フットサル観戦を楽しむサイト
ラブフットボールジャパン

試合は日本代表組をアジア選手権前の合宿で欠きながらも浦安が支配。得意のボール回しで柏を防戦一方に追い込み、柏得意のカウンターにも決定機を与えず、0-2で完勝。その中でも岩本がFリーグでもトップクラスのドリブルとシュートで柏を翻弄。また、浦安セグンドから昇格した杉尾も全2得点を挙げるなど積極的な攻撃で存在感を見せ、レギュラー取りに意欲を見せた。

　この日のホスト、柏TOR’82。エース特手を直前の腹痛で欠いたのが残念。
　

　小宮山・稲葉・高橋の代表組不在の浦安。新しいメンバーの連携を試す場でもある。
　

　
　

　立ち上がりから積極的にプレスを掛ける浦安。柏を自陣にくぎ付けにする。
　

　深津のボール奪取からのシュート。
　

　外れて悔しがる深津。
　

　岩本の速く切れのあるドリブルは柏を切り裂いた。
　

　
　

　柏がボールを取っても、追いこんで後ろを向かせる岩本。
　

　
　

　
　

　ボールをとりに行きファールを取られる国本(柏5)
　

　
　

　

　
　

　
　

　
　

　前半12分、ゴール前で柏のボールを奪った浦安のカウンター。岩本が中央をドリブルで駆け上がり↓
　

　パスを受けた左サイド杉尾が決める！
　

　浦安が先制。0-1。
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　
　

　切れ切れの動きを見せた岩本。充実の表情だ。
　

　柏は前半、防戦一方だった。
　

　ハーフタイム。
　

　
　

　
　

　後半6分、右コーナーキックからボールを受けた杉尾が角度のないシュートを決める。
　

　杉尾のこの日2点目。好調を維持しレギュラー取りへ猛烈アピール。
　

　
　

　後半10分、浦安のタイムアウト。
　

　
　

　惜しいシュートが外れ悔しがる浦安・岡山監督。
　

　
　

　プレーを見つめる神戸からの新戦力・渡井。
　

　
　

　最後のプレーも杉尾のシュート。
　

　ここでタイムアップ。0-2で浦安の完勝。
　

　浦安はボールも良く回り、選手個々の動きも良かった。仕上がりは早そうだ。
　

　

　試合後、柏TOR’82・キャプテン中田選手にお話をお聞きしました。
　

　＜今日の試合の出来はいかがでしたか。＞

今日時点のベストの形で望んだんですけど、浦安には一部セグンドのメンバーもいましたが、やはりFリーグの選手が相手で、駆け引きとか1対1位の場面で差があって、浦安主導の試合になってしまいました。去年の関東リーグでも圧された試合は多かったんですが、その中でもワンチャンスをものにして勝ってきましたが、そのワンチャンスの質という面で、今日はFリーガー相手で良い形が作れなくてチャンスもない試合になってしまいました。

　＜それでも後半はボールを繋いで行こうという意識は感じましたが？＞

昨シーズンは守備ベースの練習しかしてなかったんですが、今シーズンはボールの回し方であるとかサポートの質を高めようということを心がけていて、そこから攻撃のバリエーションを増やしていきたいと思っています。
今日も前半は少しビビッてた部分もあって相手にいいようにやられていたんで、ハーフタイムに奈須監督から「ミスして取られてもいいからボールをしっかり繋いでいこう、全然やれるから。」と指示が出て、多少まわせました。流れを変えるまではいけませんでしたが。

　＜特手選手がいませんでしたね？＞　

直前まで出る予定だったんですけど、ちょっと悪いもの食べたみたいでお腹を壊してしまって･･･せっかくFリーグとやるときに特手がいてどうなるかを試したかったので残念でしたけど、いつも奴はそんな感じなんで(笑)、仕方ないですね。

　＜関東リーグ開幕まで3週間ですが仕上がり具合はいかがでしょう？＞　

去年の経験から、チームのレベルから見ても個々のレベルから見ても、どう考えてもウチが一番下だと思っているんで、上位争いしたといっても少し分かる人が見れば「柏はまだまだ下だね、カウンターだけだね。」って思っていると思うので、奢らずに一戦一戦しっかり戦って、まず初戦を勝って、残留を決めて、そのあと次に向かって、と一つづつ地道に上を目指そうと思います。1stセットに関してはほとんど去年と変わってませんが2ndはガラッと変わっているので、残り3週間、しっかりとチームを作って開幕に挑みたいと思います。