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　 全日本選手権　関東大会　第1日目　前橋市民体育館　1月14日

　全日本選手権の関東大会は各都県代表と関東リーグ前期上位チームが参加し、全16チームのトーナメントで行われる。
　全国大会への参加枠は３つ。1日目の1月14日は8チームが参加し、1回戦4試合とそこを勝ち抜いたチーム同士で準々決勝。
　2日目の1月21日も残り8チームで準々決勝まで行われ、1日目2日目を勝ち抜いた4チームが1月29日の決勝日に出場枠を争う。
　
　1回戦 　 デルソーレ中野　-　カフリンガ東久留米 　　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　1日目第4試合は東京大会で優勝したデルソーレ中野と関東リーグシードのカフリンガ東久留米の対戦。
　デルソーレは関東リーグ2部で2位となり2月12日の入替戦に勝てば1部に昇格する。
　カフリンガとの対戦は入替戦、そして1部チームとの差を測る試金石ともなるだけにその意味でも注目の一戦。
　 　
　

　開始1分、いきなりデルソーレが先制！垂脇(No.14)が切り替えして放ったシュートがゴールに突き刺さる。
　

　強豪カフリンガ相手の先制に声を上げるデルソーレ。
　

　いきなり点を取られたカフリンガは慌てなないように慎重にプレーするが。
　

　デルソーレは継続して攻撃を仕掛ける。序盤はデルソーレペース。
　


　

　いつも熱心なデルソーレサポーター。遠く前橋にも大勢訪れた。
　


　

　7分、デルソーレ岡野(No.9)が胸トラップから↓
　

　反転してシュート！
　

　これが決まってデルソーレ2点目！
　

　まだ序盤だが勝利への手ごたえを感じる大きな追加点。
　

　勢いに乗るデルソーレ。
　

　たまらずカフリンガはタイムアウト。大人のチーム、カフリンガはここから反撃に転じる。
　

　カフリンガ菊池(No.3)がゴール前に入り込みシュート。
　


　

　ここから一進一退の攻防。デルソーレにはファールの溜まる激しい試合となる。
　

　2点を取られたカフリンガGK肥沼もこれ以上点をやるかと身体を張る。
　


　

　16分、カフリンガに第2PK！
　

　垣本右近(No.19)のシュートは惜しくも外れる。
　


　

　続く17分、もう一度第2PK。キッカーは安藤(No.2)。
　

　今度は決まって２－１！試合の流れは完全に引き戻した。
　

　デルソーレは引き続き激しく攻めるが・・・
　

　戦い方に慣れてきたカフリンガが落ち着いて対処。
　


　

　前半は２－1で終了する。
　

　先制の2得点から反撃されカフリンガペースになりつつある。デルソーレは後半に向け作戦を練り直す。
　

　後半開始。
　

　24分、カフリンガ、左コーナーキックから逆サイドの菊池(No.3)がダイレクトボレー！
　

　見事に決まって同点に追いつく！２－２。
　


　


　

　さらに30分、再び左キックインから菊池がトラップして↓
　

　角度のないところからシュートを決める！
　

　２－３。カフリンガ、逆転に成功！
　

　逆転されたデルソーレ。打開が出来ず苦しい時間が続く。
　


　

　しかし、35分、中央でボールを奪った碓井(No.25)が単独で駆け上がりゴール右隅にシュートを決める！
　

　劣勢を跳ね返す同点弾！大興奮の碓井！これで３－３。
　

　同点で終われば結果の見えないPK戦。カフリンガも再度リスクを犯し点を取りにいく。
　

　両チーム、気持ちの入った攻防が続くなか・・・
　

　37分、中央でボールを受けた垣本(No.19)が反転して放ったシュートが
　ディフェンスに当たりキーパーの頭を超えてゴールイン！
　

　やはり持っている男、垣本！値千金の勝ち越しゴール！
　

　残り時間わずか。ピッチぎりぎりで声援を送る両チーム。
　

　最後のデルソーレの攻撃も得点を奪えず。
　

　３－４でタイムアップ。カフリンガの逆転勝利！
　

　すばらしい競り合いの好ゲーム。しかし明暗の分かれる結果となった。
　


　

　全国大会を本気で目指していたデルソーレ。悔し涙を流す。
　

　カフリンガは1回戦突破。この後の第6試合でコロナと準々決勝を争う。
　


　　1日目の準々決勝、柏イーグルスvsクラウド、コロナvsカフリンガを次回掲載します。




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