Fリーグ inゼリー2014 第27節 1月11日 墨田区総合体育館

   フウガドールすみだ vs 湘南ベルマーレ

   2015年の初戦。8位のすみだと10位の湘南だが勝点は32と17で離れてる。
   すみだはプレーオフ圏内の5位以内にわずかに可能性があり、5位勝点42の町田(26節終了時)を追い上げる戦い。
   逆に湘南は下位の仙台(勝点14)と浜松(勝点9)に差をつけたい戦いとなる。
 

 すみだのホーム墨田区総合体育館の観客席入り口は4階。グッズ売り場は3階。
 「須賀監督の書籍などもあるので是非いらしてくださいね。」(ボランティアスタッフ)
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 この日の観客は1244人。8割5分の入りだ。
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 ホームすみだは子供たちをつれて入場。
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 なぜか太見につれられて子供役で登場の田口。
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 子供役が似合ってしまう曽根。
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 すみだ恒例の回る円陣。
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 湘南もゴール前で円陣を組む。
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 開始早々、太見(すみだ8)がドリブル突破↓
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 シュートはブロックされコーナーキック。
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 さらに太見、左コーナーから逆サイドへのパスをダイレクトボレー↓
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 ゴール上段を捕らえる!
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 開始1分20秒、すみだ先制、1-0!
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 さらにすみだが攻め込む。
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 8分、守ってきた湘南、久々のチャンス。左コーナーキック。
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 ゴール前に入ったボールをボラ(湘南10)がワントラップから足を伸ばしてシュート↓
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 足元を抜けてゴールに転がる!
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 ボラの個人技で湘南が追いつく。1-1。
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 同点となり湘南にも勢いが出た。チャンスが増える。
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 すみだもカウンターをしやすくなった。攻め合いとなる。
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 12分、ゴール前に太見(すみだ8)が飛び込むがGK三浦がセーブ。
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 15分、宮崎(すみだ6)のシュートパスも↓
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 GK三浦が足を伸ばしてかき出す。勝ち越し点を許さない。
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 押され気味だった湘南。三浦の好セーブもあり1-1のまま前半を折り返す。
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 後半、プレーオフを目指すすみだのホームゲームはこれを入れてあと2回。負けられない。
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 しかし後半立ち上がり、湘南に立て続けにビッグチャンス!
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 今度はすみだGK揚石がゴールを守る。
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 すみだのチャンスには湘南GK三浦が飛び出す。
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 25分、太見(すみだ8)がGKを引き出してクロス↓
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 上がっていた諸江(すみだ4)が難なくゴールへ流し込む!
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 しかしこれはファールの判定でノーゴール。
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 攻撃的な両チーム。カウンター合戦が続く。
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 28分、すみだの攻撃をカットしたボラ(湘南10)↓
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 そのまま振り返って駆け上がりGKと1対1↓
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 GK揚石が飛び出し、かわしたかに見えたがボールはラインを割る。
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 そのあとのリスタートからカウンター。中央宮崎(すみだ6)から↓
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 右に開いた太見(すみだ8)が折り返し↓
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 上がっていった宮崎が決める!
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 すみだ勝ち越しゴール!これで2-1。
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 してやったり太見。
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 見事なゴールで会場は大盛り上がり。それでも静かなミスターマリーシア宮崎。
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 勝ち越された湘南はリスクを掛けて攻める。
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 31分、湘南のコーナーキック↓
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 いいボールが入るがGK揚石が飛び出して弾く。
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 中村(湘南14)の反転ボレー↓
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 これも揚石ナイスセーブ。
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 守備陣の奮闘に手を叩く須賀監督。
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 35分、GKからのロングフィードを右コーナー付近で曽根(すみだ25)がバイシクルシュート!
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 GKの上を越えてサイドネットに突き刺さる!
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 スーパーゴール!曽根の華麗かつ豪快なシュートですみだに大きな追加点。3-1。
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 限られた出番で結果を出した曽根。チームメイトに祝福される。
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 残り時間は5分、思案する湘南横澤監督。
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 攻めるしかない湘南。岡村(湘南22)のシュートは↓
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 惜しくもゴール右。
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 なんとかしようとGK三浦も上がって前線のボラへパス↓
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 しかしボラには徹底マーク。自由にシュートを打たせない。
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 終了間際のヒールシュートも揚石が落ち着いてキャッチ。
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 試合終了のホイッスル! 3-1ですみだが湘南を下す。
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 地元での勝利は4試合ぶり。安堵の表情を浮かべるすみだの選手たち。
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 観客の暖かい拍手に気持ちよく答える。
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 お立ち台には、すみだGK揚石と見事すぎるバイシクルシュートを決めた曽根の2人が選ばれた。
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 湘南ベルマーレ・横澤監督のコメント。
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対戦相手がフウガドールさんということでフィジカルと気持ちとプレスの強いチームなので、それに回避するためにも自分たちの目指してきたフットサルをやろうとしました。やはり試合に勝つためには決定力っていうのは一番重要なことで、今日は崩している状況はかなり多くて、ただそれを決めることが出来ず、そこで点を取れるという壁を乗り越えるには、練習から意識していかなければいけないということです。失点に関しては、オーバーヘッドとボレーシュートという空中戦で2点ということで、素晴らしいゴールでしたけど、その守備という課題が一つ出来たのでどうにかしたいと思います。
Q.後半立ち上がり良かったですがハーフタイムにどんな指示をしましたか?
前半も終始自分たちのペースで出来ている、自信を持って後半さらに加速しようと、いうことを指示しました。ただ決定力不足だったということです。


フウガドールすみだ・須賀監督のコメント。
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久しぶりの試合でお互いにゲーム感が取れなかったのか、チャンスがあるわりにはそれを生かせないプレーが続きました。ただ自分たちの特徴を出せてチャンスメイクは出来ていたので、うまくいかないことを受け入れて我慢した結果、最後に結果を出すことができ、我慢くらべに勝ったゲームだったのかなと思います。試合のポテンシャルとしては自分たちの目指すクオリティにはほど遠いゲームだったのですが、そのなかでもアグレッシブに戦うことができ、いまお客さんの反応を聞いてきたんですけど、面白いゲームだったという声が多く聞けたことは凄く良かったと思います。稚拙なプレーというのは減らしつつも互いにアグレッシブに攻め合うことが出来ればフットサルファンが増えていくんじゃないかな、と思う試合でした。
Q.相手のフウガドール対策で自分たちのやりたい事をやらせてもらえないことが多いと思いますが?
おそらく相手のゲームプランとしては、ラインを引いてピヴォに当てさせないようにしながらハーフから押し上げてくるという感じだったと思うんですが、前半立ち上がりは相手の選手とケンカしてしまうというか、互いに前に行きたいということでディフェンスの圧力に屈してしまうようなところがあったんですけど、前半の途中から指示を出して、相手が来るんだったら引くところは引いてケンカしないようにしてからは自分たちのしたい攻撃ができたかなと思います。このあたりはFリーグで1年間戦ってきた経験によるものかなと思っています。
Q.最近パワープレーもやり始めたようですが、考え方に変化はありましたか?
一つはパワープレーそのものがゲームの面白みを損なってしまうという感覚があったので、まずはフィールドプレーヤー4対4で勝ちきるというのを目標にやってきたんですけど、率直にパワープレーに対してお客さんの反応が凄くいいな、というのを感じていて、興行として最後の2分半くらいに一つの山場が来るっていうのもありかな、と感じまして、このあたりは自分のポリシーよりもお客さんに楽しんでもらうっていう事が大事なことなので、そこに対してまず敏感に反応しました。あとは戦術的にも昨年までは年間3回くらいしか負けないチームでしたので、パワープレーに週一回の練習を裂くのは効率的じゃない、他のプレーに時間を使いたい、という側面もあったんですけど、今期こういった結果に終わっているなかで、自分たちも選択肢の一つとして持っていい時期なのかなと考えました。実は(日本代表監督の)ミゲルにもなぜやらないんだ、とよく言われていたんですけどね。ただやはり長時間ダラダラとやるパワープレーっていうのは自分の中では面白くいないプレーだと思っているので、試合の流れを変える決定づけるところでスポットとして使っていくプレーとして、今後は使っていくかなと思っています。
Q.次節に向けての抱負をお願いします。
次節(18日)は大分での大分戦です。大分は残り試合の中で数少ない上位との対戦のチャンスですので、ここで勝点3を取れるかどうかというのは非常に重要だなと思います。今日も公式戦数試合しか出ていないメンバーも活躍してチームの雰囲気も非常に高まってくると思うので、20人全員で大分と戦えればいいなと思います。




   勝利したすみだは次節18日(日)にアウェーで2位大分と、湘南はホームで4位に上がった大阪と対戦します。






(写真/記事:中根高磁)    


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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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