に深々と頭を下げる花巻。
 

 苦しい試合を物語る名古屋のいつも以上の笑顔。
 

 得点王独走の森岡。今日も1得点でこれまで25点。2位ボラに7点差をつけた。
 

 最近の花巻は違う?噂には聞いていたが、ここまで素晴らしい戦いを見せてくれるとは…
 花巻の鬼気迫る戦いに観客は惜しみない拍手と激励を送った。
 

 花巻はそのままピッチでミーティング。この試合をまた次につなげる為に…
 

 名古屋相手といえど善戦で満足はしない。本当に選手たちは悔しそうだった。
 

 花巻・相根監督のコメント
 
 破れてしまい残念です。今日は第1クールから続けている「ボールをつなぐ」ことに加えて
 早くボールを動かそうとやってきました。自分たちが思っていた以上にそれが上手く行きましたし、
 前節の府中戦の勝利が自信となって良い効果を生んでいると思います。

 キャプテン後呂選手のコメント
 いつも言っていることですが、連敗していても僕たちはその負けを
 簡単に受け入れていないですし、日々一つでも勝ちたいと思って練習しています。
 前節、府中に開幕戦以来勝ちましたが、この勝ちと開幕戦の勝ちは全く違うと思っていて
 開幕戦は勢いでたまたま勝てた試合でしたが、前節は府中に実力で勝ったと思っています。
 今日も名古屋相手ですが、いまロッカーで少し選手たちと話しましたが
 善戦で良かったと思っている選手は一人もいないですし
 今後残り8試合、一つでも多く勝てるように挑んでいきます。


 名古屋・アジウ監督のコメント
 
 今日は本当に最後まで苦しい試合で私たちにとっても学ぶところの多い試合でした。
 ピッチが滑りにくい(ボールが転がりにくい)のに少し苦労したこともありましたが、
 相手の気迫に合わせてしまって、少し慌ててしまった部分があります。
 落ち着いてやれば勝てると、終盤冷静に試合を運べたことが勝ちきれた理由だと思います。

 キャプテン北原選手のコメント
 前回大阪に引き分けて大阪の自力優勝を消したことで優勝に近づくことが出来ました。、
 だからこそ第3クールの最初のこの試合に対しても、気持ちを入れ直して行こうと話し合っていました。
 まったく油断はなかったんですが、それ以上に花巻の気迫が勝っていたのだと思います。

 
   ようやく結果が見え始めた花巻。しかしまだ2勝。残り試合で弱小チームの
   イメージを変えることができるか?今後の花巻の動向に注目したい。


  次節12/18(日)、名古屋はホームで町田と、花巻はホームで大分と対戦します。




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