SuperSports XEBIO Fリーグ 2016/2017
第4節 7月2日 墨田区総合体育館
フウガドールすみだ vs シュライカー大阪
唯一の開幕3連勝で首位。しかもうち2勝は大量得点で得失点差もダントツのすみだ。
対するは2勝1分ですみだを追いかける4位大阪。すみだは昨年上位チームとの対戦は初。
強豪大阪相手にも勝利して、すみだは開幕ダッシュをさらに成功とすることが出来るか。
ここまで5得点で得点ランクトップに並ぶ大阪ヴィニシウス。
ホーム2戦目のすみだ。ほぼ満員の大入り。
小曽戸、冨金原の加入で個の力にさらに磨きのかかる大阪。今期から導入のマンツーマンDFは功を奏するか?
稲葉5ゴール、太見・西谷も4ゴールと得点力爆発のすみだ。DFの堅い大阪には果たして?
大阪は守備を固め、攻撃ではロングボールを多様する。
6分、チアゴ(大阪11)が駆け上がるところ↓
渡井(すみだ18)が寄せて↓
清水(すみだ11)がボールを奪ってカウンター↓
逆サイドに振って↓
西谷(すみだ14)がポスト際に決める!
見事すみだが先制! 1-0。
好調西谷。今季早くも5点目!
先制され、やや前がかりになる大阪。
裏を取りやすくなったすみだに次のチャンス。
9分、ようやく大阪のロングボール攻撃が決まる。ヴィニシウス(大阪10)がヘッドで折り返し↓
逆サイドに上がってきた加藤(大阪26)が鋭角にシュート!
ポストインゴール!
加藤のファインゴールで大阪が同点に追いつく! 1-1。
一進一退の攻防。チアゴ(大阪11)の突破を↓
岡山(すみだ16)が頭でクリア!
すみだのキックイン↓
正面に入った田村(すみだ9)のシュートは↓
GK冨金原が止める!
すみだGKは大黒。大阪のカウンターを再三止める。
6分を残して大阪は5ファール。
苦しい守りを強いられる。
前半残りわずか。大阪のカウンター、ヴィニシウス(大阪10)にラストパス↓
しかしここはトラップミス。
前半は1-1で終了。両者にチャンスのある緊張感のあるゲーム。
後半に備える大阪。
後半序盤、大阪が攻勢を仕掛ける。
しかしすみだもすぐに盛り返し、大阪をゴール前に押し込む。
25分、すみだキックインから↓
諸江(すみだ4)に渡り↓
前が空く位置からシュート!
ゴール右上に決まる!
諸江のゴールですみだ勝ち越し! 2-1。
しかし前半と同じく大阪がすぐ反撃。カウンターで左に振って↓
奥田(大阪9)のシュートパスは枠の右へ!
さらに28分、中央、加藤(大阪26)が上がり際を右へ↓
小曽戸(大阪12)が折り返し↓
左のアルトゥール(大阪5)が合わせる!
ファインゴール! 2-2。左右に大きく揺さぶって大阪が再び同点に追いつく!
アルトゥールダンス。
直後、小曽戸(大阪12)がボール奪取でGKと1対1↓
しかしここは大黒が止める!
逆転のピンチを防いだすみだ。再び攻勢に転じ大阪ゴールを攻め立てる。
すみだの猛攻を大阪GK冨金原が再三のファインセーブで防ぐ。
しかし32分、太見(すみだ8)から清水(すみだ11)へ↓
清水がワンタッチで逆サイドに振ったボールを諸江(すみだ4)が叩き込む!
すみだ3度目の勝ち越し! 3-2。
諸江、2点目に続くこの日2得点。
1点目は西谷だった。ボールが回っているすみだ。前衛がボールをつなぎ後衛が決めて3得点。
さらにすみだが攻め込む。後半中盤からすみだの攻勢が続く。
ただそれでも1点差。大阪GK冨金原の好セーブによるところが大きいか。
残り1分半、すみだがタイムアウト。
大阪は小曽戸をGKにパワープレーを仕掛ける。
残り30秒。今度は大阪がタイムアウト。最後の攻撃に賭ける。
しかし決定機を得られない。
すみだのクリアでタイムアップ!
叫ぶ須賀監督! すみだが上位対決を制する!
大阪の狙い通り、ロースコアの競ったゲーム。しかし先行され続けたのが誤算だったか。
すみだはこれで4連勝。しかも難敵大阪を破って価値ある首位キープ。
2得点を挙げMVPのすみだキャプテン諸江選手にお話をお聞きしました。
<Q.まず今日の勝利の感想をお願いします。>
本当に難しい試合で、上位の大阪に勝てたのは凄く自信になります。でも今日のMVPは僕じゃなくてGKの大黒君がもらうべきだったと思います。再三のピンチをあれだけ防いでくれたおかげで今日の勝利はあると思います。
<Q.相手GKの冨金原選手もスーパーセーブが多かったですし、すみだの方がチャンス数は多かったように思いますが?>
どうなんでしょうね。押し込まれた時間帯も長かったですし、半々かなという感じですけどね。プレーしてる僕らとしてはどっちに転んでもおかしくない試合だったかなと思います。
<Q.この所の攻撃を見ると、まるで地域リーグ王者時代のように、最後一人余るくらいの攻撃がFのレベルで出来ているように思います。>
いや、今期は3-1(ピヴォを前に置くフォーメーション)の他にクアトロ(4人で入れ替わりながらボールを回す)を組み合わせていることによってチーム全体のバランスが取れてボールがよく回せているので、ただそれだけだと思います。
<Q.セットの組み方が凄く流動的ですが、それに相手が対応できていないのでしょうか?>
今期はセットを固定するのではなくて、誰が出ても同じようなフットサルを出来るように練習していますので、相手が対応できていないというより、どの選手が出ても状況に応じた攻撃が出来ているのだと思います。
<Q.フォーメーションにコダワルことなく早くボールを回すことを心がけているのですね?>
そうですね。ボールを動かして動かして、高い位置になったら3-1でゴールに迫っていくというコンセプトでやっているのですが、それが誰が出ても出来ているのが今期の強みだと思います。
<Q.手応えは選手の皆さんも感じていますか?>
手応えも感じていますが、今日どれだけ上位の大阪に出来るのかを重要に考えていたので、こうして今日勝利して皆の自信にはなったと思います。
<Q.でも慎重な雰囲気も感じます。あまり自信を持ちすぎないように抑えているのですか?>
そうですね。今日も大黒君のスーパーセーブがなかったら負けていたかもしれないと思っていますので、そういう意味では驕りはないですし、いい意味で自信を高めて戦っていければいいですね。
※会員ページでは本ページの各写真が、プリントや壁紙に適した拡大サイズで表示できます。
各画像をクリックすると拡大画像が開きます。
以下の写真は会員ページでご覧下さい。
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時