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　関東リーグ2015
　第11節 9月26日 東久留米スポーツセンター

　　カフリンガ東久留米 vs 柏トーア’82

　　もう後がない8位カフリンガ。ホームで首位・柏トーアを破って浮上のきっかけをつかめるか？

　カフリンガは女子チーム「カフリンガボーイズ」も関東女子リーグ所属。
　女子と試合日が重なったカフリンガ。女子の監督でもある垣本選手がこの試合不在。
　

　

　柏は奈須監督が用事で試合開始時には不在。少し遅れて到着。
　

　カフリンガは垣本の他、怪我で高橋、鰐淵、夏野も出場できない。苦しすぎる布陣。
　

　しかし負ければ優勝は絶望的。勝つしかないカフリンガ。
　

　首位・柏はカフリンガに引導を渡せるか？
　

　試合が始まって最初のプレー。左サイドから中田(柏36)がシュートを放ち↓
　

　GKが弾いたボールを↓
　

　若林(柏8)が押し込む！
　

　柏早くも先制！なんと開始7秒！
　

　

　さらに直後、中田(柏36)のカウンター↓
　

　左に振って↓
　

　若林(柏8)が折り返すと↓
　

　ファーに高村(若林18)が詰め、戻った関(カフリンガ15)に当たって↓
　

　ゴールに入ってしまう。
　

　オウンゴールで2点目。開始35秒。あっという間に2点差となる。
　

　その後カフリンガが反撃するもゴールを割れず。
　

　10分を過ぎると柏にまたチャンスが訪れる。
　

　

　

　12分、田中(柏26)のシュートがゴール左隅に決まる。
　

　

　柏、追加点。0-3。
　

　

　

　14分、中田(柏36)のシュートパスを↓
　

　磯崎(柏17)が押し込んで柏に4点目！0-4。
　

　磯崎のゴールを祝福する。
　

　まだ前半途中だが、勝負が決したかのようなムードが流れる。
　

　

　ハーフタイム。重苦しい空気のカフリンガ。さすがにこのまま負けられない。
　

　後半、カフリンガが激しく攻め立てる。
　

　24分、安藤(カフリンガ2)の仕掛けを中田(柏36)が止めると↓
　

　止めたボールにエリア内で触ったとしてハンド！
　

　このPKを坂本(カフリンガ30)が決めて、カフリンガ1点返す。1-4。
　

　

　

　さらに攻めるカフリンガ。
　

　PKから20秒後、島田(カフリンガ32)のパスから↓
　

　坂本(カフリンガ30)がスライディングでゴールへ流し込んで2点目！
　

　カフリンガ連続得点で2-4。まだ時間は16分ある。さらなる追い上げなるか？
　

　夏野不在でこの日カフリンガのキャプテンマークをつけた坂本が2得点
　

　

　柏は前半と違い、決定機を奪えない。
　

　攻め続けるカフリンガ。
　

　

　ホームの観客からカフリンガコール。前半とは打って変わって盛り上がる後半。
　

　

　しかし3点目が入らない。
　

　

　終了間際まで柏も集中は途切れず。
　

　中田(柏36)がスライディングで止めたところでタイムアップ。
　

　2-4。柏が逃げ切って首位を守る。
　

　後半はシュート7本vs26本。柏は3倍以上のシュートを打たれながら終盤は無失点に抑えた。
　

　カフリンガは首位柏と勝点差12。上位常連のカフリンガ。このまま終戦となってしまうのか？
　

　柏は勝点21で20の権田を抜き返して首位キープ。優勝争いは徐々に絞られつつある。
　

　開始7秒の先制点を挙げた柏トーア・若林選手にお話をお聞きしました。
　
Q.今期柏のファーストセットで唯一勝利者インタビュー出来ていなかった若林さんにようやくインタビューする事ができました。まず今日を振り返えるとどうでしょう？
ありがとうございます！今日は立ち上がりに点が取れて、いい流れでゲームに入れたんですけど、ウチは強いチームではないので、カフリンガさんより明らかに力も劣っていますし、技術面も関東リーグで一番下だと思っているので、そのあとも集中して、後半は身体を張って守って、4-2で何とか持ちこたえることができたという試合でした。
Q.開始7秒で先制点！さらに30秒で2点目！あの場面を振り返って下さい。
まず先制点、ノリさん(中田選手)のシュートを馬場と僕で詰めていたんですけど、今期、その3人とテルさん(高村選手)の4人でずっと組んできてて凄く信頼関係があるので、ノリさんが初めに間に入ってワンツーしたらファーに走れって言われていたので、その通りに走り込んだところにまさにボールがこぼれて来ました。2点目もカウンターで形は同じで、正直僕の折り返しが甘かったんですけど、ディフェンスに触られてオウンゴールになったんですけど、でも結果入って良かったです。
Q.今期の柏はカウンターでサイドからファー詰めのパターンが決まっていますが、相手も分かっていると思います。それでも決まってしまう要因はなんだと思いますか？
サイドから打てる選手がいて、そして練習から来ると信じて逆サイドんに走りこんでいるので、これが試合でも出せているのが、今期本当にいい点だなと思います！
Q.ボールを奪った時の動き出しが本当に早いですよね？
基本的には馬場さんは相手も簡単に止められないと思うんで、馬場さんを前に残してそこを僕やノリさんテルさんが追い越して3枚目に入れるようにしているんですけど、前でカットしてのカウンターが僕らの武器ですので、そこは自信を持ってやっています。
Q.後半はカフリンガの反撃にあってゴール前に釘付けのような展開になりましたね。
やはり僕らは力では下なので、たまたま順位は首位にいますけど、毎試合ギリギリの試合をやっているので、今日の後半の状況も起き得ることですので、あとは身体を張って絶対勝とうという気持ちで戦いました。
Q.今日、実は前半も相手のピヴィに深い位置でボールを持たれていました。あれは本当はいけないことなんですよね？
実は今日はテルさん(高村選手)が少し足を痛めていたので、代わりに僕がFIXOに入ることが多かったんですが、カフリンガさんは坂本さんと内田さんのピヴォ2枚が強いことは分かっていたので、事前から中に入ってきてしまうことはあると話していて、でもそこを前に向かせない打たせないようにディフェンスしていたので、あの位置でボールを持たれることは想定内でした。
Q.柏の選手は、あまり先を考えず一戦一戦を戦う、と皆さん言われるんですが、ここまで首位で来ると、モチベーションはやはり上がると思いますが？
去年の入替戦を経験して、ギリギリで何とか1部に残れたときに、本当に沢山の人に応援されていることに僕らも気づいたし、去年以前も3年くらい降格争いの順位ばかりだったので、今年こそ応援してくれている人たちに何とか恩返しを出来る結果で終わりたいと思っているので、ここまで来たら必ず優勝という結果で終われるように、一戦一戦謙虚な気持ちで戦っていきたいと思います。

　次節・第12節は10月11日(日)柏市中央体育館で行われます。
　　11:00　ファイルフォックス府中 vs　バルドラール浦安セグンド
　　12:50　リガーレ東京 vs ゾット早稲田
　　14:40　コロナFC権田 vs FCｍｍ
　　16:30　柏トーア’82 vs ブラックショーツ

　

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