DUARIG Fチャレンジリーグ 2017/2018
第6節 7月9日 墨田区総合体育館
フウガドールすみだバッファローズ vs ペスカドーラ町田アスピランチ
関東2部リーグ所属の町田アスピランチと東京都1部リーグのすみだバッファローズ。
Fチャレンジリーグに参加している両チーム。Fの試合のあと、同会場での対戦となった。
先発はすみだ#20清水、#27小林(GK)、#29外川、#30岡﨑、#38三笠。
町田#9漆原、#11鈴木、#15瀬戸、#17村中(GK)、#22黒沢。
序盤は両チームとも探り合い。
町田はパスを回しチャンスを伺うが、すみだの激しいプレスになかなかチャンスを作れない。
すみだは#20清水へのピヴォ当てからチャンスを作り、優勢に試合を進める。
11分、すみだがインターセプトから#30岡﨑が持ち込み、左サイドからシュートを決め、
すみだバッファローズが先制に成功。
その後13分に町田#10伊藤のサイド突破からのシュートパスに#8佐藤が飛び込むが決められない。
すみだ優勢のまま進んだ前半終了30秒前、すみだは左コーナーキックから#20清水が頭で合わせ
2-0とリードを広げ前半を終える。
後半、両チームGKの活躍もあり、序盤はスコア動かず。
24分、ようやく町田の反撃。#10伊藤が右サイドから力強いシュートを決め2-1。
このゴールをきっかけに町田のスピードがアップし、すみだゴール前に迫る。
しかし同点弾は生まれない。早く追いつきたい町田だがファールが多く30分には5ファール。
すると31分、すみだGK小林からのロングキックを受けた#31阿部が、
胸トラップからのボレーシュートを決め、すみだが3-1と町田を突き放す。
追い詰められた町田は34分、コーナーキックのチャンスから#18諌山が決め再び3-2と1点差。
36分には#15瀬戸をGKにしてパワープレーを仕掛けるが、すみだもこれに対応。
惜しいチャンスは何度かあったがパワープレーでは得点は生まれず、3-2のまま試合終了。
所属リーグでは一つ下カテゴリーのすみだだが、関東2部で今期無敗を続ける町田に黒星をつけた。
すみだバッファローズ・冨成監督のコメント
すごくタフで激しい展開だったが、コート内で選手たちがチャレンジしてくれた結果が今日の勝利につながった。昨日出番が少なかった選手もコートに立つ時間が結構増え、経験を積めたという部分も含めてチームにとって大きな勝利と感じた。
Q.F下部組織のチームを戦って見えてきたチームの課題は?
比べるのが都リーグのチームになってしまうが、基本的にはフィジカル的なところの強度はFの下部組織のチームの方が非常に高いと思うのと、町田アスピランチの小川監督も含めて、やっている戦術に変化をつけてくるということもあるし、コートの中で常に一定のリズムでゲームが運べないのがFの下部組織と対戦する時の一つの特徴だと感じている。ベンチワークも通常の都リーグのゲームと比べると、すごく頭の中にストレスがかかるのを強く感じる。
Q.今後の抱負は?
育成という目的もあるが、チームの中で言うと関東リーグに参入するという大きな目標があるので、基本的に東京都リーグでは負けというのはクラブの中でも許されない。そこに加えてFのチャレンジリーグに参加させていただいているので、残って応援して下さっているサポーターの方たちのためにも、一勝でも多く勝利を届けることが出来ればなと思う。次節以降もチーム一丸となって戦いたい。
すみだバッファローズ・キャプテン清水選手のコメント
まず最初に勝てて良かったなと思う。チャレンジリーグでは開幕から2連敗してしまい、出だしは凄く悪かったが、ホームゲームということもあり勝たないといけないと思って臨んだ試合だった。それと、昨年は町田アスピランチにはタイトルを持っていかれてしまい、今日一つ借りを返せたかなと思う。(12月に)またアウェーで対戦するので次も勝てるように頑張りたいと思う。
Q.今後の抱負は?
まずは都リーグがあるので、そこに向けて、自分のコンディションも、チームとしての完成度もしっかり高めていけるように、練習からしっかり取り組んでいきたい。今日はホームゲームという中で、Fリーグの試合もあったが、サポーターの方が残ってくれて、遠い所も足を運んで見に来てくれているので、しっかり勝利という形で貢献できたらなと思っていた。次節も勝ちきれるように頑張りたい。
町田アスピランチ・小川監督のコメント
まずは負けてしまったので、本当に悔しいなというのがある。選手は昨日も試合をしていて苦しい状況だったと思う。それは、バッファローズさんも一緒だと思うので、もう少し全体的に運動量を上げて裏を取れたら少し違う展開だったかなと思うし、自分たちのやりたいことがあまり出せなかったかなと思う。もう1回バッファローズとはチャレンジリーグで出来るので、そこでは、今日は1点差で負けだったので、1点差以上で勝ちきれるように、チームでしっかりと練習していきたいと思う。
Q.バッファローズとは過去に何度も戦ってきたと思うが、今日はチャレンジリーグでの対戦だった。どのようなモチベーションで臨んだか?
今年からアスピランチにはスポンサーがついたが、そういう協力してくださる方達がいるので、そういう意味でもチャレンジリーグという全国のリーグの中で、しっかりとした責任だったり、そういう人達に認めていただけるような試合をしていかなければいけない。という話を試合の前にして、選手もそういうモチベーションで入ってくれたと思うし、下部組織同士という試合なので、負けたくない・勝たなきゃいけないという中で試合をしていたと思う。本当にここからは一つも落とさず、全部勝ちきって最後は優勝して一番良い成績でこのチャレンジリーグを終わりたい。選手には今日負けたバッファローズさんは2敗しているので、僕らはこの1敗だけで止めて、残りは必ず全部勝って優勝したいと話をした。今日の負けをしっかりと練習の中から良いモチベーションに変えて選手個人としてもチームとしてもさらに成長していけるように練習していきたいと思う。
Q.関東リーグがある中で、チャレンジリーグの位置付けはどうか?
負けて良い試合は無いと思っている。それは練習試合も含めてだが、試合と名の付くものは全て取っていこう、取れるタイトルは全て取っていこうという話をミーティングでしているので、これが特別だということではなく、目の前の1試合1試合を全て大事に戦っていきたいと思っている。取れるタイトルは全て取りたい。応援してくれている方々もたくさんいらっしゃるので、そういう人達が笑顔になってくれる・喜んでもらえるよう、気持ちの部分もプレーの部分も、皆さんが納得してくれる・楽しいと思ってくれるようなフットサルをしっかりとして、なおかつ結果も残していきたいと思う。
町田アスピランチ・キャプテン菅谷選手のコメント
最後の方はチャンスが多かっただけに、そこを決めきれないというのが課題に見えた試合だった。
前半は、昨日も試合があったということもあり運動量も少なく、バッファロースさんの方が運動力が多く、フィジカル的な面でももう少し練習から強度を上げてやらなければいけないと感じた。練習一つ一つの精度を上げて、試合でも相手を上回れるようにしていかないといけない。監督も言った通り、取れるタイトルは全て取るというのが今シーズンの目標なので、関東リーグ・チャレンジリーグ・選手権、全ての大会で結果を残せるように、練習からやっていくことを今シーズンの目標にがんばりたい。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時