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　ボルク北九州がシュライカー大阪の胸を借りた一戦。
　前半、GKイゴールを温存した大阪だが、それでも2分、5分にヴィニシウス、佐藤の得点が入り、
　このまま大阪の圧勝かと思われた。しかし、点差によらず果敢に大阪からの得点を試みるボルクは、
　左前方へのロングフィードと左ライン際のドリブル突破を多用し、徐々に盛り返す。
　両者自陣から一気にゴール前へ進むためか、それを防ぐディフェンスとの接触が多発。
　怪我人が多く出る。ボルクはゴール前の混戦から押し込む形で2点を返し、
　序盤に見せていた大阪の余裕を時間が進むにつれ消し去ることに成功。
　最後まで1点差には出来ず、大阪を追い詰めるには至らなかったが、十分戦えることを示した一戦だった。

　　グループC　1日目　15:00
　　　フウガすみだ 5-1 クオーレ仙台

　今井翔、清水誠など花巻を中心に元Fリーガー7名を要する東北の期待の新生クオーレ。
　しかしフウガの前プレに押され自陣からなかなか出られない。
　それでも良く守っていたクオーレだが、8分、フウガ太見に先制点を許すと
　その後も攻め手のないクオーレをフウガが徐々に引き離し、後半途中で4-1。
　残り9分半からパワープレーを開始するクオーレだが、まだチグハグなところも目立ち点を取るに至らず。
　クオーレは個々の力をチームとして発揮できず、5-1でフウガの勝利となった。