SuperSports XEBIO Fリーグ 2016/2017
 第17節 11月3日 墨田区総合体育館

  フウガドールすみだ vs 名古屋オーシャンズ

  ちょうど2か月前の9月3日に劇的な首位攻防戦を繰り広げた両チーム。
  その時は5-5の引き分けとなり、すみだが首位を死守した。
  2か月後、すみだが連敗で首位を明け渡し、立場が逆転して迎えたこのカード。
  負ければ首位戦線から大きく後退するすみだは王者名古屋を破り、踏みとどまることが出来るか?

 赤紙のNo.19橋本。若手も力を発揮しだし、"定位置"に戻ってきた名古屋。
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 前回の対戦では残り1分から2度の同点ゴールで引き分けの立役者となったすみだ西谷。
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 この時点で首位名古屋との勝点差は4。すみだにとって絶対に負けられない戦い。
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 すみだの先発には今季関東リーグ権田から加入、このところ出場機会を得ている山村(No.2)が名を連ねる。
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 入場者は1800人の大入り。期待通りの試合となるか?
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 序盤、名古屋がポジェッションして攻める。
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 3分、すみだ最初のチャンスは西谷(すみだ14)のクロス↓
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 惜しくも渡井(すみだ18)に合わず。
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 シンビーニャ(名古屋10)のキープ力が目立つ。
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 8分、すみだは早くもタイムアウトを取るとボラ(すみだ77)を投入。
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 ボールをボラに集め、反撃を仕掛ける。
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 しかしすみだの攻勢に耐え、名古屋が流れを引き戻すと↓
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 14分、左サイドを橋本(名古屋19)が突破↓
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 シュートをGKが弾いてこぼれたボールを↓
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 中央に詰めていた星(名古屋5)が慌てずゴールに蹴り入れる!
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 名古屋先制! 0-1。
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 流れ的にも押している為か、先制点にも落ち着いて喜ぶ名古屋。
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 この後すみだは田口(すみだ10)を投入など流れを引き戻しに掛かるがムードは変わらず。
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 0-1のまま、名古屋ペースで前半を終える。
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 だが1点差、終盤に勝負強いすみだ、逆襲は出来るか?
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 しかし後半立ち上がり、逆に名古屋が攻勢に出る。
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 橋本(名古屋19)のシュートをGK揚石が止めるが↓
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 サカイ(名古屋4)がさらにシュート↓
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 これを弾いたところを橋本が再度シュートするが右ポスト!
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 続いて前鈍内(名古屋12)のボレーシュートはGK揚石が肩で弾く。
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 攻め続ける名古屋。
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 ところが25分、その間隙を縫ってすみだのカウンター、西谷(すみだ14)が中央を突破↓
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 左に振ったボールの戻りを↓
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 右に上がって行った山村(すみだ2)がワントラップからトーキックで蹴り込む!
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 ゴールイン!1-1、すみだが同点に追いつく!
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 山村和士はFリーグ初ゴール!
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 それが王者名古屋戦で出た! 会場も大いに沸く!
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 しかしこれで名古屋に火が点く。直後、セルジーニョ(名古屋11)が右サイドを突破↓
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 中央の前鈍内(名古屋12)が受けてGKとの1対1を↓
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 左から右足のシュートでゴールへ流し込む!
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 前鈍内のテクニックで名古屋が勝ち越し! 1-2。同点からわずか40秒で再びリードを奪う。
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 さらに1分後の27分、シンビーニャ(名古屋10)がまた右サイドで前を向くと↓
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 切り替えして中央へボールを供給↓
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 星(名古屋5)がまたGKと1対1↓
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 今度はコーナーに逃れるすみだGK揚石。
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 しかしこのリスタートを↓
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 中央から、シンビーニャ(名古屋10)がダイレクトボレーでゴールに叩き込む!
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 名古屋連続得点で1-3。 一気にリードを広げる!
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 すみだの同点弾から2分。力を見せつける名古屋。
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 劣勢に立たされたすみだだが、1分後の28分、右キックインで↓
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 稲葉(すみだ7)速いボールをゴール前に入れると↓
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 DFに当たってコースが変わり、ボールがゴールに転がる!
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 すみだにラッキーなオウンゴールで2-3。また1点差となる。
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 まだ10分以上ある。すみだに十分追いつくチャンスはある。
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 だが試合は引き続き名古屋ペース。ポジェッション、チャンスとも名古屋が勝る。
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 32分、久々すみだにカウンターから絶好のチャンス!
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 しかし諸江(すみだ4)のシュートはセルジーニョ(名古屋11)がブロック!
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 名古屋が押し気味といえど1点差。試合の行方は分からない。LoveFootball.jp

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 ボラのシュートはゴール前を抜けて行く。
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 終盤に入り、ゴール前のシーンが増える。どちらにも惜しいチャンスが続く。
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 残り3分、リードしている名古屋が先にタイムアウト。前回残り1分から追いつかれた教訓か? 選手に気を引き締めるよう注意を促す。
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 すみだはこのタイムアウトを利用したようにパワープレーを開始。
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 しかし名古屋の守備はなかなか崩せない。
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 終盤もポジェッション高い名古屋。
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 すみだのパワープレーの機会を最小限に抑える。
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 試合終了! 2-3。今回は名古屋が逃げ切り勝利を収める!
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 1点差だったが危なげなく試合を終わらせた名古屋。前回の経験を活かしたような試合ぶりだった。
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 すみだは劇的なムードに持ち込めなかった。不完全燃焼。
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 これで名古屋はすみだに勝点差7をつけた。首位争いは大阪と一騎打ちの様相に。
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 3連敗で一気に首位争いから置いて行かれたすみだ。再び名古屋・大阪に追いつくには勝ち続けるしかない。
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 Fリーグ初得点のすみだ・山村選手にお話をお聞きしました。
 

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<Q.まず王者名古屋戦で先発となった心境を教えてください。>
最近練習からパフォーマンスは評価してもらっていたので出場の準備はしていたんですが、まさかスタメンだとは思わなかったので、大事な試合でチームがしっかり波に乗れるように立ち上がりは特に心がけてプレーしました。
<Q.このところ出場機会も得て、監督も高評価なようですが、ご自身でも手応えはありますか?>
最初チームに入った時は練習でも判断のスピードやフィジカルの面なども付いていくだけでイッパイイッパイでだったのですが、最近は少しづつですが瞬間のスピードとか自分の持ち味も出せるようになってきていて、やれるという手応えは感じてきています。
<Q.実際名古屋と戦ってみた感想はいかがですか?>
これまでより相手のレベルが上がったな、というのも感じて立ち上がりは思うようなプレーが出来なかったんですけど、後半は切り替えて点を取ることもできましたし良かったと思います。
<Q.初得点が貴重な同点ゴールでした!>
そうですね。でもまだ同点だったので喜ぶよりも次に行こうという気持ちが強くて、振り返ってみると初ゴールでしたしもっと喜んでおけば良かったなと思いますけど(笑)、そこまでの余裕はなかったですね。
<Q.ただ追いついた後に、すぐまた引き離されてしましました。>
こちらが点を取りに行こうとしたところをイナされたというか、やはり名古屋の強さを感じましたね。まだまだ簡単に埋められない差があるなと感じました。
<Q.そのあと終盤の大事なところでも使ってもらっていましたね。>
まあパワープレーで左利きという所を活かせると思って使ってくれていると思うので、期待に応えられるプレーが出来るようになりたいですね。
<Q.Fリーガーになって半年経ちましたが感想はいかがですか?>
相手も強くなって戦い甲斐もありますし充実感は凄くあります。まだ守備の面など課題も多いのですが、攻撃面では自分の得意なエリアというのがあるので、ボールを受けた時にはもっと相手を脅かすようなプレーをしたいと思いますし、もっとチーム内で活躍できるように成長したいと思います。


  次節、3位すみだは11月18日(金)に4位町田戦、2位名古屋は11月20日(日)に5位府中戦を戦います。

(撮影: 萩野千絵 中根高磁)    
 

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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

2019年第11節終了時

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