関東リーグ2012 第4節 栃木県県南体育館 7月8日
柏TOR’82 0-2 バルドラール浦安セグンド
ここまで1勝2敗の柏TORと1分2敗の浦安セグンド。得点力が課題のチーム同士の千葉ダービー。
未勝利ながら上位チーム相手にも高いポジェッションを保てるセグンドに対し、
柏がカウンターを仕掛ける予想通りの展開で幕を開けたこの試合。
6分と11分にセグンドが2点を挙げ、前半はセグンド有利のまま0-2で終了。
後半に入ると守ってカウンタータイプの柏が反撃しようとプレスをかける。
しかし、逆に手薄になったデフェンスの裏を衝かれピンチの連続。
惜しいチャンスも作ったが得点をあげることが出来ず、0-2のまま試合終了。
新しい攻撃の形を模索する柏だが、まだ完成度はもう一つ。
セグンドは嬉しい関東1部初勝利。上位進出へのきっかけを作った。
Fリーグ花巻から加入のセグンド金井。チームに馴染んで前節から一気に出場時間が増えてきた。
しっかり会場に一礼をして入場する柏・青沼。
セグンドが前からプレッシャーをかけ柏が守る。
柏はカウンターでチャンスを作る。立ち上がりは悪くなかった柏だが・・・
6分、小中(セグンド21)がサイド突破↓
GKがセーブしコーナーキック↓
このリスタートをボレーで井原(セグンド31)が決めセグンド先制。
さらに11分、加藤(セグンド30)が左サイドを突破↓
そのまま放ったシュートが決まる!
セグンド2点先行!
この後もセグンドが有利に試合を進める。
2点リードしただけに得意の前プレとボール回しで安定した試合運びを見せるセグンド。
0-2で前半終了。初勝利へ後半もこのペースを保ちたいセグンド。
しかしさすがに後半は引いて守ってばかりではいられない柏が攻撃に出る。
心配そうな表情を見せるセグンド米川監督。
微妙なジャッジを確認する柏・奈須監督。
柏は攻めようとしているが得点は入らない。
セグンドも圧されて感じはない。後半のシュート数は14対14。
ただ終盤はカウンター合戦になるなど、柏のペース巻き込まれた。
柏最後のシュートもセグンドがブロック。柏は最後までゴールを奪うことが出来なかった。
0-2でセグンドが勝利!
初勝利に米川監督も一安心。
仲間の輪に飛び込んだのはキャプテンの小中。待ち望んだ初勝利だ。
これで一気にセグンドは5位タイに上がった。初勝利まで時間が掛かったが1部に慣れてきた感がある。
次戦の相手は4位カフリンガ。面白い試合になりそうだ。
第5節は7月14日(土)彩の国くまがやドーム体育館で開催します。
バルドラール浦安セグンドは11:00~カフリンガ東久留米と
柏TOR’82は12:50~フウガすみだと対戦します。
カフリンガ東久留米 0-2 フウガすみだ
連勝スタートした両チームだが3節でフウガは引き分け、カフリンガは敗れた。
ここを勝って抜け出したいライバル対決。しかしフウガが狙い通りの試合に持ち込み序盤の2分に先制。
さらに中盤に入る10分に追加点。この後は守り重視で落ち着いて試合を運びそのまま勝利に持ち込んだ。
カフリンガは特に後半は気持ちの入ったプレーを見せたが、垣本・坂本のシュートが枠を捉えきれず
フウガを追い込むことが出来なかった。
序盤、フウガはいつも通り攻勢をかける。先発4人が立て続けにシュート。宮崎(フウガ6)。
諸江(フウガ4)。
金川(フウガ3)。
太見(フウガ8)。
2分、フウガキックイン。
中央で金川(フウガ3)が受け、豪快にゴール右下に蹴り込む!
フウガ先制! 1-0。
10分、フウガ太見(8)と宮崎(6)が中央で囲んでボールを奪い↓
太見がそのままゴール前に持ち込んでシュート!
これで0-2。この試合の観客は地元から遠い栃木にも関わらず355人。フウガサポも盛り上がる。
13分、カフリンガのタイムアウト。
前半の終盤はカフリンガも反撃を見せる。18分、安藤(カフリンガ2)のフリーキックは左に外れる。
19分、坂本(カフリンガ30)の反転シュートはGK揚石が好セーブ。この日のフウガのGKは大黒ではなく揚石が勤めた。
0-2で前半終了。渋い表情で引き上げる徳永(カフリンガ15)。
後半のカフリンガのGKは肥沼。
負けているカフリンガは積極的にボールをとりに行く。
肥沼はファインセーブを連発。
カフリンガは垣本(19)のミドルシュートが目立つ。後半だけで9本のシュートを放った。
坂本(カフリンガ30)もゴール前で再三チャンスを掴むがなかなかゴールを捉えることができない。
30分、ファー詰めで惜しいシュートを外した坂本。
前半はキープしていたフウガだが、後半のチャンスはカウンターが多い。宮崎(フウガ6)から中央へ↓
なんとか小出(カフリンガ12)が掻き出す。フウガも追加点を奪えない。
18分、カフリンガ関(20)が中央で引き付け右サイド夏野(8)へ↓
しかしシュートは諸江(フウガ4)がブロック。
このままタイムアップ。後半は走り回って沢山のチャンスを作ったカフリンガ。悔しい0封だ。
フウガは上位対決を制して首位固めに成功。
勝ち点10で頭一つ抜け出したフウガ。やはり今年はフウガが独走?阻止するチームは現れるだろうか。
次節の相手は昨期1分1敗の柏。しかしその後の全日本ではフウガが圧倒している。
力の差はありそうだが柏は粘りを見せられるか。
第5節は7月14日(土)彩の国くまがやドーム体育館で開催します。
カフリンガ東久留米は11:00~バルドラール浦安セグンドと
フウガすみだは12:50~柏TOR’82と対戦します。
※6月26日掲載のファイルフォックス-カフリンガ戦で
カフリンガのGK竹井選手が開幕戦に出場した旨の説明がありましたが、
開幕戦はGK肥沼選手がフル出場でした。
間違いをお詫びいたします。申し訳ありません。
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写真:金子保子 編集:中根高磁
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時