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  関東リーグ2011 1部 第10節 9月10日 墨田区総合体育館
  コロナFC権田 7-2 柏イーグルスTOR'82   フォトレポート
                
 前節、2位フウガとの直接対決を引き分けで終え、首位を守った柏イーグルス。
 優勝に現実味が出てきたが、これまで無欲で良い結果が出ていただけに
 意識してプレーが変わることが懸念される。一方のコロナは最下位だがここ4試合負けなし。
 そして下位には負けるが上位に強い傾向がある。番狂わせの条件が揃った試合だった。

 


 


 

 <前半> 試合は序盤からコロナペース。柏はいつも通り守ってカウンター狙い。
 いつもならボールを奪ってゴール前まで一気に駆け上がる柏だが
 この日はコロナが無理に仕掛けずボールを中盤でまわし、柏にカウンターの機会を与えない。
 やや停滞した試合が続いたが残り5分、シュートの跳ね返りを朏島賢佑(No.7)が押し込んでコロナが先制。
 前半、コロナの作戦にハマった柏のシュートは2本。1-0で後半へ。
 
 


 


 


 

 15分、波状攻撃から朏島賢佑(コロナ7)が落ち着いて決めコロナ先制
 


 


 

 柏はいつもと違う試合展開に戸惑う
 


 

 <後半> このままではいけないと攻めに出る柏。
 3分、中田のシュートをゴール前で特手がコースを変え1-1の同点に追いつく。
 しかも直後にPKを得た柏。これを決めて逆転かと思われたがキーパーがナイスセーブ。
 すると、すぐ後の4分、攻める柏の裏を取ってコロナ小山田が勝ち越しゴールを決め2-1。

 この日のコロナは中盤での落ち着いたボール回しに加え
 柏得意の早いファー詰めを読んでクロスボールを途中でカットするなど、柏の決定力を出させない。
 8分にまたカウンターから朏島慎吾(No.10)が決めて3-1とするとコロナ有利が明確に。

 焦りの見え始めた柏は12分にはゴール前のハンドで国本(No.5)がレッドカード。
 そこで得たPKを斉藤が決め4-1。こうなると柏は攻めるしかなく、ますます本来の堅守速攻が出せず
 逆にコロナのカウンターに次々と失点。第2PKで1点を返したものの、
 なんと堅守・柏が7-2という大量失点で最下位コロナに敗れる波乱となった。

 後半開始前の円陣。やっぱりこの日のコロナは余裕がある・・・?
 

 エース特手(柏10)には激しいチェックをかけるコロナ
 


 

 後半3分、しかし厳しいマークの中、中田(柏36)のシュートをコースを変えてゴールに流しこむ特手
 

 1-1の同点。さすが首位チームのエース、逆境でも持ち味を出す
 

 しかし直後の4分にカウンターから小山田(コロナ23)が勝ち越し点。この点が大きかった。
 


 


 


 


 


 

 8分、朏島慎吾(コロナ10)の得点で3-1。試合の流れを決定づける。
 


 


 


 


 

 12分、ハンドで得たPKを叩き込む斉藤(コロナ3)
 


 


 


 


 

 16分、柏も第2PKで1点を返すが・・・
 


 


 


 


 


 

 中田(柏36)のクロスに詰める特手(柏10)。これまでなら決めてきた場面だがゴールが入らない
 

 18分、山村の駄目押し点、6-2
 


 


 

 19分、さらに拝島の得点、お祭り状態のコロナ
 

 7-2、コロナ、快心の勝利
 

 持ち味を一切出せず、柏は開幕戦以来の敗戦・・・
 


 

 コロナのGK田澤は転勤でチームを離れる。首位に一泡吹かせ有終の美を飾った。
 

 田澤選手、お疲れ様でした。柏を研究していたというコロナは狙い通りの見事な勝利でした。
 


  このあと行われた柏と勝点で並ぶフウガの対戦、フウガ東京vsファイルフォックスのダイジェストはこちら


  柏は次節、連勝で優勝戦線に上がってきた絶好調4位ゾットと対戦。
  第11節は9月17日(土)、取手グリーンスポーツセンターで11:00開始です。 日程の詳細はこちら





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