ウイダーFリーグ2013-2014
第8節 7月21日 テバオーシャンアリーナ
バサジィ大分 vs バルドラール浦安
名古屋セントラル2日目の大分と浦安の対戦。
前日、上位湘南を0点に押さえ完勝している大分と、下位町田に1点も奪えず完敗している浦安。
それぞれ下位グループと2位争いグループの勝点が接近しているため勝っておきたい試合だったが
両チームの気持ちが前面に出て、序盤から終盤まで点を取り合う熱戦となった。
浦安先発は荒牧、高橋、田中、完山、GK藤原。
大分先発は蒲原、仁部屋、小曽戸、森村、GK定永。
試合開始から積極性のある両チーム。
2分、仁部屋が右サイドからドリブルでディフェンスをひきつけ、ファーサイドに詰めていた蒲原が合わせて大分先制。
先制された浦安。序盤はチャンスを作れなかったが、徐々に大分ゴールに迫る。
11分、浦安・高橋がライン際を倒れながらシュート。GKの脇をすり抜けゴールネットを揺らす。
高橋の見事な個人技。これで同点。1-1。
追いついた浦安。この時間帯は浦安ペース。
14分、ルーズボールを稲葉が拾い、切り替えしてシュートパス。鳥丸が合わせて浦安が逆転。1-2。
直後にもフリーキックから決定機。稲葉のクロスに小宮山が合わせるが惜しくもサイドネット。
押されていた大分。19分、二部屋のドリブルを完山がファールで止め、大分にフリーキックのチャンス↓
これをディドゥダが豪快に蹴り込み、直接ネットを揺らす。同点、2-2。
後半。
両チームチャンスを作るもゴールが決まらない。
25分、荒牧のカットから稲葉が左サイドをドリブルで持ち込み、そのままネットを揺らす。
浦安勝ち越して2-3。
今度はまた大分が攻める。
31分、稲葉のドリブルを蒲原が倒し、イエローカード。浦安がゴール正面でフリーキックを得る。
稲葉のシュートは左の高橋に当たりゴールイン。
会場ではディドゥダに当たったように見え、『オウンゴール』とアナウンスされたが記録は高橋で2-4。
2点差をつけられた大分は点を取りにいくがなかなかゴールを奪えない。
36分、蒲原がボールを床にたたきつけ、審判へ抗議したことで2枚目のイエローで退場。
しかも6つ目のファールだったため、浦安に第2PKのチャンス。
しかしここはGK定永がセーブ。
このあと大分は定永・小曽戸・二部屋・中村の4人で一人少ない2分間を守りきる。
5人に戻った大分は残り2分11秒、小曽戸をGKにしてパワープレーを開始。
直後、仁部屋が中央からミドルシュートを豪快に決め1点を返す。3-4。
残り40秒、仁部屋のシュートをキャッチしたGK藤原のパントキックが無人のゴールにきれいに決まる。
これで3-5。1点差に追い上げられていた浦安。勝利を引き寄せる大きなゴール。
最後の40秒を心配そうに見つめる岡山監督。
そしてタイムアップ。大分の追い上げ届かず。3-5で浦安の勝利となった。
この時点で浦安は2位。次節ホームで名古屋との1位2位対決となった。
大分・伊藤監督のコメント
「勝ち点が離れて苦しい部分もあるが、今ある選手たち・戦力を、最大限発揮して出来ていると思う。判定に関しては色々あると思う。今日はうちにはアンラッキーだった。」
浦安・岡山監督のコメント
「昨日は不甲斐無い試合をしてしまったので、今日は見に来て下さった方々に何かを伝えられるような試合をしよう、と話していた。それはできたのではないかと思うので満足している。ただ、うちが目指すフットサルという意味では、まだまだ足りない点があるので、しっかり修正し次の試合にむけて練習していきたいと思う。」
(写真・記事:大関 朋美)
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時