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　 関東リーグ2011　1部 第2節　6月18日　墨田区総合体育館
　 コロナFC権田 3-8 ファイルフォックス府中 　　フォトレポート
　　　　　　　　　　　　　　　　
　前節、大差でアルティスタに敗れたコロナFC権田。今節こそ勝利を得たいところだったが、
　その思いは空回りしてしまった。主導権はファイルが持ち、展開は最後まで変わらず、
　試合は、ファイルの独壇場と化してしまった。

　フィジカルとテクニックを併せ持つファイルに翻弄された権田は、前半だけで
　いきなり３失点。その後一旦は２点を返すも、勢いはそこで止まってしまう。
　権田は前半こそシュートも多く気を吐いていたが、後半は一気に失速。
　ファイルを追うことに力を費やし、終わってみれば３対８と、またもや大差での敗戦となってしまった。

　　06分　ファイルフォックス　　三木　　
　　08分　ファイルフォックス　　吉成　　
　　13分　ファイルフォックス　　曽根　　
　　14分　コロナFC権田　　大場　　
　　16分　コロナFC権田　　矢嶋　　
　　19分　ファイルフォックス　　吉成　　 前半終了時 2-4
　　21分　ファイルフォックス　　望月　
　　31分　コロナFC権田　　飯塚　　
　　34分　ファイルフォックス　　曽根　　
　　35分　ファイルフォックス　　高橋　
　　36分　ファイルフォックス　　長尾　 試合終了時 3-8

　ファイルはプレスをかけられた状態でも、落ち着いてボールをキープすることができ、
　そこから幅広く展開することができていた。
　難波田、吉成といったファイルを築いてきたベテランの能力も健在だが、
　曽根、長尾といった若い選手たちの力がそこにうまくマッチし、終止ゲームを支配。
　特定の選手だけでなく、多くの選手がゴールを記録したことがそれを物語っている。

　今年のファイルは強い。昨季の全日本で実った自信と、選手達の能力は、
　この２節で高いパフォーマンスを作り出している。 　対して、権田はまだ結果を出すことができていない。
　苦しい状況下、大場の振うタクトはどこで結果を生むのか、次こそは、今季初勝利といきたいところだ。

　ずっとトレーナーを兼任してチームを支えてきたファイル田代(No.14)は関東リーグ初出場
　


　


　

　Fリーグ大阪からファイルフォックスに復帰した吉成。
　開幕戦では吉成のチームか、と感じるほど存在感があった。
　この試合でも2得点するなどイキイキとプレーしている。
　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　

　曽根(ファイル19)は相手をかわす瞬間的な動きとシュート力が素晴らしく絶好調だ
　


　


　


　


　


　


　

　いつも勝利後にはカメラにピースをしてくれる安藤・長尾・曽根選手、とスキマから吉成選手
　


　カフリンガ東久留米 7-4 ブラックショーツ 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　開幕戦で柏に大苦戦したカフリンガとアルティスタに大敗したブラックショーツ。
　序盤攻勢をかけ先制したのはブラックショーツだったが、その後、カフリンガが個の力で
　前半のうちに４－３と試合をひっくり返し、終盤には余裕を持っての勝利となった。

　 3分 ブラックショーツ　　木村
　 9分 カフリンガ東久留米　　オウンゴール
　 10分 カフリンガ東久留米　　小出
　 11分 カフリンガ東久留米　　鰐渕
　 11分 ブラックショーツ　　木村
　 13分 ブラックショーツ　　田口
　 19分 カフリンガ東久留米　　鰐渕　　前半終了時 4-3
　 35分 カフリンガ東久留米　　安藤
　 37分 カフリンガ東久留米　　垣本 (第2PK)
　 39分 ブラックショーツ　　飯田
　 39分 カフリンガ東久留米　　安藤　　試合終了時 7-4

　ブラックショーツはまだチーム全体に覇気がなく、
　前半オウンゴールから立て続けに３点を失った場面もあり、
　集中したディフェンスを見せることができなかった。
　昨季得点王の高橋や、飯田、村田など魅力ある戦力は多いが、
　残念ながら、ここまでは苦戦を強いられている。

　カフリンガは７得点と高い攻撃力を発揮したが、カウンターから
　ゴール前での巧みなシュートがほとんどで、個人能力に頼る部分が多かった。
　全体としては連携のミスや、連動性がまだ不十分で
　個性の強い選手達が揃っているだけに、それをどう生かすかが、これからの勝利の鍵となりそうだ。
　
　元湘南のシニーニャ
　

　こちらも元湘南のカフリンガ関(No.20)。序盤はブラックショーツがゴール前に迫っていた･･･
　


　


　

　この日2得点のブラックショーツ木村
　


　

　元花巻の肥沼。この2節では失点して悔しがる場面が多く見られる。
　本来のパフォーマンスからすると、まだ関東リーグのボールの動きに慣れていないようだ。
　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　


　

　チーム代表の垣本右近、超個性派軍団となったカフリンガの要だ。
　


　


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