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  関東リーグ2011 1部 第6節 8月6日 取手グリーンスポーツセンター
 ファイルフォックス府中 2−2 ブラックショーツ   フォトレポート
                
 関東リーグ1部第6節。第1試合はファイル対ブラックショーツ(以下BS)。
 全14節の関東リーグは、7節終了時の4位までが全日本選手権でシード権(都県予選免除)を獲得する。
 各チームともリーグ戦の順位のほかに、前半の目標としてまずシード権獲得を目指している。
 ファイルは勝点9で現在4位。上位に引き離されない為にも、シード権を取る為にも、もう一勝を挙げておきたい。
 BSは勝ち点6で6位。ここで直接4位のファイルフォックスに勝てば自力でのシード権獲得も見えてくる。

 ファイルは難波田が累積によって欠場も、攻撃の要である吉成(No.11)が復帰。
 


 

 試合は開始直後にゴレイロ遠藤(No.12)がケガで離脱するハプニングもあり、立ち上がりからぎこちないファイル。
 BSが攻撃の主導権を握り、ファイルは簡単に裏をとられてしまう場面が目立つ。
 8分、安定しないディフェンスの隙をついたBSは、コーナーキックからの連携で岡花(No.18)がゴールを決める。
 その後もBSは積極的に前からプレスをかけていき、ファイルはうまくペースを握ることができず0-1のまま後半へ。

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

 ハーフタイムで一息つき、意識が統一されたのか、後半立ち上がりはファイルが攻め立てる。
 ファイルはスピードに乗った攻撃が特徴だが、前線にはキープ力のある大柄なピヴォもいる。
 そんなタイプである佐藤(No.21)が24分、コーナーキックからゴール前の混戦を制し、ゴールに押し込んで同点!
 さらに1分後、BSゴール前でFKを得ると、
 これをサインプレーから右ファーポスト近くに構えていた吉成が決め2−1と逆転する。

 逆転を許したBSも決して動きは悪くなってはいない。その姿勢は28分にチャンスを生む。
 右コーナーキックを得ると、逆サイドへのパスを田口(No.10)がボレー気味に蹴り込んでゴール。
 これで2-2とまたも同点。ここから両者プレーも熱くなり始め、フィジカルコンタクトも強くなるが、
 このまま得点は生まれずに試合は終了。勝ち点1を分け合うこととなった。

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

 試合後、転勤の為、今節でBSを離れる会田選手(No.3)を胴上げ。お疲れさまでした!!
 


 

 BSは試合内容は悪くなく、調子も上向きになっている印象を受ける。
 飯田(No.1)を中心に回りもよく動き、今回もファイルをあと一歩まで追いつめた。
 ただ結果引き分けたことで、全日本のシード獲得には次節アルティスタとの対戦に勝った上に
 ファイルかカフリンガが負けて得失点差勝負に持ち込まねばならず厳しい状況だ。

 ファイルは難波田がいなかった為か、序盤ではディフェンスに難が見えた。
 後半ではうまく修正してきたものの、開幕当初の好調からすると前節ではアルティスタに大敗し
 今回も引き分けと、納得しがたい結果が続いている。
 次節は好調柏イーグルス戦。引き分け以上で全日本シードを自力で勝ち取れるが、
 それを期に調子を戻していきたいところだ。




  関東リーグ2011 1部 第6節 8月6日 取手グリーンスポーツセンター
 カフリンガ東久留米 1−3 コロナフットボールクラブ権田   フォトレポート
                
 この日の2週間前にオーシャンアリーナカップ出場も果たしたカフリンガはこの時点で勝点10の2位タイ。
 メンバーが大幅に入れ替わり、開幕当初「連携はこれから」としていたが上々の序盤戦だ。
 一方ここまで6連敗で不調から抜け出すことの出来ないコロナ。
 カフリンガ相手に苦戦を強いられるのは必死と思われた。
 だがふたを開けてみれば、予想に反してコロナがカフリンガを押す展開となっていく。

 

 ケガで長期離脱していたエース格の坂本(No.30)が開幕戦以来の出場
 

 互いに出だしは大きなリスクをかけず拮抗していたが、
 5分、コロナ梅木(No.27)が前線へパスを送ると、ゴール近くで朏島慎(No.10)がスルー。
 これにゴレイロ肥沼は虚をつかれてしまいゴールイン! コロナが先制。

 カフリンガは個人能力が高く、一見押し気味の印象を受けるが
 個々が独立して動いており、チームとして連動しきれずなかなかチャンスが生まれない。
 対してマイペースで試合を進めるコロナは、10分にも左コーナーキックから飯塚(No.5)が押し込んで追加点。
 これで危機感の生まれたカフリンガも、素早いカウンターから得点を奪おうとするが
 フィニッシュまでには遠く、コロナが2点リードのまま前半は終了した。

 


 


 


 


 


 


 


 


 

 後半は、カフリンガが意地を見せ、22分、右サイドでボールを受けた垣本(No.19)がドリブルで縦へ疾走。
 ディフェンスを引き連れたまま、不安定な体勢でシュートし、ゴールを決める。
 カフリンガの象徴垣本が、いかにも彼らしいゴールで1点を得た。
 ここからカフリンガは連携も良くなり度々フィニッシュへ持っていくが、次のゴールを奪ったのはコロナ。
 31分、中央ゴール前から出されたパスを、秋山(No.28)がヘッドで合わせ、これがきれいに決まって3点目。
 カフリンガは坂本(No.30)が前線でキープはできるがなかなかゴールへはつながらず、
 スコアが動かないまま試合終了のブザー。1-3でコロナが今季初勝利を手にした。

 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

 やっと今季初勝利を手にしたコロナ。カフリンガという強敵相手に、自分たちのペースを乱さずに試合を制した。
 まだ試合内容は良いとは言えないが、この勝利を機に勢いに乗ることができるか。

 カフリンガは意思の疎通が完全ではない場面が何度か見られ、高い攻撃力を発揮することができなかった。
 この敗戦で次のゾット戦に負けると全日本シード権を確保できない可能性があるが、
 次節8/20は、めっぽう強いホーム東久留米での開催だけに、勝って再び首位争いに加わりたいところだ。



  第7節は8月20日(土)、東久留米スポーツセンターで11:00開始です。 日程の詳細はこちら





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