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　 関東リーグ2011　1部 第12節　9月24日　墨田区総合体育館
　 柏イーグルス TOR'82 １−１ ファイルフォックス府中 　　フォトダイジェスト
　　　　　　　　　　　　　　　　
　12節初戦となるこの試合。ファイル、柏ともに、この時点で勝ち点18の2位。
　この試合に勝利したチームが、首位に立つフウガを追いつめることになる。
　戦力ではファイルが上だが、柏も幾多の強豪を苦しませてきた。
　勢いは前期ほどではないが、やるべきことをブレずにやり通しており、未だ大きく調子を落としているわけではない。
　リーグ終盤、技術や能力の他、ここからは気力が勝るチームが有利だ。
　首位へ手が届く寸前、どちらも勝ち点3しか狙いはない。どちらがより、気持ちの力を土壇場で発揮出来るか。

　試合を追う毎に、高い団結力を取り戻しているファイル。
　

　若干失速気味なのは否めないが、ここで気持ちの強さを見せたい柏。
　


　

　前半は攻守ともにファイルのペース。しっかりとパスを回し、ゲームを作る。
　


　

　柏も慎重にディフェンス、いつも通り、ぴったりと相手についていく。
　

　だが2分、裏へ抜け出したファイル曽根（No.19）が、華麗なループシュート!
　


　

　これが決まってファイル先制! チーム全体を見ても悪くない雰囲気だ。
　

　早い段階で、攻撃へ出ざるを得なくなった柏。西形（No.6）がドリブルで攻め込む。
　


　

　11分、カウンターから、素早くスルーパスを繰り出す柏・植崎（No.８）。ファイルをひやっとさせる。
　


　

　有利な立場のファイルは、冷静にディフェンス。柏は攻め込みづらそうだ。
　


　


　

　難波田（No.6）のシュート。柏は必死に守るが、流れを掴むことは出来ない。
　

　

　

　

　柏の大砲、特手（No.10）も、ここまで大きな活躍は見せない。やはり先制されてからの展開は難しそうだ。
　


　

　17分、柏・大竹（No.14）がカウンターからシュート。枠に行っているが、惜しくも弾かれる
　

　力強いフィジカルを見せつける難波田（No.6） 気合いはいつも以上。
　


　


　


　

　ここで前半終了。0-1でファイルがリードを保ったまま、試合は後半へ。
　


　

　後半立ち上がり、勢いのいい攻撃を見せる荻窪（No.10） もう１点追加したい。
　


　

　後半ポゼッションは高いが、ここぞというチャンスを作れていない柏。キープして耐える上福元（No.19）
　

　激しいプレスをかける吉成（No.11）　相手のミスを誘う。
　


　


　

　柏はファイルのディフェンスに押され、決定機を迎えないまま、時間だけが過ぎていく…
　


　

　自陣ゴール近くでファイル曽根のボールをカットする柏風間（No.3）　気を抜く暇はない。
　


　


　

　後半15分、タイムアウト。勝利を願うファイルサポーターの応援が会場にこだまする。
　

　ファイル有利が終止変わらず、0-1のまま勝利かと思われたが…。
　

　後半17分、柏コーナーキックから、中央で待っていた大竹（No.14）が決めて同点に！
　

　待望の得点に、興奮の表情の大竹
　

　1-1で残り3分、一気に試合が激化する。
　

　体を張ってボールを止める吉成（No.11）
　

　

　前線への浮き球に、荻窪（No.10）が頭で合わせようとするも、頭上を超えてしまう。
　

　

　攻撃の要、吉成（No.11）が強烈なシュートを放つも…。
　

　これは決まらず悔しそうな表情…。
　

　そして試合終了！ 勝者決まらず、１−１の引き分けに。
　

　

　

　なんとか追いついたものの、苦しい展開を打破しきれなかった柏。
　

　あと一歩まで柏を封じ込めたファイルだったが、詰めが甘かった。この勝点1は痛い。
　


　　　首位フウガを追うべき柏とファイルは痛すぎる引き分けで勝点19。
　　　中断期間を挟んで残り2節。
　　　逆転優勝にはフウガが1分1敗しなければならず、厳しい状況に追い込まれたが
　　　フウガの相手も強豪ゾットとカフリンガ。柏とファイルも連勝すれば可能性はある。
　　　柏の次節の相手はアルティスタ。ファイルの相手はブラックショーツだ。


　　第13節は12月11日(日)、寒川総合体育館で開催されます。 日程の詳細はこちら


　


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