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　　関東リーグ2013　第16節 12月14日　ウイングハット春日部
　　
　　　カフリンガ東久留米　vs　ファイルフォックス府中 　

　　ともに勝点22。2位で並ぶカフリンガとファイルフォックスの直接対決。

一時期は怪我や地方への移籍などでセカンドセットが組めないほど苦しいメンバー事情だったファイルフォックス。
いまは瀬戸の復帰などもあり万全の体制に戻った。大事な上位対決を前に気持ちを一つにする。




試合が始まる。立ち上がりからガンガン行く両チーム。




2分、ファイルカウンターで左の瀬戸(ファイル2)から右の吉成(ファイル11)へ↓


さらにゴール前への返しを瀬戸がスライディングで押し込む！






ファイルがベテラン二人の大きなワンツーで先制。0-1。






先制して勢いに乗るファイルの動きがいい。


4分、再びファイルのショートカウンター。徳嶽(ファイル7)が引きつけて中央へ転がし↓


駆け上がった田村(ファイル6)がゴールへ蹴りこむ！


ファイルが早くも2点目。0-2。絶好の立ち上がり！




田村は怪我の影響はもう感じない。


これ以上引き離されてはいけない。カフリンガの集中力が高まる。


6分、右サイド際の小出(カフリンガ12)からの浮き玉パスを垣本(カフリンガ19)が巧みに押し込む。








カフリンガが1点返す。1-2。まだリードを許しているだけに冷静な垣本。






さらにカフリンガの惜しい攻撃。




今度はファイル瀬戸の惜しいミドルシュート。


チャンスの応酬。次の得点はどちらか？












14分、カフリンガキックインから垣本がミドルシュートをファーサイドに決める。






立ち上がりすぐに2点先制されどうなるかと思ったが、これで2-2。カフリンガが同点に追いついた。


高い技術のプレーで2得点の垣本。さすがの存在感を見せる。


この後も両者にチャンスがあったが、2-2のまま前半を終える。






名門同士。実力伯仲の好ゲームは後半へ。


沢山集まったサポーターの声援に答えるカフリンガGK竹井。


後半開始40秒、カフリンガ小仲が左を上がりゴール前へ折り返すと↓
　

右で待つ早川(カフリンガ16)がゴール左へシュートを決める。


3-2、後半最初の得点はカフリンガ。逆転に成功！




今度は追う立場になったファイルが攻める。


25分、杉本(ファイル23．カフリンガ19の向こう)が中央から左、さらに中央に切り返してシュート↓


低い弾道でゴール右隅に突き刺さる！


3-3、再び同点。これぞシーソーゲーム。




引き続き攻めるファイル。左からのコーナーキックはゴール前を横切る。




今度はカフリンガのカウンター。喜平(カフリンガ7)のシュートはゴール左。




28分、左サイド三木(ファイル18)が突破し速いクロスを入れ↓


瀬戸(ファイル2)がコースを変えてゴールへ流し込む。


ファイルが再逆転。3-4。三木を指さし称える瀬戸。




しかしまだシーソーゲームは続く。直後カフリンガのフリーキック。早川(カフリンガ16)が構えて↓


打つと見せかけて右へ走りチョン出しからシュートを放つ。




4-4、三たび同点。早川連続ゴールで今期12点目。




先の読めない白熱のゲームは続く。次の得点はどちらか？




31分、ファイルの左コーナーキック。ゴール前への速いパスを藤本(ファイル9)が体を投げ出してゴールへ流し込む！




またまたファイルが勝ち越し。4-5。凄い点の取り合い。


興奮に包まれるファイルベンチ。


しかしまだ時間はある。この先どうなるか。


祈るカフリンガマネージャー。


激しいボールの奪い合いが続く。






ファイル追加点ならず。


カフリンガも同点ならず。


4-5のまま時間が過ぎる。








ついに終了間際、カフリンガのシュートは枠の上へ。


ここでタイムアップ。ファイルが大熱戦を制する！あまりの激しいゲームに喜びより安堵する選手たち。


死力を尽くした両チーム。大きな拍手が起こった。


カフリンガは4位へ後退。次戦は背水の陣でフウガ戦を迎えることとなった。


ファイルは2位で次戦は好調セグンド。その次の最終戦はフウガとの決戦が控える。








現在14得点でランキングトップ。ファイルフォックス・キャプテン三木選手にお話をお聞きしました。

Q.上位対決でしたがどういった意気込みで試合に入りましたか？
地域チャンピオンズリーグが掛かっていて、勝点も並んでいるカフリンガ、しかも前期の対戦では負けている相手なので、ここで引き分けでもしたらチャンピオンズリーグはないよ、ということをチーム内で話しあって、同点でもパワープレーに行く、絶体に勝ちに行くという気持ちでした。
カフリンガは経験も豊富でディフェンスが崩れないチームなので、隙間隙間を縫って受けるとか、前期にはウチにいなかったピヴォがいるので、前でしっかり基点を作って相手を下げさせるというのを意識してプレーしました。
Q.きれいな形で点が取れましたね？
そうですね。それは先週から杉本が戻ってきたり、瀬戸君が戻ってきたりしてしっかり前で基点が作れたので、そこが良かったと思います。
Q.まとまりが凄くあると感じますが。
僕もファイルフォックスに所属して5年目になるんですが、選手の経験とか巧さというのはこれまでの年のほうがあったと思うんですが、今年のほうが皆同じ方向性を向いているので、まとまりは一番あると思います。
Q.残り試合は少ないですが目標は？
あと2試合は浦安とフウガなんですけど、浦安とやるのも楽しみですし、なんせ最後フウガとやるのが凄く楽しみなので、チャンピオンズリーグ出場権(3位以内)を本気で狙っていきます。
Q.いまランキングトップで得点王も近いですね。
いやー、でも今日も点を取れませんでしたし、自分が点を取ってもチームが敗れれば意味がないので、チームがチャンピオンズリーグ出場を決めて、その上でタイトルがついてくればいいと思うので、まずは得点にこだわらずしっかり体を張ることが自分の仕事だと思っています。

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