SuperSports XEBIO Fリーグ 2016/2017
 第9節 8月11日 墨田区総合体育館

  フウガドールすみだ vs バルドラール浦安

  前節ついに初黒星がついた首位フウガドールすみだ。
  前々節も引き分け。2位グループが迫っているだけに連敗は許されない。
  中位に留まる浦安は、すみだを直接叩いて上位浮上を目指す。

 両チームの新戦力、湘南で同僚だったこともある浦安小野とすみだボラ。
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 お盆中だがほぼ満員の観客は1500人。
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 関東リーグ時代から競っている浦安米川監督とすみだ須賀監督。
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 立ち上がりから積極的にすみだが前プレを仕掛ける。
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 それを抜けた浦安がゴールに迫る。
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 6分、浦安、左キックインから
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 縦に抜けた中島(浦安7)が角度のない所からポスト際を抜くシュートを放つ!
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 浦安先制! 0-1。
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 これでさらにすみだが前掛かりになって攻める。
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 9分にはボラを投入。
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 太見(すみだ8)のドリブルを浦安がファールで止め↓
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 すみだのフリーキック↓
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 渡井(すみだ18)のシュートは浦安がブロック。
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 しかしその後もすみだが押し込んで試合は進む。
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 12分、田村(すみだ9)がスタンディングからシュート↓
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 ポストに当たるがゴールならず。
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 稲葉(すみだ7)がサイド突破から内に入れ↓
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 太見が飛び込むが枠を外れる。
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 防戦の浦安だがカウンターで惜しいチャンスも作る。
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 前半は0-1のまま終了。浦安が先制後守りきる。
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 厳しい表情で後半に挑むすみだ。
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 前半以上に浦安に激しいプレスを掛ける。
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 29分、左サイドを突破して内に切れ込む稲葉(すみだ7)↓
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 シュートはGK藤原が弾いたが、浮いたボールに田村(すみだ9)が反応↓
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 ヘッドでゴールへ押し込む!
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 田村ホームで今期初ゴール! 1-1、攻め続けたすみだがついに同点に追いつく!
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 これで浦安もまた点を取りに行くが↓
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 裏を取りやすくなったすみだにさらにチャンスが多くなる。
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 諸江(すみだ4)が切り返して
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 しかしシュートは枠の上。
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 浦安をゴール前に押し込むが逆転弾が奪えない。
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 数は少ないが浦安もカウンター時には点を取る気迫を見せる。
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 同点で終了時間が迫る中、激しいカウンター合戦に会場はヒートアップ。
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 残り30秒、浦安がタイムアウト。
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 思い切ってパワープレーに出る。
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 浦安のシュートを弾いたすみだ↓
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 ルーズボールを太見(すみだ8)が追いかけると↓
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 荒牧(浦安6)と交錯したがボールは浦安ゴールに向かって転がり↓
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 そのまま走った太見が押し込む!
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 すみだに勝ち越し点! 会場は大歓喜!
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 残り時間は8秒! すみだの勝利は決定的!
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 タイムアップ! 劇的すぎる結末ですみだが勝点3を上げる!
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 押し込まれながらも引き分けは確実に取れた浦安。勝利に拘った結果の悔しい敗戦となった。
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 喜びと安堵感に包まれるすみだ。3試合ぶりの勝利で首位キープ。
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 中断期間まであと4試合。その最後は名古屋戦。このまま首位で名古屋との決戦を迎えることができるか?
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 決勝点を挙げたフウガドールすみだ・太見選手にお話をお聞きしました。
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<Q.最後は太見選手のゴールで劇的な勝利でした!>
正直ここで勝ったのは大きいですね。1分け1敗の後また負けるんじゃないかという気持ちもありましたから、本当に勝ててよかったですし、ホームゲームだったのも勝てた要因だったのかなと思います。
<Q.引き分けも覚悟していたと思いますが?>
もう80%は引き分けのゲームですよね。でももう1回位はチャンスがあるのかなと思っていましたし、ベンチでもパワープレーのボールはしっかり取っていこうと話してましたから、その通りになったな、という感じです。
<Q.2戦勝てなかったですし、今日も押していたのに勝ち越せずに終盤になってしまった要因はどこでしょう?>
いまボラも入ってきて、色々セットを試している状況なんですね。それが中々うまくいっていないというか、もう少しハマッてくればもっと点を取れると思うんですが、今日も2得点でしたがこのくらいの得点では勝ち続けていくのは難しいと思いますので、FPとしては最低3-4点は取らなければいけないな思っています。
<Q.セットはあえて流動的に組んでいる、というより良い形を模索している状況なんですね?>
正直そうですね。須賀もいい意味で色々悩んでいるようです。ボラや若い選手も上がってきて色々なセットが組めるというのはチームとして魅力のあることでもあるんですが、勝ち続けながらより良い形を探していくことは難しいので、でもそれができれば理想的ですね。
<Q.ボラ選手はフウガドール初の外国人選手なわけですがチームに溶け込んでいますか?>
もちろん!フウガの良さというのはボラに無理に合わせたりしないことですし、ボラも積極的にチームに溶け込もうとしています。僕らも外国人が入ったからフウガらしさが減ったね、ということがないようにというのは意識していますし、今はお互いに上手く進んでいるなと感じています。
<Q.6連勝のあと2戦足踏みしましたが気持ち的に影響はありましたか?>
他の選手は分かりませんが、僕は正直連勝を続けたかったです。引き分けた大分戦では僕らが先行しても追いつかれてを繰り返し、これでは勝ち続けられないなと感じていたら案の定町田戦では敗れてしまいました。今日もそうですが先行されてしまうとウチの良さが消えてしまいますので、失点しないようにもう少し考えていかないと今後難しくなるのかなと感じますね。
<Q.相手に引かれると攻めあぐねてしまうといったことでしょうか?>
そうですね。引かれた時に個の力で打開しようとしすぎな感じがしますね。やはり昨年までの3・4・6・8(金川/諸江/宮崎/太見)のセットの方が、ここをこうしたらこうなる、というのが手に取るように分かるので、引いた相手でも崩せるというか、あのセットは個の力はあまりないというのをわきまえていたから出来たプレーというのもあったんですね。今の選手たちは個の力がある分、それで打開しよとしすぎているかもしれません。個も大事なんですが、もっと全体の威圧感みたいなものも出せるようにしていった方が良いのかなとも思いますね。
<Q.中断前の9月3日に名古屋戦がありますが、もう意識していますか?>
いま名古屋は試合数が少ないですけど、それが揃えば1位かもしれないわけですよね。やはり優勝するためには直接対決で勝ち越すというのは大事になると思います。次の北海道戦からあと4試合、ちょうどその名古屋戦で中断期間に入るので、そこをいい成績で切り抜けて、オフの間に気持ちよくリフレッシュして10月の再開を迎えられるように、目の前の一戦一戦を頑張りたいと思います。

1点目の同点ゴールを決めた田村選手にもお話をお聞きしました。
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<Q.貴重な同点ゴールを挙げた感想をお願いします!>
まずは単純に嬉しいですし、今期ホームでゴールを取れてなくて、早く1点ほしいなと思っていたので取れて良かったです。
<Q.前半から凄く動きは良かったと思いますが調子はいかがですか?>
2試合勝ちがなかったので監督からまずはディフェンスが大事だろうと言われていて、寄せを頑張るとか僕の役割りは沢山あったので、調子がいいかどうかよりはそれを頑張ろうという気持ちでした。
<Q.Fリーグ2年目で力が伸びているなと感じますが?>
どうでしょうね。でも今Fリーグ1位のチームなので紅白戦をやっていても凄い選手ばかりですし、力は上がっているんじゃないかなとは感じています。
<Q.1位にいる緊張感はいつもと違いますか?>
いや僕自身はあまり変わらないというか、1位にいますけどまだ対戦していないチームもありますし、一戦一勝、一戦一勝という繰り返しなので、そのスタンスはこれからも変わらないのかなと思います。
<Q.あまり気負いはないんですね?>
ないですね。チーム内の争いが凄くて僕もレギュラーが確約されているわけではないので、まずは負けないように頑張ろう、そして試合に出たら楽しもう、という感じです。
<Q.2試合勝ちがなかったことも田村選手はあまり気にされなかったのですね?>
そうですね。トータルで見たら2戦勝ちなしは気になっちゃうと思うんですけど、まず1順目は一戦一勝なので、それほど気負わなかったですね。
<Q.今期何点取ろうといった目標はありますか?>
そういう欲を出して取れるのであれば取りたいんですけど、僕はそういう欲を出すと空回りしてしまうので、まず自分に求められている役割りを目一杯やってチームに貢献できたらな、という気持ちでやり続けています。いまメチャクチャ楽しいので、最後に結果がついてくれば最高ですね。頑張ります。


    フウガドールすみだは次節8月21日(日)、エスポラーダ北海道と対戦します。



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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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