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　全日本選手権　関東大会
　1回戦 1月23日 立川市泉･市民体育館

　　フトゥーロ vs コロナFC/権田

　　都県代表16チームが全国大会への3つの切符を争う全日本選手権の関東大会。
　　1回戦最後の試合は東京第3代表のフトゥーロvs関東リーグ第2シードのコロナFC権田の戦い。
　　関東リーグの古豪同士。昨季関東2部で対戦して依頼2年ぶりの対決。

　年明け最初の試合ということで初詣気分で合掌の権田･鈴木監督。
　

　フトゥーロ･プレイングマネージャー松田監督。
　

　

　

　互いにポジェッションを狙う同士。まずフトゥーロが仕掛ける。
　

　

　6分、フィードボールに抜け出した拝島賢佑(権田7)が右に抜けながらゴール左にシュートを流し込む。
　

　ナイスシュート！ 権田が先制！ 0-1。
　

　

　

　互いに中盤争いから抜け出せばシュート。
　

　

　フトゥーロにも決定機はあるが得点は入らず、0-1のまま試合は進む。
　

　

　ポジェッションはややフトゥーロが高い。しかし権田は慌てず受けてカウンターを狙う。
　

　15分、抜け出した山村和士(権田11)を止めてフトゥーロが6ファール。
　

　第2PKを山村和士が自ら決めて0-2．権田がリードを広げる。
　

　

　ここまで圧倒しているわけではないが少しユトリある権田。
　

　

　このまま前半を終えてはまずいと思ったか、フトゥーロが終盤、強く攻めに出る。
　

　

　

　

　しかし点は入らず前半終了。
　

　

　フトゥーロと言えば上村信之介。ここまで温存されているが後半は果たして？
　

　ハーフタイムの練習に力が入る権田GK野邨。
　

　前半は受けていた権田、後半に入るとフトゥーロに反撃を許さないためか、積極的に前に出る。
　

　27分、右サイドを大場(権田20)が突破↓
　

　シュートと見せて折り返すと↓
　

　同サイドにいた江成(権田19)のシュートパスを山村朋也(権田14)がファーで押し込む！
　

　

　3人が素早く絡んで0-3。権田らしいゴールでリードを広げる。
　

　リードを奪うと一層調子に乗る権田。さらに攻め込む。
　

　

　残り10分、ここでフトゥーロは上村(No.5)を投入。流れを変えに出る。
　

　すると33分、濱野(フトゥーロ15)がゴール前でGKの出際を冷静にかわしゴールに流し込む。
　

　

　フトゥーロにようやく1点目。1-3、しかしまだ大勢に変化なしのムード。
　

　34分、右サイド、酒井(フトゥーロ9)を鈴木(フトゥーロ7)が追い抜いて↓
　

　放ったシュートがポスト際を抜く！
　

　

　これで2-3！ 連続ゴールで1点差。一気にムードが変わる！
　

　

　これはまずいと権田が改めて点を取りに前へ出る。
　

　攻める権田。
　

　

　裏を取るフトゥーロ。
　

　

　1点差で残り5分を切り一進一退の攻防。会場もヒートアップ。
　

　

　

　38分、フトゥーロの攻撃。鈴木(フトゥーロ7)からのシュートパスを↓
　

　左から島崎(フトゥーロ21)が押し込みゴールイン！
　

　土壇場で同点！ 0-3で残り7分のビハインドからついに追いつく！
　

　

　権田も負けられない。最後まで激しい攻め合い。
　

　

　

　

　タイムアップ！ 3-3、残り10分から別の試合になったような熱戦は同点でPK戦へ。
　

　追いついた側と追いつかれた側、どちらも負けたくないPK戦は3人づつ。
　

　フトゥーロ1人目、島崎が決める。
　

　権田1人目、山村和士も決め1-1。
　

　フトゥーロ2人目、上條のシュートは左へ。
　

　権田2人目、花田はきっちり決める。
　

　これで1-2で3人目へ。
　

　フトゥーロ3人目、碓井のシュートも↓　
　

　左へ外れ権田の勝利が決定！
　

　危なかった。安堵する権田。
　

　フトゥーロは終盤の追い上げは見事だったが惜しくも敗退。
　

　権田は準々決勝進出。リーグ戦で地域CLを逃した分、選手権で全国を目指す。あと2勝だ。
　



　　
　　関東大会、準々決勝は1月30日(土)、準決勝・決勝･3位決定戦は1月31日(日)に駒沢体育館で行われます。


　

　

（写真/記事：中根高磁）　　　

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