スーパースポーツゼビオFリーグ2015/16
第25節 10月24日 テバオーシャンアリーナ
名古屋オーシャンズ vs バサジィ大分
今期、名古屋2敗のうちの1敗は大分。
この時点で7位とやや苦戦している大分だが名古屋相手にも勝利を狙う。
大分先発は、GK青柳・仁部屋・白方・森村・芝野。ディドゥダ累積警告で不在。
名古屋先発は、GK篠田・酒井・シンビーニャ・ペドロコスタ・八木。森岡はまだ怪我で欠場中。
1分17秒、白方がプレッシャーをかけてボールを奪った大分。芝野(大分23)が上がって↓
パスを受けた森村(大分15)がGKの股を抜くシュートを決める!
大分開始早々に先制!0-1。
しかし1分後、酒井(名古屋4)からフリーでパスを受けたシンビーニャ(名古屋10)が右サイドから決める!
名古屋がすぐに追いついて1-1。
5分、キックインをゴール前で受けた酒井(名古屋4)が反転シュート↓
GK青柳が弾くが↓
こぼれたボールを拾ってペドロコスタ(名古屋14)がシュート↓
これも青柳が止める!
さらに右サイド、フェイントで交わしてセルジーニョ(名古屋11)がシュート↓
これも青柳が触って枠外へ。青柳の好セーブで防ぐが名古屋怒涛の攻撃。
大分も反撃を狙うが名古屋のチェックが早い。
10分、中央で八木からボールを奪った芝野(大分23)がゴール前へシュートパス↓
詰めていた仁部屋(大分10)に通ったがGK篠田がシュートを打たせず。
12分、シンビーニャ(名古屋10)がGKと1対1↓
GK青柳がついていき、狙ったシュートは枠を外れる。
前半残り3分で1-1だが、なんと大分はパワープレーを仕掛ける。
GK篠田のパワープレー返し↓
ゴールを外れるがGKにチャージがあったとして名古屋が抗議。
途中押し込まれた大分だが盛り返して前半を終える。
1-1でハーフタイム。
後半、序盤から両チームにチャンスが訪れる。
セルジーニョ(名古屋11)が再三シュートを放つも決められず。
当たっている大分GK青柳。
大分も反撃。田村(大分4)が右サイドを抜いて↓
シュートは酒井(名古屋4)がブロック。
さらにシュートは枠の右。
29分、名古屋、右コーナーキックから↓
星(名古屋5)のシュートがゴール前でこぼれたところを↓
セルジーニョ(名古屋11)が押し込む。
名古屋逆転!2-1。
両チーム通じて前半3分以来の得点で均衡を破る。
これで試合の流れ名古屋に傾くと思われたが・・・
1分後の31分、大分のコーナーキック↓
大きく逆サイドに振ったボールに仁部屋(大分10)がダイレクトで合わせる!
同点!大分すぐに追いつく!2-2。
してやったり仁部屋!
追いつかれた名古屋。再度勝ち越しを狙って怒涛の攻めを見せる。
大分は5ファール。さらに苦しい中、守るだけでなくチャンスも作る。
しかしどちらの守備も最後でゴールを割らせず。
激しくボールが行きかう中でタイムアップ。
2-2、名古屋vs大分の第3戦は引き分けで終わる。
名古屋との今期の対戦成績は1勝1敗1分の五分。素晴らしい結果だが満足していなさげな大分。
バサジィ大分・吉武監督のコメント
負けられないという状況の中での名古屋との対戦で、試合が始まる前に「引き分けはもういらない」と選手たちに言っていましたし、勝ちを狙っていましたが、相手も強いチームなので押し込まれる時間をなかなか回避できず、苦しい時間が長く続いたゲームでした。そんな中で選手は頑張ってくれたと思いますし、沢山のチャンスも作ってました。ただ、最後の大事なところで決めれないという部分は今シーズンずっとチームの課題だなと思うのですが、今日もそういう所が出てしまったと思います。プレーオフを考えれば、この勝点1ポイントは非常に大きいポイントだとは思いますが、やはり今日のゲームは勝ちたかったという気持ちがあるので、悔しい結果でした。
Q.同点で前半の最後に少しパワープレーを行なったが、どういった狙いがあったのか?
もちろん点を取りに行った部分もありましたし、そこで試してパワープレーが機能すると思ったので、後半どこかでチャンスがあればやろうと思っていました。最後の残り5分位から2-2でしたがパワープレーをしてでも勝ちたいという気持ちがあったのですが、白方が足を痛めてしまったので結果できませんでした。
バサジィ大分・仁部屋選手のコメント
プレーオフに向けて今日の試合は絶対に勝たないといけないという気持ちで挑みました。勝点1がどうなのか分かりませんが、今後この1が取れて良かったなと思えるように、残りの試合を全力で戦ってプレーオフに進めるように頑張りたいと思います。
名古屋オーシャンズ・ビクトルアコスタ監督のコメント
今日の試合はとても緊迫したゲームで、選手はしっかり個性をピッチで表現できたのではないかと思っています。前半はどちらに点が入るか分からない展開でしたが、後半は私たちは積極的にゴールを狙い、残念ながら勝ち越し点は入りませんでしたが、勝利を第一に戦ったつもりです。後半の追いつかれた2失点目に関しては、少し疑問も残る失点でした。レフリーが今日は消極的なジャッジングで多少なりの影響はあったのかなと思います。
名古屋オーシャンズ・ペドロコスタ選手のコメント
とてもタフなゲームでした。両チームとも勝点3を目指した試合でしたし、お互い違う作戦でその裏を取りあうゲームだったと思います。ゲーム展開的には私たちの方がより攻撃的だったのかなと思いますが、大分はカウンターを狙っていて攻撃力もあるチームなので、最後に一瞬集中が切れたところで私たちは失点して同点になってしまいした。そこ時点で2-1で展開的にも有利に進めていましたので、それをしっかりキープするというのも私たちの目標でもあったのですが、こういう緊迫した高いレベルでの試合では、少しでも集中の切れる部分があってはいけないと、あらためて感じた試合でしたし、そういう意味で自分たちのためになった試合だったと思います。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時