第21回全日本フットサル選手権
 1次ラウンド 3月4日 静岡県エコパアリーナ


  フウガドールすみだ vs 柏トーア’82

  2年前まで関東リーグで共に戦った両チームが久しぶりの公式戦対決。
  違うステージで戦ってきた両者。より成長を見せられるのはどちらか?

 今シーズンでのトップチーム引退を表明したすみだ金川。長年チームを牽引してきたすみだのキャプテン、最後の大会。
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 柏トーアは2012年以来4年ぶり2度目の選手権。その時は3敗で1次ラウンド敗退。
 関東リーグでも優勝争いをし力を付けた今期。かつての関東リーグの盟友、すみだ相手に下克上を狙う。
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 12月に練習試合をした両者。その時は2-0ですみだが勝っている。
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 対戦が決まってから柏・奈須監督は勝つための作戦を練ってきたという。
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 怪我から復帰の渡井もベンチ入り。すみだはFリーグ2年の経験を見せ付けることが出来るか?
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 柏のGKは指の骨折から帰ってきた半田。12月以来の公式戦。
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 立ち上がりからすみだがゴール前に攻め込む。
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 柏は自陣に引いて得意のカウンター↓
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 柏の絶対エース馬場(柏19)はすみだ相手にも得点を奪えるか?
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 柏が想定できない戦力。すみだ関東リーグ時代にはいなかった西谷(すみだ14)ら。
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 柏2ndセットはロングボールでチャンスを狙う。
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 柏の守備の要、中田(柏36)がすみだの攻撃の芽を摘む。
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 7分、中田(柏36)のプレスからボールを拾った馬場(柏19)↓
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 ドリブルで駆け上がり↓
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 放ったシュートがゴールに突き刺さる!
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 柏先制! 0-1。馬場のスピードはすみだにも通用した!
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 柏が狙い通りの試合運びで1点をリードする。
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 柏に思惑通りにさせないと、すみだが攻勢を強める。
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 攻めながら、すみだはなかなか得点を奪えない。
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 13分、太見(すみだ8)の突破を中田(柏36)がノーファールで止める。
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 いい加減点の欲しいすみだ。しかし柏の守備の集中も高い。
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 前半残り13秒まで守った柏。ここですみだのキックイン↓
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 中央に預けて金川(すみだ3)のシュートが↓
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 ゴール左下に決まる!
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 すみだ、ようやく同点に追いつく!
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 最後の大会の金川。最初の試合でまず1点。
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 最後の最後で一瞬の隙を衝かれた柏トーア。追いつかれて後半へ。
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 この一戦、本気で勝つために十分に策を練ってきた柏奈須監督。後半の指示を伝える。
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 後半が始まると前半以上にすみだが前線からプレッシャーをかけ、柏をゴール前に釘付けにする。
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 柏のカウンターには、すみだも慣れたのか、決定的なチャンスには結びつかない。
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 28分、柏のカウンターを清水(すみだ11)が防ぎに行き↓
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 イエローカード。
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 しかし馬場(柏19)のシュートはGK清家がしっかり止める。
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 すみだの激しい攻撃に耐える柏。
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 すみだのシュートの雨をGK半田がしのぐ。
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 残り10分を切ってもまだ1-1。このまま引き分けで終わるのか。それとも?
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 残り4分を切り、すみだは清水(すみだ11)を残す形でセット替え。
 太見(すみだ8)と清水のピヴォ2枚を同時に入れ、スクランブル体勢で攻める。
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 太見(すみだ8)の落しから↓
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 西谷(すみだ14)が内に返して↓
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 清水(すみだ11)のシュートは枠の上。
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 さらに今度は右サイド西谷(すみだ14)からのサイドチェンジ。太見(すみだ8)がフリーになり↓
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 狙い済ましたシュートがゴールを捕らえる!
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 してやったり太見! やっとやっとの勝ち越し点! 2-1、すみだがこの試合初めてリードを奪う。
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 パスを出した西谷、中央で張っていた清水と抱き合う。
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 さらに1分後、宮崎(すみだ6)がサイドから中央へ↓
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 逆サイドに振って↓
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 太見(すみだ8)の折り返しを宮崎が押し込む!
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 すみだ追加点で3-1。
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 呪縛を解いたように連続得点を奪い、すみだが勝利に大きく近づく。
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 柏はパワープレーに最後の望みをかける。
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 だが思うようにチャンスを作れない。
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 残り時間僅か。高村(柏18)がシュートに行ったところをブロックされ↓
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 こぼれたボールを岡山(すみだ16)がロングシュート↓
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 若林(柏8)の必死の戻りも追いつかず。
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 4-1、すみだに駄目押し点。柏の希望を打ち砕く。
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 そしてタイムアップ。すみだが柏を返り討ちにする。
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 知った者同士。歩み寄り言葉を交わす両監督。
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 残り3分までは1-1。狙ったゲームは出来た柏。しかし最後は力及ばなかった。
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 途中はヒヤッとしたすみだ。手の内を知られた相手を退け、安堵の表情を浮かべる。
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 惜しくも敗れた柏・奈須監督にお話をお聞きしました。
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<Q.2年ぶりのフウガとの公式戦はいかがでしたか?>
フウガは個の能力が高い中で、徹底した攻撃的な戦術で、質の高いプレーを見せてもらったな、という印象です。

<Q.フウガは関東リーグにいたときとは違いましたか?>
フウガの違いも感じましたが、自分達が攻撃面でやれる部分が増えていたということが評価できるかな、と思います。
ただ個々の能力、発想力という面ではまだまだフウガさんには及ばないというのも感じました。でも僕達はまだ伸びシロのある選手も多いので、次に対戦する時にはさら成長した姿を見せたいと思いますし、さらに結果もついてくるようにしたいと思います。

<Q.柏は元々カウンター型のチームですが、今日は特に守備に重点を置いた試合になったと思います。>
そうですね。それでも例えば後半の若林が(清水選手に)イエローをもらったシーンなど、個々で適わない分、相手の間を入っていくというプレーは練習してきたので、ああいったシーンをもっと増やしてもっと馬場や中田が活かされたり、2nd3rdセットもチャンスを作れるようにして行きたいと思います。

<Q.フウガや徳島ラパスという対戦経験の多いチームとの試合が今回は多いですが?>
自分達だけでは自分達の力を図ることが難しいので、こうして定期的に同じチームと対戦するのは一つの物差しとしては良かったと思います。今日フウガとやれて自分達の今の現状を計ることができました。
  
  
 2点目の決勝点、3点目のアシストを決めたすみだ太見選手にお話をお聞きしました。
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<Q.結果は4-1でしたが残り3分まで1-1のゲームでした。厳しい試合になった要因は?>
まずは先に失点してしまったことがとても大きくて、向こうがよりハーフまで引いてゾーンで守るというのが徹底されて、ピヴォにボールが入ったときの寄せも徹底していたので、やはりこうして守られるとフウガは厳しい試合になるな、というのを改めて感じました。ウチはそれほど器用な選手が多いわけでもないので、そういう意味では関東リーグ時代を思い出しましたね。

<Q.関東リーグ時代を思い出すというのは具体的には?>
Fリーグではあそこまで守備を固められることはないので、やりづらかったというのが正直あります。シュートが打っても入らないというのが続いてナーバスになったというか、悪循環に陥ってしまって、結果としては4-1ですけど残り3分まで1-1というのは柏にとってイメージ通りの試合をされてしまったなという印象です。

<Q.決勝点となった2点目はフリーになりましたね?>
あそこは清水と僕とでピヴォ2人が入ったので、僕が開いた位置にいることができました。そこに西谷が正確なパスをくれたんです。

<Q.その組み合わせをあの時間で組んだ須賀監督の采配も当たったわけですね。>
そういうことになりますね。清水が中央でダミーになったのも効いていたと思います。

<Q.しかし残り10分くらいになったらもっとドンドンくるのかなと思いました。シュートが決められなかった時などは悔しそうでしたが、プレーは冷静でしたね?>
そこはFリーグの経験というか、最後の最後まで気持ちが折れないというのは培ってきたので、落ち着いてやるべきことをやり続けることが一番いいというのを経験してきたことが最後の結果につながったのかなと思います。
正直、あそこまで1-1というのは自分達のイメージしていたゲームとは違いますけど、最悪引き分けで終わっても、残り2試合で柏より多く得点を取ればいい、という考えもありましたから、目標の最低ラインを下げていたのが良かったんじゃないかと思いますね。

<Q.最悪引き分けでもいい、というのは選手個々が感じていたことですか?指示があったのですか?>
ハーフタイムに監督が柏は引いて守るスタイルだから、得失点では勝てるから、変に焦って前半の失点と同じようなことを食らうと負けゲームになるから、本当に最悪のケースですけど、引き分けでもという話はありました。

<Q.太見選手は対峙するポジションではないですが、馬場選手が柏の強力な武器なわけですが?>
確かに! 僕はマッチアップしていないとはいっても、セットプレーにしても展開にしても全て彼を中心に攻撃が組み立てられていて、やりにくいと感じました。ただ的が絞りやすいので、やり易いという面も両面ありましたね。

<Q.試合前から馬場選手を警戒しようという話はあったのですか?>
そうですね。彼の噂は度々聞いていましたし、やってみて能力の高い選手だと感じました。実際点を取られていますし間違いなく要注意な選手だったなと改めて思いましたね。

<Q.久々の柏は昔と違いは感じましたか?>
もうかなり前のことなので、あまり正確には昔との比較は分からないんですが、柏の切り替えの速さは感じましたね。
ああいう形で僕らは負けたりしたこともあったな、というのを思い出しましたし、切り替えはFのチームより早い、北海道なんかは凄く切り替えが早いんですが、それと同じくらい早いと思いました。1点取られたあと、僕らのパスミスを突かれてカウンターを食らったシーンがあったんですが、あれを決められていたら結果は違っていたかもしれませんし、本当に紙一重の勝負だったなと思います。


 


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(写真/記事:中根高磁)   


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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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