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　 関東1部リーグ2013 第4節 8月3日 東久留米スポーツセンター

　　 ブラックショーツ vs アルティスタ埼玉　
　
　　　まだ勝ち星がないブラックショーツと前節フウガに残り2分まで同点と追い込んだアルティスタ。
　　　どちらにとっても是非とも勝っておきたい対戦は、流れが二転三転する点の取り合い。
　　　さらにもう勝負がついたと思われた残り3分からどんでん返しが待っていました。
　
　

　

　

　序盤、攻め込んだのはアルティスタ。
　

　

　

　

　8分、左サイドからの浮き玉パスを中村昌哉(アルティ17)がダイレクトボレーで決めてアルティスタ先制。
　

　

　

　

　先制後もアルティスタの動きがいい。ボールが早く動く。
　

　

　

　15分、カウンターで中央を抜けた杣山(アルティ9)がキーパーを交わして2点目。0-2。
　

　

　

　

　17分、押されていたブラックショーツ。左サイド、細谷(ショーツ8)から中央へ↓
　

　柴田(ショーツ9)がゴール右へ上手く決めて1点を返す。1-2。
　

　

　

　僅差の勝負に接触が多くなる。
　

　

　ハーフタイム。リードされているブラックショーツ。これまでの試合は攻めに偏りすぎる傾向があったが、
　この日は勤めて攻守のバランスを取ろうとしているのが見て取れる。後半はどう戦うか？
　

　後半開始。
　

　21分、前線へボールを受けた柴田(ショーツ9)が意表をつくトゥーキックでゴール右下へ決める！
　

　

　これで同点。0-2から2-2へ追いついた。
　

　動きが良くなり前を向いてボールを持てる場面が増えてきたブラックショーツ。
　

　

　

　

　30分、田口(ショーツ10)の突破でコーナーキックを得るブラックショーツ。
　

　早いリスタートを山口(ショーツ15)がダイレクトで決め逆転！3-2。
　

　

　

　

　先制されたが徐々に盛り返しついに逆転。この時間帯、今日はブラックショーツの試合だな、という雰囲気だったが･･･
　

　

　35分、右サイドを縦に抜けた橋本(アルティ30)がスピードに乗りながら1対1のシュートを決める！
　

　

　これで再び同点。3-3。ブラックショーツに行きかけた流れを止める！
　

　

　次の得点はどちらか？混沌とする雰囲気の中･･･
　

　35分、ブラックショーツの選手が前線で痛んだが笛は鳴らず、一瞬ブラックショーツが躊躇した中でのカウンター。
　右サイド橋本(アルティ30)が左の鈴木(アルティ8)へ出したクロスが、慌てたブラックショーツのオウンゴールを誘う！
　

　これで再逆転され3-4。流れはブラックショーツから再びアルティスタへ。
　

　ブラックショーツは飯田(ショーツ1)をキーパーに、鈴木(ショーツ5)も投入しパワープレーを開始。
　

　しかし直後、中村(アルティ17)のロングシュートが無人のゴールに決まり3-5。
　

　35分からの3連続得点で一気に2点リード。残り3分を切り、勝てるムードに沸くアルティスタ。
　

　

　一度主導権を握っただけに、負けるのは痛いブラックショーツ。しかしもう時間がない。
　

　パワープレーのパス回し。柴田(ショーツ9)からパスを受け↓
　

　田口(ショーツ10)がポストに当たる矢のようなシュートを決める。
　

　

　これで4-5。しかしまだ負けている。時間は2分を切った。
　

　アルティスタはタイムアウトで守備の確認。1点を守りきれるか？
　

　残り時間は1分。パワープレーから、
　

　再び柴田(ショーツ9)のつま先シュート！ゴール右隅に決まる。
　

　

　これで5-5、ブックショーツが土壇場で追いついた。
　

　流れが何度も変わる目まぐるしいゲームは引き分けで終了か？
　

　ところがドラマはまだ続いていた。終了間際、もう終わったと一瞬アルティスタに隙が出来る。
　カウンターで宮崎(ショーツ14)から中央の山口(ショーツ15)へ↓
　

　DFとキーパーが交錯するなか、無人のゴールへラストシュートが決まる！
　

　

　ブラックショーツ逆転！ 残り時間はなんと2秒！間違いなく決勝点だ！
　

　

　残り5分から3点取られて逆転され、残り2分余りで3点取っての再逆転！
　

　

　そしてタイムアップ。ブラックショーツ今期初勝利！
　

　リーグ戦では昨年後半も勝てず久々の勝利に涙する選手も。
　

　逆にアルティスタはショックを隠せない。力を感じる内容が続くが結果を出すのは難しい。
　

　

　サポーターに挨拶に向かう選手たち。
　

　攻撃力はありながら勝ち星を掴めなかったブラックショーツ。これが浮上のきっかけになるか？
　

　

　試合後、ブラックショーツキャプテン飯田選手にお話をお聞きしました。
　
　＜Q.初勝利、おめでとうございます。＞
リーグ戦では昨年からずっと勝ちきれない試合が続いていたんですが、すっと応援してくれている人たちの為にも何とか打開しなければいけないので、戦術面ではなくてメンタル面でジャッジや試合展開に左右されず、逆転されようが点差が付こうが最後まで諦めないとか、そういったことを心がけて試合に入りました。今期は特にオフェンスに力を入れていたんですが、攻撃に力を入れすぎて攻め疲れとか、攻めているときに逆に失点をするとかが続いていたので、そこを意識することで変わると考えていました。若い選手が多いので、落ち着いて試合をコントロールできる選手が多くなれば、勝ちきれる試合がもっと増えると思っています。
　＜Q.今日の勝利は良いきっかけになりそうですか？＞
どのチームも力は変わらないので簡単ではないと思いますが、でも勝った事は大事に勢いにして、これをきっかけにしなければいけないと思います。頑張ります！
　　
　
　
　　　　　　　　関東リーグ 第6節は8月17日(土)、墨田区総合体育館で開催されます。
　　　　　　　　　　

　　　　
　　　 　

　
　
　　
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