SuperSports XEBIO Fリーグ 2016/2017
 プレーオフFinalラウンド 第2戦 3月4日 岸和田市総合体育館


  シュライカー大阪 vs ペスカドーラ町田

  プレーオフFinalは、町田が第1戦で勝利し第2戦へ持ち越された。
  大阪は引き分け以上、町田は勝利で優勝となる。10年目のFリーグ王者を賭けた最後の戦い。

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 町田は第1戦で開始早々に怪我をした森岡もベンチ入り。第1戦とメンバーの入れ替えなし。
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 大阪GKを1枚にし、代わって今井がベンチに入る。
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 立ち上がりから両者気持ちが前面に出た激しい攻防。
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 2分、大阪・小曽戸から↓
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 田村のシュートはGKイゴールが蹴り出す。
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 5分、大阪が左サイドでパス回し↓
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 仁井がゴール前にシュートパスを放ち↓
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 走り込んだ永井が合わせる!
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 大阪先制、1-0。
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 第1戦は前半良い所のなかった大阪がこの試合は先制。
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 7分、チアゴがディフェンスについていた室田を振りきりシュート↓
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 ゴール左過ぎに突き刺さり、大阪2点目!2-0。
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 引き分けでも優勝の大阪。俄然有利となる。
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 町田はタイムアウトを取り、立て直しを図る。
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 しかし大阪優勢の試合は進む。
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 10分、町田金山が抜け出しGKと1対1↓
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 しかしここはファールで町田得点ならず。
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 ここからは一進一退の攻防。
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 15分には両者5ファール。
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 森岡のシュートに↓
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 森谷が詰めるが押し込めず。
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 残り49秒 町田室田が大阪田村を倒したとの判定で大阪に第2PK↓
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 キッカーはヴィニシウス↓
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 しかしイゴールがセーブ。
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 残り20秒、今度は町田・中井が倒され町田に第2PK↓
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 森岡がこれをゴール右隅に決める!
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 町田が前半終了間際に1点返し、2-1。
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 これで1点差、しかし優勝にはあと2点必要。
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 大阪店リードで後半開始。
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 ひたむきに町田がボールを追う。
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 23分、町田の左コーナーキックから篠崎がニアに蹴ったボール↓
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 ディフェンスに当たりゴールに吸い込まれる。
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 町田に2点目! 2-2、ついに同点に。
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 これであと1点取れば町田の逆転優勝。一気に会場が盛り上がる。
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 町田の気迫の攻撃が続く。
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 大阪も体を張った守り。
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 あと1点が取れない町田。2-2のまま残り時間が少なくなる。
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 小曽戸のシュートは僅かに右。
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 残り2分半、町田はパワープレーに打って出る。
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 しかしシュートは放っても崩しきれない。
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 残り1分、滝田のシュートも↓
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 小曽戸がブロック。
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 残り5秒、ボールを奪ったチアゴが無人の町田ゴールにボールを流し込む↓
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 3-2、大阪の駄目押し点で勝負が決する!
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 そしてタイムアップ!大阪初優勝!
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 Fリーグ始まって以来、初めて名古屋以外のチームがタイトルを獲得。
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 プレーオフはいずれも1点差。苦しんだ末の優勝だった。
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 <表彰式>
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 フェアプレー賞はエスポラーダ北海道
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 新人賞 八木聖人(名古屋)
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 得点王 ヴィニシウス(大阪)
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 ベスト5
 GKピレス・イゴール(町田)、アルトゥール(大阪)、ヴィニシウス(大阪)、小曽戸允哉(大阪)、加藤未渚実(大阪)
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 そして最優秀選手賞 小曽戸允哉(大阪)
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 準優勝 ペスカドーラ町田
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 優勝 シュライカー大阪

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 おめでとう! シュライカー大阪。
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 シュライカー大阪・木暮監督のコメント
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今日のゲームに関しては本当に最後という昨日とは違う状況で、私たちは引き分けでも優勝できるというところはありました。シーズンで1位になりましたが、昨日の敗戦をうけて、選手はメンタル的には苦しい部分もあったと思いますが、本当に勇敢に戦ってくれたのではないかと思います。メンバーに入った12名だけではなく、メンバー外の選手にも、いつも選手達には試合に出ていなくても、30分だろうと1分だろうと、タイトルを取るために厳しい要求をしてきたので、今日の結果というのは、全選手の今シーズンの取り組みの結果だと思います。全選手におめでとうと言いたいです。自分自身に関しては、フィジカルコーチ、キーパーコーチ、トレーナー、ドクター、いつもビデオを撮ってくれるサテライトの監督、本当に彼らがいたからこそ僕自身も良い仕事ができていると思うので、全選手そしてスタッフに感謝の気持ちと、おめでとうという言葉をこの場で贈りたいと思います。

 大阪・佐藤選手のコメント
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何を話そうかと考えていましたが、優勝が決まった瞬間は苦しさからの解放感と嬉しさがあり、今でも振り返るのが難しい感情でした。昨日の敗戦から、緊張感や、あまり自分でも感じたことのないプレッシャーを感じていた中で今日の試合に臨みました。優勝できて良かったのですが、今シーズンに限らず、これまでシュライカー大阪に関わってきた全ての選手、スタッフ、サポーター、スポンサーの皆さんも含めて、シュライカー大阪の10年間の積み重ねがあって、この結果が得られたのではないかと思っています。もちろん、結果を出したのは今シーズンのメンバー、監督やスタッフにはなりますが、これまでの歴史も含めて、僕自身は8年目になりますが、シュライカー大阪の歴史が一つ形になった日なのではないかなと思います。

 ペスカドーラ町田・岡山監督のコメント
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シーズンを通して、大阪は本当に素晴らしい戦いをして、優勝に値するチームだということは、昨日と今日を戦ってみて改めて感じました。そんな中で、そういう相手にも町田は一歩も引かないで互角に渡り合っていたと思いますし、力を出し切ってくれたと思います。結果については、もう仕方がないですし、むしろこういうタフな試合を、最後まで諦めずに戦ってくれた選手達を誇らしく思っています。本当に、すごく良い経験ができたと思いますし、この2試合を含めプレーオフの全4試合を通して、さらに力を付けることができたと思います。プレーオフで経験したことをしっかりと生かして、またここから頑張っていきたいと思います。そしてまた来年も、この舞台に立てるように頑張りたいと思うので、少しずつ積み上げて、ここに戻ってきたいと思います。

Q.改めて、ファイナルを戦って感じた大阪の強さとはどういうところか?

A.すごく効率が良いチームで、シンプルな戦い方ですが、すごく精度が高く、本当にシンプルな中にもこだわりが見える戦い方なので、改めて良いチームだと思いました。また、日本人ももちろん良い選手がそろっていますが、ブラジル人3選手の質の高さもやはり強く感じました。ただ、特にチアゴに対しては、森谷・滝田が2日間ともよく戦ってくれて、全く負けていなかったと思うし、こういう強い相手と試合をしていくことができれば、日本のフットサルもレベルアップしていくと思うので、大阪のような強いチームと試合ができるということは各チームにとってすごくプラスになることだと思います。大阪を語る中で攻撃力ということが出てくると思いますが、守備もよく鍛えられているし、他のチームよりもチャンスを作るのが難しいし、誰にマークを付けるのか、試合の状況によって誰を出すのかなど、そういうところも木暮監督がよく考えて指揮をとっていたので、そういうところも含めて総合的な強さがあるチームだと思います。

Q.とても良い試合が続いていたと思うが、初優勝にあと一歩及ばなかった要因をあえて一つ挙げるとすればどのようなところか?

A.うーん、そうですね。一番分かりやすい点から言うと、先週の2試合タフな試合をして、今日も2日連続で試合をしていて、多少昨日よりも精度が落ちた部分があったので、体力面はまず一つポイントになると思います。そのような中でも、どちらに転んでもおかしくないような試合ができていたので、そこで決めるところをしっかりと決めたり、ミスマッチを起こさない、仮に起こしたとしてもそこはしっかりしのげるようになったり、事故が起こらないようなディフェンスは可能。しかし昨日もそうでしたが、大阪はそこを突いてくる力があるので、そこをもっと修正していけば勝つ確率は高めていけると思います。これさえやればもう大阪に勝てる、というほどシンプルな話ではないので、細かい点を全部しらみつぶしに克服して、次につなげていかないと、なかなか確実に勝っていくことは難しいと思います。

 町田・金山選手のコメント
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今日の展開は、今までのプレーオフを戦ってきた展開とは少し違い、相手に先制されてビハインドの状態でスタートという入りでしたが、そこから追い付くだけの力を見せることができたし、最後にパワープレーで失点してしまったところは、あれは仕方がないというか、問題ではないと思います。そこまでのところで、監督も話した通り、年間を通して勝ち点を積み上げてきたシュライカー大阪に対して、本当に良い試合ができたと思います。
町田は勝たないといけない状況で、最後は攻めにいった中での敗戦なので、選手はすごく戦っていたと思いますし、チームの雰囲気も、どんな状況でも下を向くことなく、戦い抜くことができたということはプラスに捉えて、今後にも繋げていきたいです。そして、アウェイの大阪にも関わらず、サポーターやファンの皆さんがたくさん駆け付けてくれて、その中で試合ができたことを嬉しく思っています。結果を残したかったですが、それを叶えられることができずに悔しいですが、今シーズンはまだ選手権が続きますし、来年もFリーグが続いていく中で、またここの舞台にまた戻ってきて、来年は自分たちが、サポーターの皆と喜び合いたいと強く思いました。また頑張っていきます。

 

(写真/記事:大関朋美)    

 







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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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