DUARIG Fリーグ 2017/2018 2016/2017
第6節 7月9日 墨田区総合体育館
ペスカドーラ町田 0-8 名古屋オーシャンズ
この時点で名古屋が1位、町田が3位。
この試合と2位湘南の結果によっては首位が入れ替わる可能性のある首位攻防戦。
接戦が期待されたゲームだったが、名古屋が町田を圧倒。
タイトルを取り返すに似合う戦力があることを印象づけた一戦となった。
町田はチームの要・滝田が不在。おなじFIXOの日根野谷も不在で苦しい布陣。
立ち上がり、名古屋がポゼッションを取って攻め込む。
2分、中央で室田からボールを奪った名古屋、西谷が持ち込み↓
そのままシュートを決め名古屋が先制! 0-1。
5分、森岡とのワンツーで室田が右に流れ↓
GK関口をかわしてシュートを放つが↓
ヴァルチーニョが蹴り出す。町田、同点のチャンスを活かせない。
同5分、ルイジーニョがカウンターからループシュート! GKイゴールの上を通りゴールネットに吸い込まれる。
0-2。早くも名古屋2点リード。
さらに6分、町田最終ラインのボールを奪った齋藤がそのままシュート↓
これも決まって0-3! 序盤で大きな差がついてしまう。
8分、町田の攻撃、右サイドでボールを受けた原↓
ヴァルチーニョをかわしてシュートを放つが枠を外れる。
町田はその後なかなか決定機を作れない。
14分、名古屋はセットプレーのチャンス↓
ルイジーニョがタイミングよく入れたボールをヴァルチーニョが合わせ名古屋に追加点。0-4。
15分、名古屋の綺麗なつなぎ。中央の星から右の吉川↓
シュートパスをファーサイドに走り込んでいたヴァルチーニョが体ごと押し込み追加点。0-5。
0-5で前半終了。思わぬ大差での折り返しに町田の表情が曇る。
後半、早めに1点でも返したい町田。縦に速いシンプルな攻撃を仕掛ける。
ゴール前へは攻め込むが得点は奪えない。
名古屋も前半とは違う戦い方。ボールキープ、または裏を狙うリスクの少ない攻撃。
32分、町田は5ファールとなる。
33分、町田はGKを横江に変えてパワープレー。
森谷・金谷・森岡に加え、初めて室田が底に入って得点を狙う。
しかし35分、森岡から横江へのパスを奪われヴァルチーニョがロングシュートを決める。
ヴァルチーニョはハットトリック達成。決定的な0-6。
その後も町田のパワープレーは実らず。
最後は通常攻撃に戻すが結局最後まで得点は奪えない。
終わってみれば0-8。まさかの大差で名古屋が勝利を収める。
名古屋の決定力と巧い試合運び。
そしてルイジーニョ・ヴァルチーニョがいかに強力かを印象づけた試合だった。
町田・岡山監督のコメント
大差がついてしまったが点差ほど差はないと思うので、悲観せずまた頑張っていきたいと思う。ただ、やっぱり名古屋とは環境が圧倒的に違うので、少しでも何かしらの要素で隙があれば大差がついてしまう位の差は存在すると思う。戦術的な部分もそうだしフィジカル的な部分もそう。コンディションの部分もそうだし、そういった部分を全部良い状態に持っていかないと難しい。昨日は夜に試合をし、今日は昼に試合をする、そういったところでも体力を維持できるようなトレーニングをしていかないといけないと思うし、上手く休養も入れていかないといけないと思う。その辺りは自分にも責任がかかってくると思うので、もう一回練習から修正してやっていきたい。
町田・森岡選手のコメント
余りいうことはないです。今日は完敗です。昨日今日と失点が多いことに関しては今いない滝田と日根野谷の代わりに森谷が後ろで頑張っているが、森谷も仕掛ける選手でもあるので、しっかり守る選手という意味ではすこし違うタイプなのかなというのもある。もちろん、僕らのフィニッシュが甘かったという意味で、カウンターでやられてしまったシーンも目立っていた。ただ、昨日も今日も自分たちが試合展開を有利に運べる時間があったのにもかかわらず、それを物にできなかったことがこの二日間の結果につながったと思う。はっきりしたチャンスは昨日も今日もあったので、キーパーが良いのかフィールドプレーヤーが悪いのか、あるいは、向こうのブロックが良かったのかと言うところはビデオを見ないと分からないが、そういう所では決めるチーム、チャンスを生かすチームが勝つ。でも、昨日に比べれば今日の立ち上がりは気持ちの面で良かったし、相手に食らいつくという意味では良かったと言える点もあったと思う。チームのメンバーにも話をしたが、昨日今日と2連敗したが、負けただけではなく、プラスにできる良いものも得たと思うので、今まで負けが目立っていなかった部分を、今たたかれて、最後にこれが良かったなと言えるように、日々練習からやっていきたいと思う。
名古屋・ペドロ・コスタ監督のコメント
最初に私達のチームの選手に「お疲れ様です」と伝えたい。とても良いゲームを提供してくれたと思う。2点目が入るまでは、とても良いゲームが作れていたわけではなかったが、2点が入ってからチームに勢いがつき、守備のプレッシャーも非常にアグレッシブにでき、平均以上のゲームができたと思う。町田はベストメンバーではなかったと思うが、システム的には大きく変わっていない。もちろん選手が変わることで質も変わってくる。フィクソで代表クラスの滝田選手は、セットプレーでキッカーだったり、ゲームの中でもリズムを作る選手なので、そういう選手が入ってくるとまた内容が変わってくると思う。なので、私達は油断してはいけないと思う。それでもこの結果はチームが勢いに乗るためには大事な勝利だった。昨日は苦戦し最終的には同点に持ち込まれて非常にネガティブで終わったので、このように切り替えて良い形で終われたのは良かった。だが昨日のことは忘れてはいけないと思う。なので、今日の勝利でしっかりと足元を固めて、これを自信に繋げて、でも油断にならないようにやっていきたいと思う。
名古屋・星選手のコメント
監督も言った通り立ち上がりはあまり良くなかったと思う。しかし、プレスやディフェンスの面では悪くなかったので、そこからリズムをつかむことができたのかなと思う。こういうプレスをかけてくるチームだと、しっかり点を取るところで取れれば大差がつく試合になる。ただ、今回の試合は今回で終わりで、また対策を立ててくると思う。リーグ戦は続くので、気を引き締めて準備していきたい。
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順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時