関東リーグ2015
第6節 8月1日 東久留米スポーツセンター
ファイルフォックス府中 vs リガーレ東京
開幕2連敗のあと2連勝で6位まで上がってきたファイルフォックスと
持ち前の守りに加え攻撃力がつき、4位タイとなっているリガーレの対戦。
昨年までならファイルの攻撃にリガーレが耐える構図だが、
今期のリガーレは大きく進歩し、プレス位置は高く、攻撃の狙いは明確。
ファイルにボールを回されても落ち着いてサイドへ追いやり、ボールを奪うと大きく前へ。
一人がボールを受け、他がサポートに早く上がる。
優勢に試合を進めるリガーレ。それでも得点は入らず0-0のまま後半へ。
先制点が入ったのは30分、リガーレGKから前方へのロングボールに
麻賀が反応。ゴールやや右からダイレクトで振り抜き、ニアポスト際を抜く。
ここからはファイルフォックスがスクランブルで攻める。
残り6分からはパワープレー。しかし38分、
微妙な判定でプレーが止まったかと思われた隙をついて、無人のファイルゴールへ
リガーレ岡野がボールを流し込み0-2。そしてそのままタイムアップ。
2点目は残念な入り方だったが、終始試合のペースを握ったリガーレが勝利。
ファイルはこれで2勝3敗。リガーレは3勝1分2敗、勝点10で3位浮上となった。
リガーレ東京、西野兼任監督にお話をお聞きしました。
Q.おめでとうございます。上手い試合運びでした。
ありがとうございます。ファイルフォックスは吉成監督のもと、シンプルですがフットサルとして当たり前なパスとかドリブルとかフェイクとか、それを全員が質を高く最後まで遂行できるのチームなので、その強みをどう消せるかということをチームに言い聞かせて試合に入りました。それとプレスを掛けても回避されることもあると思っていたので、岡野とかキープできる人を使ってポジェッションもしながら進めていこうと思っていました。
Q.今期にしてはやや低い位置でのプレスだったと思いますが、守りで突破されるところはありませんでしたね。
意図的に下げたつもりではないんですが、やはりファイルは吉成とか聖士郎(小原)とか突破できる選手もいて、その分押し込まれてしまったとは思います。でも抜かれることも前提としてカバーリングの練習をしてきたので、危険な場面は少なかったと思います。
Q.前に当てて周りが追いついていくという厚みのある攻撃も多くありました。
そうですね。それは今期取り組んできて、でもこれまでなかなか出せなかった形なんですけど、今日はその形で点こそ入りませんでしたけど、形としては少し出来たかなと思います。これまでは守備のストレスがあって、思ったような攻撃が出来なかった部分があるんですが、今日は守備が上手くいったので、攻撃にそのストレスを持ち込まないで良い攻撃につなげられたかなと思います。
Q.目指すチームになりつつありますか?
リガーレがファイルフォックスに勝つのは、デルソーレ時代から含めて今日が初めてなんですね。なので感慨深いものがあります。次の権田は強いチームですし、残りのブラックショーツにも勝てていないので、この2試合に勝って、まずシードを取りたいと思います。
次節・第7節は8月16日(日)府中市立総合体育館で行われます。
11:00 リガーレ東京 vs コロナFC/権田
12:50 FCmm vs バルドラール浦安セグンド
14:40 ブラックショーツ vs カフリンガ東久留米
16:30 ファイルフォックス府中 vs ゾット早稲田
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時