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関東リーグ 1部 第5節 7月16日 東久留米スポーツセンター
ブラックショーツ 0-5 柏イーグルス フォトレポート
ここまで2勝1敗1分と波に乗る柏と、連敗スタートから3,4節を勝利し、徐々に復調を見せているブラックショーツ。
両者ともに、より勢いを高めるべくして試合へ臨んだが、思った以上に差が表れてしまった。
試合開始58秒、柏の高村が、キックインからシュートを放ってこれがゴール。
いきなり先制点を挙げる。ここまでの試合と同じく、ゴールへの高い嗅覚を見せつけた柏。
その後はブラックショーツがゲームをコントロールしていく。
田口、永里らが積極的にシュートを放っていくなど攻撃的にゲームを進めていたが、
焦りからか、19分に6つ目のファウルを犯してしまう。
柏の第2PKとなり、これを上福元が決めて0-2。
結果的に、前半は柏がリードしてハーフタイム。
後半も前半と同じく、ブラックショーツがボールの主導権を握りはするが、
それでも流れは柏のものだった。
22分に、風間からのロングパスを大竹がアウトサイドでダイレクトシュート。これが決まり3点目。
この後も、終止攻撃的な姿勢を見せ、多くのシュートを放っていくブラックショーツだが、
なぜかこの日はゴールを奪える怖さがない。
それを尻目に、31分には特手が、36分には再び上福元がゴールを決めて、
終わってみれば0-5と、大差で柏が勝利することとなった。
柏は総合力で言えば、決して関東1部で抜けているということはない。
だが、柏の大きな武器はゴールを前にした時の得点への嗅覚だ。
集中したディフェンスと、カウンターからズドンと決める得点力。一瞬の爆発力が今、光っている。
これで柏は暫定首位。毎年、昇格したチームは勢いにのって上位に駆け上っているが、
柏もその流れに乗っていくことができるのか。今後も目が離せない、台風の目だ。
関東リーグ 1部 第5節 7月16日 東久留米スポーツセンター
ゾット早稲田 2-1 コロナFC権田 フォトレポート
ここまで4連敗で最下位のコロナFC権田と2分2敗で7位のゾット。
互いに勝ち星がないまま迎えた第5節。
だからこそ、この試合は結果がなによりも重視された試合となった。
試合は、5分にゾット米谷がボールをカットされ、そこからのカウンターでコロナ竹松が先制点を奪う。
ゾットは今季開幕から、3試合連続で先制点を相手に奪われてしまっている。今回もその悪循環が持続されてしまった。
だが、14分にはゾットが相手ゴール近くでFKを得ると、これをサインプレーから荒木が決めて同点。
15分には、ゾット小笹が前線で受けたパスをボレーシュート。
これが決まって2対1と、前半のうちに逆転まで持ち込んだ。
後半は互いにチャンスを作り出すも、初勝利を狙うチーム同士の
重い雰囲気がゲームにも現れ、ゴールを揺らすまでには至らず。
ゾット荒木が味方選手との接触により流血して一時試合が中断するなどハプニングも起きたが、
スコアは変わらずにこのまま試合は終了。ゾットが5戦目にして、ようやく初勝利を手にした。
ゾットは守備を信条にしながらも、今季は失点に悩まされてきた。
今回も先制点を与えてしまったことが悔やまれるが、ここまで毎試合続くのを見ると、
これは精神状態の影響が大きかったのだろう。
この勝利で、負のスパイラルからはなんとか抜け出せた格好だ。
これが次節、フウガを相手に結果を出すことができれば、徐々に成績も上ってくるはずだ。
コロナはいまだに解決策を見いだせてない様子。
これで7節終了時の4位までに与えられる全日本選手権のシード権の可能性も完全になくなってしまった。
積極的な前プレや、若手、ベテランのバランスの取れた活躍は、今期は影を落としてしまっている。
試合に入る前の様子を見ると、チーム状況は決して悪いようには見えない。
戦術なのか、メンタルなのか。
いずれにしても、早い段階でなんらかの「ズレ」を修正することが先決だ。
第6節は8月6日(土)、取手グリーンスポーツセンターで11:00開始です。 日程の詳細はこちら
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