Fリーグ オーシャンカップ2014 5月22日 小田原アリーナ
    
  1回戦 ペスカドーラ町田 vs バルドラール浦安

     昨シーズン、リーグ戦年間勝点3位(町田)と4位(浦安)、
     全日本選手権も3位(浦安)と4位(町田)の両チーム。
     ほぼ戦力の入替えのない町田と、監督が変わった浦安の今期第1戦。
    

 昨季、浦安トップチームの監督だった岡山監督(左)とセグンドの監督だった米川監督(右)。
 今期は米川監督が浦安トップチームの監督となり、岡山氏が町田のコーチとなった。
 二人は対戦前、ずっと談笑しながら他チームの試合を観戦。立場は変われど良い関係で交流は続いている。
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 実は最近の成績は非常に良い町田。昨季、年間最小失点の堅い守り。課題は得点力だ。
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 アジアカップ直後だけに代表選手の身体を考慮して休暇を与えている浦安。稲葉、星、藤原が不在。
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 昨年も優勝したMIFAカップ(5月23日)出場もあって、甲斐、金山、藤井、森谷の4人が不在の町田。
 滝田も代表の疲れで大事を取っているが、そのわりにはメンバーが揃っている。こうして見ると層が厚い。
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 町田ベンチには岡山コーチ。町田に変化をもたらすことが出来るか?
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 3月の全日本選手権では浦安セグンドをベスト8に導いた米川監督。トップチーム初采配。
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 開始1分、早くも先制点。左サイドから町田・大地(No.14)の豪快なミドルシュートがバーいっぱいに決まる。
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 スーパーゴールといっていい強烈な一発。町田1-0浦安。
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 4分、浦安・高橋がポストプレーの反転際を倒され、PK獲得。
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 完山が決めて同点。町田1-1浦安。
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 浦安No.8は加藤竜馬。昨年はセグンドが主戦場だったが、大活躍だったためトップチームに上がってきた。
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 6分、早くもタイムアウトを取る町田。指示を出しているのは主に岡山コーチ。
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 7分、加藤が右サイドを駆け上がると↓
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 トップスピードのまま目の覚めるようなシュートをファーポスト際に突き刺す!
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 浦安逆転。町田1-2浦安。
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 特徴を出してイゴールから得点。早速結果を出す加藤。
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 9分、今度は町田のカウンター。右サイドを出浦が駆け上がり↓
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 鋭角にシュートを決める!
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 先ほどのお返しのようなゴールでまたまた同点!点の取り合いとなる。町田2-2浦安。
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 11分、浦安のタイムアウト時。関野監督と岡山コーチが交互に連携して話す。
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 12分、右エンドラインから町田・永島の早い折り返しがGkに当たってゴールイン。
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 ファーに詰めていた横江が効いていた。
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 記録はオウンゴールではなく永島のゴール。町田再逆転。町田3-2浦安。
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 1分後、浦安のコーナーキック。
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 浦安・完山(町田4の向こう)がニアポストを抜くシュート。
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 なんとまだ前半13分で3度目の同点。町田3-3浦安。
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 さらに1分後の14分、浦安が今度は右キックイン。
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 ゴール前を横切る早いボールを高橋が身体で押し込む!
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 浦安が再々逆転!町田3-4浦安。イゴールから早くも4点を奪った!
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 町田の先制点のあと、交互に2点づつ取るという絵に描いたようなシーソーゲーム。
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 浦安はファイルフォックスから移籍のNo.16三木も実践投入。何度もサイドを突破した。
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 しかし直後、町田左サイド大地からのクロスに本田マルコスが飛び込みゴールイン!
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 これでまたまたまた同点。町田4-4浦安。
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 さらに16分、永島のミドルシュートが決まって4度目の逆転!町田5-4浦安。
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 この日の順番で言えば次は浦安の得点のはずだが、ここで崩れる。18分、町田左サイド横江から↓
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 本田がファー詰めして初の2点差!町田6-4浦安。
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 ついに2点づつの法則が崩れた。町田有利か?
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 19分、町田が第2PKゲット。Pk職人・横江がゴール左に決める。
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 ようやくこれで前半打ち止め。最後は町田が4連続得点で7-4とリードを広げ、後半へ。
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 後半は一転して膠着した展開。町田が守備重視に転じ、なかなか得点が入らない。
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 34分には完山が決定機阻止で一発レッド。
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 36分、町田・篠崎のミドルで久々の得点。町田8-4浦安。
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 浦安は最後パワープレーに出るが、反撃は1点のみ。
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 前半は劇的なゲームだったが、後半は落ち着いてしまった。8-5で町田が勝利。準々決勝へ進んだ。
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 しかし後半の膠着は町田からすれば狙い通り。快勝と言っていい勝利だった。
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 浦安・米川監督のコメント。
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敗れて残念ではあるんですが、攻撃に関しては加藤竜馬も下から上がって点を取りましたし、ある程度見えたかな、と思う試合でした。一番に何が大事かという意味で、当然勝つことも大事なんですが、お客さんにお金を払って見てもらっている以上、やはりアグレッシブルな試合を見せないといけないと思うので、そういう意味では今日は沢山点が入りましたし、より自分たちがリスクを背負って攻撃することは出来ていたと思いますので、まだ代表選手がいない中ではまずまずだったかなと思います。

Q.今期の目標はどうなりますか?
当然やるからには優勝を目指す事になるんですが、現実的なところで現有戦力を考えて、選手に対しては前年度(3位)以上の成績を残したいと言っています。ただFリーグのレギュレーション的に、1位とその下というのも(プレーオフを含めた最終順位で言えば)余り差がないと思うので、リーグ戦が始まってから勝点を見て、またその時の目標が見えてくるのかなと思います。

 町田・関野監督のコメント。
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プレシーズンマッチもまだしていないので、今シーズン最初のこの試合で結果を出せたことは良かったと思いますが、ただ新チームが始まってまだ3日で、新しいディフェンスのやり方に取り組み始めたところなので、正直こんなに点が取れるとは思っていませんでした。逆に4失点というのはあまり良くなかったと思いますが、そんな中で今年やろうとしているディフェンスの形はたった3日ですが、現時点の成果は出せましたし、そういった意味で今日は合格点をあげられる試合だったと思います。

Q.開始6分1-1の段階でタイムアウトを取りましたが?
あそこはディフェンスで全てにプレッシャーを掛けに行ってバタバタしていたのと、攻撃のサポートが遅かったのがあって、修正のために早めにタイムを掛けました。結果としてあそこで修正できたのは良かったと思います。

Q.相手チームの前監督がコーチに入るということになりましたね。
いやもう本当に僕にとって岡山コーチというのは右手以上の存在ですし、この3日間の練習でも、僕が今期はこういうディフェンスをやりたい、といったことに関して、ではこうしようと細かいところまで練習へ落とし込んで選手達にしっかり伝えてくれたり、僕の見れないところを彼がカバーしてくれるので、僕にとってはコーチというより監督が二人いるような感じで、本当にバランスよくやって行けています。今期はメンバーの入れ替わりもない中で、彼が入ることでチームにいい刺激になればと考えていますが、まだ始まったばかりですが、非常に上手くいっています。


 


(写真:金子保子 中根高磁)    





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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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