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　　全日本選手権　PUMACUP2014　東京大会 11月24日　駒沢屋内球技場

　　　 ファイルフォックス府中 vs C.A.エボルシオン　
　　　
　　　　3位までが1月の関東大会へ進める全日本選手権東京大会。
　　　　準々決勝で関東2部リーグのフトゥーロをPK戦の末破って準決勝に勝ち上がった
　　　　東京都1部リーグのC.A.エボルシオンが、名門ファイルフォックスに挑んだ。
　　　　
　9月に大怪我をしたファイルのエース格・田村。回復順調でこの試合から公式戦復帰となった。
　

　準々決勝では同じ府中の名門フトゥーロから3点差を逆転したエボルシオン。勢いをファイル相手にも見せられるか？
　

　

　

　ファイルからしても一発勝負のトーナメントは簡単ではない。気持ちを高めて試合に入る。
　

　

　エボルシオンの10番五十嵐。ファイル相手でも動きの良さが際立った。
　

　5分、中盤でボールを奪った五十嵐がそのまま上がってシュートを決める。
　

　

　

　エボルシオン先制。0-1。
　

　

　

　都リーグでも活躍するドリブラー五十嵐の見事なゴールだった。
　

　ファイルは攻勢を強める。
　

　

　7分、右サイドを抜けた吉成から↓
　

　逆サイドに詰めた細野が決めファイルが同点に追いつく。1-1。
　

　

　

　その後も攻めるファイル。
　

　

　

　なんとか守るエボルシオン。
　

　

　体を張ったプレーで同点のまま時間が過ぎる。
　

　

　

　このまま同点で前半を終えるかと思われたが･･･
　

　前半終了間際、三木と岩田の縦へのパス交換から岩田のシュートでようやくファイルが逆転に成功する。2-1。
　

　

　

　押しながらも点が取れず、なんとか1点リードで折り返したファイル。簡単にはいかない。
　

　

　後半は前線からのプレスを高めたファイルが圧倒的に攻める。
　

　

　ファイルのプレスの前にエボルシオンはなかなか前線へボールを送れない。
　

　

　中央は堅いが両サイドはスペースがあるため、ファイルはミドルシュートを次々と放つ。がゴールは決まらない。
　

　

　

　

　攻撃のチャンスはなかなか作れなかったエボルシオンだが、なんとか守って2-1のまま時間が過ぎる。
　

　

　いよいよ残り2分を切る。エボルシオンはリスクを犯して攻撃に出ようとしていたが。
　

　コーナーキックから三木が強烈なシュートをニアサイドに蹴りこんで、ファイルに貴重な追加点が入る。3-1。
　

　勝負を決定づけるゴールでサポーターに手を上げる三木。
　

　

　

　悲しい表情でピッチを見つめるエボルシオン鈴木監督。
　

　エボルシオン最後の反撃も得点ならず。
　

　3-1でファイルの勝利。決勝進出で3位以上を決め、関東大会への出場権を獲得した。
　

　

　残り1分まで1点差。必死の守備で接戦に持ち込んだエボルシオン。このあとの3位決定戦で関東大会出場を目指す。
　

　

　

　先制ゴールの他、高い運動量とキープ力で攻守に際立ったエボルシオン五十嵐選手にお話をお聞きしました。
　
Q.接戦でしたが残念でした。どういった気持ちで試合に挑みましたか？
相手は2個カテゴリーが上なので、どうしてもウチのほうがあらゆる面で劣っているとは思っていたんですけど、こういう舞台でファイルフォックスさんと出来る機会はあまりないので、チャレンジャーとしての気持ちは忘れす思い切ってやろうという話はチーム内でしていました。
Q.対策を練るというより、自分たちのプレーをしようという感じだったのですか？
そうですね。ただ、1対1という場面では相手のほうが上手だと思っていたので、そこはうちが人数をかけて数的優位を作ろう、ディフェンスではカバーリングをしっかりしよう、という部分はかなり練習してきました。
Q.実際戦ってみてどうでしたか？
やっぱり・・・上手かったですね。(笑）東京都リーグでは経験することのない寄せの早さだったり、1対1位の上手さだったりを凄く感じました。いい経験になりました。
Q.3位決定戦は都リーグ同士の対戦になりますが、どう戦いますか？
うちは相手によって戦い方を変えるとかそういう上手いチームではないので、自分たちが出来るフットサルをしっかりやって、そうすれば結果はついてくると思うので、何とかもう一枚の関東大会への切符を掴みたいと思います。

　




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