全日本選手権 関東大会 決勝日 前橋市民体育館 1月29日
準決勝
柏イーグルスTOR’82 1-0 コロナFC権田
全日本選手権の関東大会はベスト4による決勝日を迎えた。関東から全国大会への出場枠は3つ。
準決勝第1試合は関東リーグシードの柏と神奈川代表のコロナ。
柏は今期、関東リーグで優勝争いとFリーグ準加盟を果たしながら全国大会への出場経験はない。
全日本で全国デビューを飾り、躍進の1年を締めくくりたい。
試合はコロナがボールを支配して進む。竹松、山村らが立て続けにシュートを放ち柏を押し込む。
柏はいつもどおりに守ってカウンター。しかしサイドのドリブル突破とゴール前へのロングボールのみで
見せ場を作れず、前半はシュート6本。コロナも大きな決定機はなく0-0で後半へ。
後半はさらにコロナペース。
大場を基軸にゴール前の朏島、中川らにボールが供給され危険な場面を何度も作る。
柏は持ち前の強力なカウンターを封じられ、試合の大半は柏陣内。
残り10分からはコロナのシュートがポストやバーをかすめる惜しいシーンの連続。
それでも得点は入らない。押しているコロナとしてはPK戦に入りたくはないだろうな、という
空気が流れた終了間際。柏が動く。
人数をかけ前線へ上がると、植崎が右サイド角度のないところから放ったシュートが
GKの手を弾きゴールネットを揺らす!
残り50秒の決勝ゴール。このあとコロナもパワープレーで攻めるが届かず試合終了。
これが相手が分かっていてもそうなってしまう柏の試合。
圧倒的に押されていても、ワンチャンスをものにする集中力で得点を奪う。
全国への切符をかけた大一番の残り1分でその力を発揮し、柏が見事決勝へ進出。2位以上を確定した。
試合前、写真好きなコロナの皆さん。いつもありがとうございます。
でもやりすぎてコーチに怒られないで下さいね。
試合開始早々、自陣から持ち込んだ柏のエース特手のシュート。しかし前半の特手のシュートはこれ一本。
ロングボールを前へ出て弾くコロナGK野邨。
脇を傷めてしまうがプレー続行。
ハーフタイム。髪型が良く変わるコロナ梅木。
早く点の欲しいコロナ。大場がもっと前へ、と激を飛ばす。
惜しいシーンの連続に悔しがる朏島。
終了50秒前、右サイドから植崎(柏8)が中央の中田(柏36)に放ったシュートパスがGKの手を弾きゴールイン!
全国へ大きく近づく貴重な貴重な先制ゴールがここで生まれた。
コロナも残り時間、山村をGKにしてパワープレーを仕掛けるが及ばず。
試合終了の瞬間。柏は大歓喜!全国へ行きたかった気持ちが伝わる。
おめでとう柏イーグルス。全国の強豪、そしてFリーグ勢との対戦が楽しみだ。
決勝戦
柏イーグルスTOR’82 0-2 フウガ東京
16チームが参加した関東大会もいよいよ決勝戦。
関東リーグ優勝のフウガと4位の柏。ともに全国に5チームしかないFリーグ準加盟になった両チーム。
昨年まで無名に近かった柏だが、地域リーグの盟主といえるフウガと渡り合う立場になった。
決勝戦は既に全国大会への出場が決まっているため、ギリギリの攻防にはなり難い。
だが、フウガと柏の地力をうかがい知ることは出来る。
序盤からフウガがボールを支配。柏もカウンターから
中田、国本がGKと1対1になるなど惜しいシーンを作るが決められない。
すると7分、フウガ金川がゴール前のフリーキックを直接決めて先制。
ここからフウガのボール回しがさらに冴えだす。
9分、右サイド太見の折り返しを金川がファー詰めし2点目。
今期エース級の活躍を見せた金川の連続得点で柏を突き放すと、その後は
柏にカウンターのチャンスを与えず、前半は0-2で終了。
後半、優勝を狙って柏も前に出る。国本・奈須らも積極的にゴール前へ侵入。
32分には右サイドに抜けた上福元のシュートがポストに当たる。
終盤はさらに柏が攻めたがフウガは変わらず落ち着いて対応し、
柏のパワープレーにも動じず、0-2のまま試合を締める。
この結果、関東大会優勝=関東第1代表はフウガ、第2代表は柏イーグルス。
フウガの大黒、柏の特手が怪我や疲労で不出場だった決勝だが、
試合後、柏奈須監督が「フウガ強かったー。」と言うように、
点数以上にフウガに余裕のある試合だった。しかし、それでもここまで勝ってきた柏が
全国でどのような試合をするのか。注目して見たい。
7分、このファールでフウガにフリーキック。
金川(フウガ3)が豪快にゴールを決める!
フウガ先制。0-1。
9分、太見(フウガ8)の折り返しから↓
金川(フウガ3)がファーサイドに詰める。
フウガ2点目で有利に試合を進める。
0-2で後半へ。
後半、柏も前へ出る。得意のカウンターからの早いクロス↓
だがファー詰めは間に合わない。
終盤、柏の激しい攻撃。
フィクソの奈須監督(柏7)もドンドン前へ上がる。
国本(柏5)もチーム最多のシュートを放った。
しかしフウガには終盤も余裕があった。0-2のまま試合終了。
優勝を決めて須賀監督もガッツポーズ。
表彰式。柏は堂々の2位通過。
準優勝おめでとう柏イーグルス。
セグンド、ゾット、ファイルと厳しい組み合わせを勝ち上がったフウガ。
優勝おめでとう!その強さで全国でも活躍を期待しています。
次回は運命の第3代表決定戦、コロナvsファイルフォックスを掲載します。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ 大分 |
26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 |
2019年第11節終了時
8.18 | チャレンジすみだvs町田 |
---|---|
7.21 | 第6節 町田vs名古屋 |
6.22 | 開幕戦インタビュー |
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
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1 | ファイルフォックス | 9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 |
2019年第4節終了時
12.15 | 17節 リガーレvsゾット |
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12.13 | 17節 ロンドvsファイル |
12.122 | 17節 カフリンガvsショーツ |