第21回全日本フットサル選手権
1次ラウンド 3月5日 静岡県エコパアリーナ
エスポラーダ北海道 vs ミキハウス
初日にミキハウスがアグレミーナ浜松を破り、1勝同士で迎えた1次ラウンド2日目。
ミキハウスと北海道の対戦は昨年7月のオーシャンカップ以来。
その時は8-0で北海道が勝っているが、
ミキハウスが決勝トーナメント進出を果たした2012年の1次ラウンドでは
5-4でミキハウスが勝っている。
「北海道とは(ミキハウス前身の)近鉄時代から5回ほど当たっているが勝ち越しているはず」と高橋監督が語るミキハウス。
ミキハウスは1stセットALAの塩谷(No.8)が前日足を痛め万全でないが真っ向勝負で勝利を狙う。
「ミキハウスとはよく当たるのでもちろん警戒している。」と小野寺監督も語る北海道。
序盤から北海道陣に入り込むミキハウス。
ミキハウスピヴォの馬場(ばんば・No34)には厳しいチェックが入る。
3分、北海道のカウンター。宮原(北海道8)から↓
左に上がった本田(北海道18)がポスト際にシュートを決める!
北海道が先制! 1-0。
まず北海道がさい先の良いスタート。
攻めるミキハウスに対しゴール前を固める北海道。
7分、ミキハウスのコーナーキック↓
これを拾ってまた北海道のカウンター。神(北海道22)から↓
左の室田祐希(北海道7)に振っての折り返しを↓
神が押し込んだこぼれ玉を水上(北海道17)がゴールに流し入れる!
北海道に2点目! 3人が絡む見事なカウンターで2-0。
超攻撃的スタイルのミキハウス。次の1点は自分たちが取らねば、と激しく攻めるが↓
北海道の守備も積極的。
飛び出すGK関口とミキハウス攻撃陣が何度も接触する。
12分、抜け出た稲田(ミキハウス9)に関口が飛び込む↓
止めたかに思われたが↓
こぼれたボールをすぐに中央へ送り↓
野口(ミキハウス18)がゴールに押し込む!
ミキハウス1点返して2-1。
これでムード的には互角。
しかし16分、左のボール交換から本田(北海道18)がクロスを入れ↓
ゴール前で待っていた高山(北海道2)が押し込む。
北海道に追加点で3-1。北海道の表情が緩む。
1得点1アシストの本田。守備でもしっかりと付いていく。
前半終了間際、また北海道のカウンター。神(北海道22)、水上(北海道17)と繋いで↓
鈴木(北海道10)が折り返し↓
水上が飛び込むがこれはミキハウスがクリア。
前半は3-1。どう失点を防ぐかよりもっと点を取ろうと話し合うミキハウス。
ハーフタイム中、表情が緩んでいたが後半始まる前に円陣で引き締める北海道。
後半、北海道がボールを保持する時間が長くなる。
鈴木(北海道10)の球出しに↓
水上(北海道17)が飛び込むGK村島がクリア。
神(北海道22)の突破から↓
鈴木(北海道10)が合わせるが枠の左。
コーナーキックから↓
上貝(北海道14)が飛び込むが合わせられず。
2点リードしている北海道が、ここは攻撃が最大の防御とばかりに優勢に進める。
ミキハウスがカウンターという逆の展開。
30分、右の高山(北海道2)から↓
左の本田(北海道18)↓
戻したところを高山がスライディングシュート!
見事ゴールネットを揺らす。
左右にボールをつないで追加点。4-1と北海道がリードを広げる。
このまま押し切られてしまうのかミキハウス?
すると直後、右サイド馬場(ミキハウス34)が競り合いながら
放ったシュートが上ネットを捕らえる!
さすがの馬場の1点で4-2。さらに点差を詰めることができるか?
しかしすぐに北海道が攻勢をかける。ミキハウスに主導権を渡さない。
32分、ミキハウスタイムアウト。
右サイド塩谷(ミキハウス7)がパスを中央へ↓
稲田(ミキハウス9)のシュートを↓
北海道がブロック。守りきる。
前のめりになったミキハウスの裏を取って追加点を狙う北海道。
残り1分、ロングパスを受けた高山(北海道2)↓
ワントラップで浮き玉シュートをゴールに決める!
これで5-2。北海道に駄目押し点。
タイムアップ。北海道が難敵ミキハウスに5-2で勝利。
当然勝つ気で挑んだミキハウス。昨年に続いて北海道のカウンターの前に敗れた。
地域最強の一角、ミキハウスを退け、北海道が決勝ラウンドに大きく近づいた一戦だった。
※この記事は無料公開でしたが、会員登録で活動のご支援を頂けますよう、どうぞよろしくお願い致します。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時