Fリーグ2012 第10節 9月1日
名古屋オーシャンズ 5-2 エスポラーダ北海道 べっぷアリーナ
掲載が遅くなりました、大分べっぷアリーナで行われた名古屋vs北海道戦を掲載します。
大分で行われた初のセントラル。1日目の第4試合。会場の雰囲気はこんな感じ。観客は約2500人。
この前週にオーシャンアリーナカップで3位となった北海道。自信を持って名古屋戦に挑む。
そのオーシャンカップで優勝し、リカルジーニョも好調。ゆとりのある名古屋。
北海道は引いて守るフットサルではなく、積極的に攻めていた。
名古屋のプレス回避。
果敢にボールを取りにいく北海道。
7分、名古屋の先制点。左サイド、ペドロコスタのキックインからゴール前ファーサイドにいた渡邉があわせる。
しかし北海道は臆せず攻める。昨年名古屋戦で浴びた「引き過ぎ」の汚名はすっかり返上している。
12分、北海道、中央の笠間から↓
吉田のシュートが↓
ディフェンスにあたって浮いたところを笠間がヘディングで押し込み1-1。
見事な攻撃で同点に追いついた北海道。
ここまでは北海道の善戦が目立つ。
しかし15分、右サイドリカルジーニョから左サイド前線にいた森岡へ絶妙なパス。森岡が決めて名古屋が勝ち越し。2-1。
さらに16分、リカルジーニョがゴール近くでボールを奪ってテクニカルなシュートを決める。これで3-1。
ファールを謝るリカルジーニョ。
3-1、名古屋リードで前半終了。
後半はカウンターの仕掛けあいで始まる。
23分、北海道・右サイドハーフライン付近からの鈴木のキックインを
左サイド前線にいた水上がダイレクトボレーで叩き込み3-2。
これで1点差。試合が分からなくなった。
オーシャンカップ3位決定戦で退場となった関口に代わり、北海道ゴールを守るのは上田。
最近出番が増えてきた前鈍内。
名古屋はオーシャンカップのフウガ戦、湘南戦も前半リードから後半の序盤に追い上げられた。気持ちに隙ができるのだろうか?
リカルジーニョは両チーム最多、1人で9本のシュートを放った。
残り3分、北海道はパワープレーを開始し1点差を埋めにいく。
しかし39分、サカイのパワープレー返しのロングシュートで名古屋に貴重な追加点。これで4-2。
さらに終了間際、逸見のパワープレー返しでダメ押しの5点目。
名古屋が5-2で北海道を下した。北海道も途中まで積極的に渡り合ったが最後は名古屋に余裕があった。
MOMはリカルジーニョ。セントラルでは10万円の賞金が出ます。
エスポラーダ北海道・小野寺監督のコメント
今日は何とか40分でしっかり勝とうとチームでプランを立てて、この試合に臨みました。前半を最低でも2点差以内に抑えておけば、自分たちにもチャンスが来ると思い、0-2、1-3、2-4と設定をして我慢をして戦うことがまず必須だと考えていました。前半はプラン通りに進み、後半も3-2というところまで追い詰めることができました。最後の策としてパワープレーで同点、逆転を狙おうとしましたが、残念ながら結果としてはパワープレーが裏目に出てしまったのかもしれません。しかし、名古屋相手にそこまでのプランを実行してくれた選手たちは良かったと思います。やはり、まだまだ力不足で最後の詰めの甘さが出てしまったのかもしれませんが、プラン通りに進めたことに自信をもって、明日からまた頑張っていきたいと思います。
エスポラーダ北海道・高山選手のコメント
結果的には負けてしまいましたが、名古屋相手に引いたディフェンスではなく、
北海道らしい前からいくディフェンスで最後まで諦めない試合を
見せることが出来たのではないかと思います。
名古屋オーシャンズ・アジウ監督のコメント
大切な勝点3だったと思う。私たちがプレーオフまで、しっかり首位を保っていくためには、この勝利は非常に大きいものだったと思う。「とても良い」と言える試合内容ではなかったが、オーシャンアリーナカップもあり、長距離移動、ハードスケジュールもあったので、選手たちに疲労があった中で勝てたこと言うことを第一に考えるべきだと思う。
名古屋オーシャンズ・渡邉選手のコメント
今日の試合では、僕らのボール保持率が非常に高く、得点も良い時間に入ったので、それによりそのあと切り替えの遅さ・守備の甘さが出てしまった。後半1点差につめられたと言うことは試合内容としては良くなかったので、修正していきたいと思う。長いリーグ戦を戦う上で、首位を保っていくには、どのような形でも『勝点3』を積み重ねていくことが大事だと思うので、今日の試合に関しては、しっかり勝ちきれたことが良かったと思う。
Q.1点差の時間帯が続いたが、北海道の印象は?
少し疲れ気味かと思う。疲労が貯まっている状態で、北海道のいつもの運動量が多い試合展開があまり見られなかった。北海道もオーシャンアリーナカップに4試合出場した事や長い移動の影響かと思う。それと、床も影響していると考える。彼らの適応している床ではなく、展開もスピーディではなく、スピードが落ちる、ということが原因のひとつと考える。
この試合の公式記録はこちらです。
第13節は、町田vs浦安戦を掲載予定です。
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写真・記事:大関朋美
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時