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関東リーグ2011 1部 第14節 12月17日 墨田区総合体育館
ゾット早稲田 4−2 コロナFC/権田 フォトレポート
最終節第1試合は、4位ゾット対7位コロナの対戦。コロナは勝てば7位(2部との入替戦)を確保できるが
負ければ最下位(自動降格)の可能性があり、絶対に負けられない。一方のゾットも勝てば2位になる可能性がある。
2位には地域チャンピオンズリーグの出場権が与えられるため、こちらもモチベーションは十分。
最後の試合は、技術より結果への執着が強い方が勝つもの。果たして、結果を残すのはどちらか。
より強い執着をまず見せたのはコロナだった。
4分、敵陣でボールを持った竹松が、強烈なミドルシュートで得点。勢いよく先制点をあげゾットを牽制する。
しかし、まったく焦らないゾット。コロナのプレスを冷静にかわし、一気にゴールへ襲いかかる。
10分、ゾット米谷がゴール前へ抜け出して、ボールを流し込む。試合を振り出しに戻すと、さらに勢いづくゾット。
14分、ハーフ付近から、小笹、ドウグラス、ゴール前の荒木へとボールが渡り、荒木がヒールで押し込んで逆転。2−1。
さらに、1分後には自陣から再び荒木が疾走。ドリブルで敵陣まで侵入し、その勢いのままシュートを
決めて3−1とさらにコロナを引き離す。前半はゾットが見事なたたみ掛けで逆転し、試合を折り返した。
後半、なんとか追いつきたいコロナ。テクニックのある飯塚がゴール前で個人技で相手をかわし
チャンスを作るなど奮闘を見せるが、なかなか得点までたどり着かない。
試合終了まで残り7分。コロナは大型の中川をゴレイロにしてパワープレーを開始。しかし、それでも
シュートはゴールへ届かない。煮え切らない展開が続き、時間は刻々と過ぎていく。
残り1分、逆にゾット小笹がパワープレー返し。冷静にシュートを決めて4−1とし、コロナの希望を打ち砕いた。
残り時間でコロナも梅木がパワープレーからゴール前へ滑り込み、なんとかボールを押し込んで1点を返すが、
無情にも試合終了のホイッスル。
ゾットはこれで第7節以降、6勝1敗1分。見事な後半戦の戦いで2位に可能性を残した。
コロナは意地を見せられず敗退。第2試合のアルティスタの結果次第で自動降格となる。厳しい終演となった。
開幕に失敗し、最初の一勝まで5節掛かったゾット。後半の巻き返しは凄かった。最後も勝利で締められるか?
昨年は最後まで優勝争いに絡み3位だったコロナ。今年は降格争い。苦しい戦いが続く。
相手のプレスを回避し、ゴール前へ迫るゾット。
コロナも中川(No.17)を中心に、ゾットを追いつめる。
先制点はコロナ。4分、竹松(No.12)のミドルシュートがズドンど決まる。
朏島慎(No.7)がルーレット。相手の虚を突く。
10分。米谷(No,22)が1点を返して1ー1。試合は振り出しへ。
試合はゾットペースで続く。
14分には見事なパスワークから荒木(No.4)がヒールで流し込み、逆転!
さらに1分後、再び荒木(No.4)が今度はドリブルからきれいフィニッシュまで決め、3−1。
負ければ自動降格が・・・コロナに不安がよぎる。
前半から、早い段階でパワープレーに出るコロナ。ゴレイロは山村(No.14)。
得点は動かず、3−1、ゾットリードで後半へ。
スコアは動かず拮抗状態の中で、コロナ飯塚(No.5)が度々チャンスを作るが・・・
攻めてがないコロナ。カウンターから持ち込みたいが、上手くいかない。
33分、ここで、再びコロナがパワープレー開始。ゴレイロはシュート力のある中川(No.17)
集中したディフェンスを見せるゾット。ゴールを割らせない。
残り1分、ここでコロナのボールを奪った小笹がシュート。
無人のゴールへボールは転がり、4−1!試合を決定づける。
残り1分をきった所で、コロナ梅木(No.27)が1点を返すが、歓喜はない。
試合終了!4−2でゾットが勝利。コロナは7位を確保できず。
ショックを隠せない選手に声を掛ける大場監督。
コロナの降格は第2試合のアルティスタの結果待ち。
最終戦をしっかり勝利で収めたゾットは、地域CLへの可能性を残した。あとは、2位3位チームの結果を待つのみ。
2位を狙うゾットと降格のかかるコロナ。両者の運命を握る第2試合ファイルフォックス対アルティスタ戦は
互いの決意が前面に出た今期最高のシーソーゲームとなりました。レポートをお待ちください。
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