Fリーグ inゼリー2014-15 第28節 1月17日 浦安市総合体育館
バルドラール浦安 vs 名古屋オーシャンズ
注目の1位vs3位の大一番。会場は超満員。この試合に気合十分の浦安は王者名古屋を打ち破れるか?
浦安・深津選手はFリーグ通産100試合出場を達成。ご両親から花束贈呈。
チケットは完売。大入りの1861名。座りきれない観客は立ち見で観戦。
期待の高まる中、試合が始まる。
さっそくゴール前に攻め合う両者。
3分、森岡(名古屋9)が引き付けて右へパス↓
ペドロコスタ(名古屋14)がシュートパスを放つと↓
ゴール前でディフェンスに当たってゴールに入る!
名古屋先制!0-1。シュートが枠に行っていたためか記録上もペドロコスタのゴール。
先制後も名古屋ペース。渡邉(名古屋13)のシュートはGK藤原が足で弾く。
9分、森岡(名古屋9)が抜け出し↓
シュートを放つがここもGK藤原がセーブ。
直後、今度は高橋(浦安19)のカウンター↓
角度のないところからのシュートは名古屋GK篠田が足で止める。
13分、この時間帯は浦安が攻勢をかける。コーナーキックから↓
中島(浦安7)がヘディングするが惜しくも枠の右。
しかしポジェッションは変わらず名古屋が高い。16分、セルジーニョ(名古屋11)のシュートがブロックされ↓
こぼれたボールを星(名古屋5)がクロスを入れると↓
ファーサイドにいた渡邉(名古屋13)が押し込む!
ゴールイン!名古屋に追加点が入る。
0-2。まだ2点差だが名古屋に安堵感が流れる。
浦安にとっては2失点とも当たってこぼれたボールがゴールにつながった。複雑な心境。
余裕の出た名古屋がさらに攻める。八木(名古屋17)のシュートはポストに当たる。
このまま前半を終えたくない浦安、最後に反撃をを見せる。
ここで前半終了。0-2で後半へ。
ハーフタイム。浦安は2ndチームの浦安セグンドの地域チャンピオンズリーグ+全日本選手権関東大会への出場を報告。
さらに女子チーム、ラス・ボニータスの関東女子リーグ優勝を会場のファンに報告した。
トップチームは逆転を目指して後半へ。
しかし開始1分、右サイドで切り替えしたセルジーニョ(名古屋11)の↓
左足シュートがファーポスト際を貫く!
後半最初の得点も名古屋。0-3、リードが広がる。
得点で気をよくしたセルジーニョ(名古屋11)らが勢いに乗って攻める。
25分、浦安のカウンター。左から加藤(浦安8)のクロスは↓
ゴール前を横切っていくが押し込めず。
さらに荒牧(浦安6)が抜け出すが↓
森岡(名古屋9)がスライディングでコースをふさぐ。
浦安は何とかしなければとアガくが名古屋は反撃を許さない。
33分、吉川(名古屋15)が右サイドを抜けてGKが飛び出し↓
同サイドのサカイ(名古屋4)を経由して逆サイドへパス↓
森岡(名古屋9)のシュートはGK藤原が弾くが↓
弾かれたボールを再度森岡が蹴り込んでゴールを決める!
名古屋4点目!ほぼ試合を決める大きな追加点。0-4。
満員の観客の前でこのまま終われない浦安。高橋(浦安19)が気持ちを見せる。
残り6分、浦安がタイムアウト。
浦安は高橋をGKにしパワープレーを開始。
その高橋(浦安19)から左サイドの星(浦安9)へ↓
星の角度のないシュートがゴールニア側に転がり、GKが反応できずゴールラインを割る!
ようやく浦安に得点。1-4。残り時間は4分半。ここから追い上げできるか?
しかし名古屋の守りも堅く決定機はなかなか訪れない。
38分、中央から荒牧(浦安6)が放ったシュートは森岡(名古屋9)が死角になったか↓
ゴールに吸い込まれ、浦安に2点目が入る。
これで2-4.残り2分、浦安わずかに希望が出てきたか?
しかし浦安に悲劇。森岡を止めに言った荒牧(浦安6)が踏み外して足首を痛めてしまう。
「前に怪我した所と同じところを痛めたようだ。(試合後米川監督)」担架で運ばれる。
終了時間が近づく。
浦安はロングボールを入れるが得点は奪えず。
試合終了。2-4、名古屋が浦安を下す。
大一番だったが危なげなく名古屋が試合を進めた。浦安の反撃はパワープレーのみだった。
森岡はシュート数、断トツの14本。名古屋は派手に喜ばないが満足げな表情。
満員の観客に答えられなかった浦安。高橋の目には涙が浮かんでいた。
名古屋オーシャンズ・ガルシア監督のコメント。
こういう大切な試合で選手はしっかりやってくれたと思うし感謝しています。試合の流れ、点の入り方も私たちが望んだとおりの展開で、後半に入ってから何度か嫌な形でボールを取られましたが、前半のリードがあったので余裕を持って逆にリードを広げることが出来たのかなと思います。終盤は選手の疲労もあってパワープレーで何回かのミスから失点もありましたが、全体としてはいい試合で、なによりもこの直接対決で勝点3を取れたことが大きいと思います。
Q.3位との直接対決ということで選手に特別な指示や話はしましたか?
試合前にモチベーションの最終確認こそしましたが、選手はもともとこの試合にかけていた思いというのがありまして、今週は練習から彼らは準備をしっかりとしていましたし、チーム全員で集中して試合に入れて、それをピッチで表現してくれたと思います。
バルドラール浦安・米川監督のコメント。
チャレンジ精神で望んだ試合は見ての通り完敗だったんですけど、正直言えばもっと前半はやられるかなと思っていて、逆にもうちょっと攻め込まれたかったといか、少し安全に来られたのでちょっとした隙に点を取られてしまったいう印象です。自分がイメージしてたことに比べて出来たところを出来なかったことがあって、色々と分かったことがあったので、プレーオフに向けてこれまでと違った準備が出来るかなと思います。
Q.今日は選手たちも相当な気合で望んだと思うんですか、やはり名古屋は強いということですか?
そうですね、変な話ですが経済規模でいうと名古屋さんはウチの・・・10倍くらいはあるのかな?そんな中で相手は負けられないと思うし、ウチは自分たちは何をするべきかを考えてやっていかなければいけないので・・・その状況でも自分たちが歴史を動かすために全員で一つになってやっていくことでフットサルを取り巻く厳しい状況を変える何かになるかもしれないし・・・名古屋はずっと今のように強さを示し続けるのでいいと思うんですけど、周りは色々考えて取り組むべきだと思うし、ちょっと話が違っちゃったけど、それを僕らが先頭に立ってやっていきたいなと思います。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時