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　　関東リーグ2014　12月28日　駒沢体育館
　　　　
　　最終節　カフリンガ東久留米 vs　ゾット早稲田

　　　　最終節第3試合は優勝の可能性を残す2位タイ同士の対決。
　　　　カフリンガもゾットも勝点28、首位ファイルフォックスを勝点1差で追っている。
　　　　ここで勝利し第4試合でファイルフォックスが敗れれば文句なしの優勝。
　　　　ここが引き分けでファイルフォックスが負けた場合、勝点29で3チームが並ぶが
　　　　その場合3チーム間の直接対決の成績でカフリンガが優勝となる。
　　　　つまりカフリンガの優勝は引き分けでも可能性があるが、ゾットは勝つしか優勝の望みはない。
　　　　　
　シーズン前から優勝を目指してきた両チーム。気合入りまくりの試合前。
　

　

　

　

　

　

　サポーターも優勝の瞬間を見ようと詰め掛ける。
　

　

　

　実力者同士。ゴールに近づく前に早いチェックが入る。
　

　押し気味に進めるのはカフリンガ。
　

　

　

　

　厳しい競り合いで接触も多くなる。
　

　

　

　

　9分、内田(カフリンガ20)が抜け出しシュートを放つが↓
　

　GK渡辺が弾き出す。
　

　11分、垣本(カフリンガ19)のシュートパスに↓
　

　早川(カフリンガ16)が飛び込むが僅かに届かず。
　

　

　ドリブラーの多いゾットはカウンターで対抗。15分、伊藤(ゾット6)の突破を止めて↓
　

　高梨(カフリンガ24)がイエローカード。
　

　16分、右に抜け出した米谷(ゾット22)が↓
　

　内に切り替えして左足シュート↓
　

　足元を抜けてゴールイン！ゾット先制！0-1。
　

　勝てば優勝もある大勝負で押されていた流れを覆す先制点。叫ぶ米谷。
　

　

　まだ時間は十分ある。カフリンガは慌てず再度攻勢を強める。
　

　

　

　前半終了間際、夏野(カフリンガ8)の入れたボールに↓
　

　坂本(カフリンガ30)が反転シュートを見せるがゾットのブロックに合う。
　

　

　0-1、ゾットリードで前半終了。
　

　引き分けでは優勝はないゾット。1点リードしているが危機感を持ったミーティング。
　

　引き分けでも優勝の可能性はあるカフリンガだが、
　こちらも出来れば勝利してファイルフォックスにプレッシャーを掛けたい。
　

　ピリピリした緊張感のなか、後半開始。
　

　立ち上がり、小笹(ゾット9)がGKと1対1。しかしカフリンガGK門田がセーブ。
　

　

　今度は内田(カフリンガ20)が1対1。今度はゾットGK渡辺がセーブ。
　

　

　続いて武内(ゾット7)が左から逆サイドに振って↓
　

　伊藤(ゾット6)のシュートもGK門田が弾く。
　

　

　後半になってゴール前のシーンが一気に増えた。両GKの活躍が目立つ。
　

　

　24分、ゴール前坂本(カフリンガ30)の落としを↓
　

　関(カフリンガ15)がニアポスト足元へ蹴りこむ！
　

　1-1、カフリンガ同点に追いつく！
　

　

　最低同点でもいいカフリンガ。まずは一安心。
　

　ところが直後、左から米谷(ゾット22)のクロスを小笹(ゾット9)がファー詰めで押し込む！
　

　

　ゾットすぐに突き放して1-2。また優勝の権利はゾットに戻る！
　

　

　1点ごとに明暗が入れ替わる。走り続ける両チーム。
　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　34分、垣本(カフリンガ19)が上がり際、得意の角度からクロスを入れ↓
　

　ファーサイドに高梨(カフリンガ24)が飛び込むが僅かに届かず。
　

　

　35分、今度は垣本(カフリンガ19)がゴール前へ↓
　

　再三1対1を止めてきたGK渡辺。垣本とぶつかりプレーが止まる。
　

　判定はPK！ゾットショック。カフリンガ絶好のチャンス。
　

　

　入れー、入れー。
　

　垣本シュート！
　

　見事ゴールを捕らえて同点！カフリンガにまた権利が移る！
　

　

　

　ゾットはまた1点取らなければならなくなった。激しく攻め立てる。
　

　

　即座にカフリンガはタイムアウト。
　

　2-2で残り時間は5分。ゾット攻めきれるか、カフリンガ守りきれるか。
　

　

　ゾットは前から前からプレスを掛ける。
　

　

　

　加藤(ゾット8)のシュートを↓
　

　ゴール前で小笹(ゾット9)がコースを変えるがGK門田が反応。ノーゴール。
　

　残り2分、ゾットはパワープレーで最後の攻撃を仕掛ける。
　

　カフリンガゴール前での激しい攻防。
　

　こぼれたボールを垣本(カフリンガ19)がロングシュート！
　

　ゾットゴールに吸い込まれる！
　

　3-2、カフリンガの引き分け以上を決定づける勝ち越し点！
　

　してやったり垣本右近！
　

　

　

　

　残り30秒で2点を取らなければいけなくなったゾット。それでも希望が残る限り攻める。
　

　左サイドから米谷(ゾット22)のシュートはGKの裏を抜けたがなんとポストに跳ね返る。
　

　

　試合終了！3-2、優勝権を賭けた決戦は、カフリンガがゾットを下す！
　

　引き分けではなく勝利で勝点3。カフリンガには優勝を決めたのと同じような喜びがこみ上げた。
　

　

　

　ゾットは3位確定。毎年上位争いをしながら今年も最終節で優勝に届かず。無念だが変わらぬ強さは見せたシーズンだった。
　

　カフリンガはこの時点で暫定1位。このあとファイルフォックスが引き分け以下なら優勝となる。
　

　リーグ中盤戦で勝てない時期もあったが終盤の追い上げは凄かった。ファイル・ゾットにはなんと全勝！
　

　優勝と変わらない盛り上がりの中で第4試合を見守る。
　

　
　　　　　　　このあと第4試合ファイルフォックスvsブラックショーツ戦のレポートも掲載します。
　

　　　　　　　　第1試合、FCｍｍvs柏トーア’82のレポートはこちら
　　　　　　　　第2試合、バルドラール浦安セグンドvsリガーレ東京のレポートはこちら
　

　
　　　　　　　
　
　　　
　　

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