スーパースポーツゼビオFリーグ2015/16
第22節 10月4日 秦野市総合体育館
フウガドールすみだ vs アグレミーナ浜松
湘南のホーム小田原の北東に位置する秦野市総合体育館でのFリーグ初開催。
前々節は仙台相手に2勝目を挙げたが前節は大阪に大敗。また連敗街道に戻りたくない浜松。
北海道、湘南に連敗してしまったすみだ。この試合、西谷は手の怪我で不在。
4分、浜松のキックインをカットした清水(すみだ11)がGKとの1対1を決める。
すみだが先制。1-0。
前プレでボールを奪い優勢に試合を進めるすみだ。
8分、エリア内で金川(すみだ3)が剣持(浜松10)に倒される。
ここで得たPKを↓
金川(すみだ3)自ら決めて2-0。
早くも劣勢となった浜松。しかし気持ちは入っている。石野(浜松12)がシュート↓
枠を捉えられず。
11分、栗本(すみだ17)と石野(浜松12)のマッチアップで↓
すみだにフリーキックのチャンス。
稲葉(すみだ7)のリスタートから↓
太見(すみだ8)が折り返し↓
曽根(すみだ25)が飛び込むが僅かに枠の右。
すみだが安定した試合を見せていたと思われたが・・・
直後、浜松の攻撃、小池(浜松18)から↓
須藤(浜松16)のシュートはGK清家の股を抜けてゴールイン!
浜松が1点返して2-1。
その後もすみだが攻めるも少し雰囲気が変わってきた。
14分、曽根田(浜松11)が右サイドから豪快なシュート!
サイドネットに決まって同点!
2-2、押されていた試合を追いつく。
余裕のあったすみだの表情が変わる。
再度勝ち越しを目指すが浜松の守りも粘って得点を許さない。
残り3分、浜松は5ファール。
前半終盤、互いにチャンスはあるが決めきれず。
前半は2-2で終了。
最下位浜松相手に3連敗は許されない。円陣を組むすみだ。
後半開始して1分、剣持(浜松10)が左サイドを突破↓
そのままGKの位置を見てシュートを決める!
浜松逆転!2-3。
上位チーム相手に今期初勝利なるか?
しかし逆転から僅か9秒後の最初のプレー。清水(すみだ11)がゴール前で受け↓
反転シュートを↓
岡山(すみだ16)が押し込む!
3-3、すみだが浜松に喜ぶ間も与えず追いつく。
しかしまたすぐ30秒後、石野(浜松12)のシュート↓
GK清家が弾くが↓
詰めていた大野(浜松5)が押し込む!
浜松がまた勝ち越し!これで3-4。
勢いに乗る浜松。チャンスが増える。
26分、栗本(すみだ17)がGKと1対1、切り替えして↓
GKの脇から左足でシュートを決める!
4-4、今度はすみだが同点に追いつく。
試合が二転三転する激しい試合。
宮崎(すみだ6)のシュートはバー直撃。
30分、コーナーキックから今度は諸江(すみだ4)が正面からシュート↓
ゴールネットを揺らす。
すみだが再逆転。5-4。
何度もチャンスを作っている石野(浜松12)。しかし逆転されてしまった。
32分、左サイドワントラップから青山(すみだ13)のシュート↓
サイドネットを揺らして6-4。すみだが突き放す。
栗本に続いて青山もゴール。すみだの若手が躍進する。
一度逆転した試合。浜松としては勝利に結び付けたい。
36分、すみだバックパスで浜松に間接フリーキック↓
これをチョン蹴りから須藤(浜松16)が決めて浜松追い上げる!
6-5、残り4分、またまた1点差。
浜松はGKが岩崎に代わり、パワープレー気味に上がって攻める。
激しい浜松の攻撃。
これが最下位のチームかと思うくらい、すみだを追い詰める。
残り1分、浜松タイムアウト。
GK岩崎をそのまま上げての攻撃が続く。
しかしボールを奪った稲葉(すみだ7)のロングシュート↓
これが決まって7-5!すみだに大きな追加点!
残り1分、勝利を大きく近づけた。
浜松も気持ちを切らさず攻める。
最後は曽根田をGKにし攻めるがゴールは割れず。
7-5でタイムアップ。激しい打ち合いは再逆転の末、すみだが制する。
浜松は2点差を逆転。終盤も何度も追い上げを見せ、会場を大いに盛り上げた。
すみだは苦しんだ末、3試合ぶりの勝利。順位は6位ながら勝点38で3位と勝点1差につけた。
アグレミーナ浜松保田監督のコメント。
今日の相手がプレーオフ争いをしている上位のフウガさんということで、うちがどれだけ頑張れるかという試合の中、前半2点先制されてそこから逆転まで持っていくことができた。前半のうちに2点返してイーブンにできたという所が今回のゲームを面白いものにさせたと思う。ただ、結果として最後には2点引き離されたという所が、上位と下位との差であると思う。ただ、ディフェンスの強いフウガさん相手に5点取れたという所は前向きに捉えたい。その反面、7失点という部分は努力していかなければならないと思う。
次節ホームで、今日と同じようにプレーオフを争っている浦安さん相手なので、今日は負けはしたが、今日のようなシーソーゲームだったり、お客さんが見て楽しめるようなゲームにしたいと思う。
フウガドールすみだ・須賀監督のコメント。
2-0という幸先の良いスタートが切れたが、そこからそのリードを守り切れていないということが、今のチーム状況だと思う。ただ、当然浜松も凄くオフェンシブなタレントが揃ったチームだし、今はそれを取られないようにするのではなく、そこから切り替えて次の得点を取るプレーを出来たというところにフォーカスして、最後に勝ちきれるチームとしてやっていきたいという気持ちがある。悪い所は悪い所で受け入れつつ、自分達らしいフットサルを残りの11試合やっていきたいと改めて思ったゲームだった。
Q.稲葉選手が攻守にわたって存在感をみせていたように思うが?
本来はもっと彼のオフェンシブな部分を引き出してあげたいという気持ちが強いが、今の台所事情も含めて彼が守備においてもバランスをとりながらプレーをしていくことも求められている。そういった意味では、日本代表では思いっきりゴールの近い所でアグレッシブなプレーをしてほしいと思っている。フウガでもそういうプレーをしてほしいが、今はうちに戻ってくるとやることが多くなってしまうな、と思っている。その中でも彼の良さを引き出せるようにしていきたいと思う。
これで残り11試合、残り1周となった。ここからは本当に一戦必勝のゲームが続いていくと思うが、もちろんプレーオフ争いという所に自分たちは重きを置いているが、見ているお客さんも実際は「名古屋一強のリーグでつまらない」と思っている人もいると思うので、もちろんプレーオフを狙いに行くが、置きに行くような試合はなるべくしないで、目の前の試合に勝つということを考えてアグレッシブなゲームをしていきたいと思う。もちろん、ゲームの展開によっては引き分けが必要なゲームもあるし、それもフットボールの面白さなので、最後までゴールを目指すようなフットサルをベースに考えながら、本当に最後のところでワンポイント意味のある引き分けなのか、というところを考えながらやっていきたいと思う。
フウガドールすみだ・キャプテン諸江選手のコメント。
本当に厳しいゲームで、浜松は今の順位が不思議なぐらい良いチームで、個が強くて、やりづらいゲームだった。点が沢山取れたところは良かったのかなと思うが、あれだけ失点していったら、勝てるゲームも難しくなってしまう。今日は西谷選手が不在だったが、いつも彼がハードワークでカバーしているところを、一人一人が少しずつ埋めていかなければ今後厳しいと思った。
次節はホームでバサジィ大分戦があるが、非常にアグレッシブなチームなので、うちも負けないぐらいアグレッシブなチームだと思っているので試合がとても楽しみだし、ホームでなかなか結果を残せていないので、ホームのお客さんと一緒に喜びたいので必ず勝ちたいと思う。
すみだは次節10月11日(日)ホームで大分と、浜松は10月10日(土)ホームで浦安と対戦します。
※掲載当初、浜松石野選手を石田選手と記載していました。
また曽根田選手の二点目のクレジットが(すみだ11)となっておりました。
正しくは(浜松11)です。大変申し訳ありませんでした。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時