Fリーグプレマッチ 町田市立総合体育館 6月9日

 湘南ベルマーレ4-4バルドラール浦安
                

Fリーグ開幕を1週間後に控えた6月9日。町田にFリーグ関東4チームが終結しプレシーズンマッチを行った。第1試合の湘南vs浦安は4-4の引き分け。白熱のシーソーゲームで観客大満足の面白い試合となった。アジア選手権に日本代表4人を送り込んだ浦安はコンディション不良もあり高橋は不在で小宮山も出場時間は短かった。大きくチームが変わった湘南は相根新監督の下、ボラ・岸本・小野・藤井のベテランセットが機能するなどリーグ戦へ期待の持てる内容。ケガ人の多い浦安は稲葉・田中・杉尾などが良い動きを見せた。ここに代表組や渡井などが揃った段階でどう力を発揮するか?楽しみでもあり、力を図りかねる結果ともなった。

 高橋健介・岩本・渡井などがケガなどで不在。
 後列右から3番目・代表帰りで疲れていそうな小宮山と5番目・田中の満面の笑みが対照的。
 

 新加入の藤井・小野・市原にジオゴに久光。
 スーパーベテランチームに生まれ変わった湘南。でも気持ちは若そうな選手揃いだ。
 

  
 

  
 

 1分、浦安・丹野から渡邉のゴールで先制。0-1。(掲載当初丹野と記載していました。申し訳ありません。)
 

  
 

  
 

 4分、湘南・岸本のゴールで1-1と追いつく。   
 

 
 

 11分、湘南コーナーキックから安藤のボレーで逆転。2-1
 

  
 

 15分、湘南から移籍した浦安・田中智基が古巣からゴールを奪う。2-2。
 

  
 

   
 

 2-2でハーフタイム。 
 

  
 

 来いよ・・・
 

 24分、ボラのゴールで湘南勝ち越し。3-2。
 

  
 

  
 

 25分、浦安・稲葉のキックインがオウンゴールを誘い3-3の同点。 
 

   
 

  
 

 26分、渡邉のループシュートをゴール前で藤井がハンドではじき出し一発レッド。
 

 復帰早々、退場の藤井健太。熱い男が帰ってきた
 

 そこで得たPKを稲葉が決めて3-4.浦安が再逆転。 
 

   
 

 府中から移籍の小野。 
 

 町田から移籍の市原。往年のベテラン勢が生き生きとプレーする湘南。
 

   
 

 ボラのシュートを慌ててよける岸本。
 

  
 

 残り20秒。パワープレーが実り湘南が同点に追いつく。4-4。 
 

 ゴールを決めたのは小野。
 

 4-4で試合終了。町田のホームだが大接戦に会場から暖かい拍手が送られた。
 

 残りわずかで追いつかれ悔しそうな浦安・小宮山と中島。
 

 湘南は満足げ。ベテラン勢の団結心を感じる。リーグ戦を盛り上げてくれると面白い。 
 


 浦安・岡山監督のコメント。
 
 代表組が最近になって合流して連携がまだ構築できていない部分があり、そう言う面で難しい試合でした。
 そういった所も含めて悪いところは今日たくさん出たので、課題が出たという事が収穫だと思っています。
 切り替えて、来週に向けて最後の調整をしていきたいと思っています。

 Q高橋健介・岩本・渡井の3人は開幕に間に合いますか?
 間に合うと思いますが、やっぱり調子が良い選手が試合に出るべきなので、総合的に見て出すかどうかは
 判断しなければいけません。ですので、間に合うからといって開幕のピッチに立つかは分かりません。

 Q.代表組4人のコンディション面はどのようにコントロールしていますか?
 難しい問題ですね。コンディション面もそうだし、怪我して戻ってくることが多いので、
 それは毎年訴えているんですが、保障などもないですし非常に難しい問題です。
 ただ、疲れたままプレーしていても仕方がないし、連携面は(自分が見てから)2年間やってきているので
 そこは信じつつ、休めるところはしっかり休んで折り合いをつけていきたいと思っています。
 
 


湘南・相根監督のコメント。 

こんにちは。いつも本当にありがとうございます。まず始めにアジア選手権で日本代表が優勝したことを本当に嬉しく思っています。我々がFリーグを戦うに当たって、これをFリーグに還元してもらえる影響の大きさは、すごくプラスの要素なので、それに乗っかるというか、しっかり良いプレーを見せてまた人がたくさん来れればいいなと思っています。
今日の試合ですが、もちろん勝ちにもいったのですが、テーマはディファンスをしっかりやるという部分でした。ハーフからしっかり引いて、しっかりとディフェンスの硬さを見せたかった。しかし絶対に入れられてはいけないシーンだったりとか、ゴール前に簡単に入れられるようなシーンがあったので、そこは課題になったかなというところです。
攻撃に関しては、一応公式戦という意味では今日が1試合目だったと思うのでプレッシャーのかかった中、試合に臨んだのですが、合わないところと噛み合って来るシーンもあったので、開幕に向けてのリハーサルとしては、すごくいい試合だったかなと思います。

 Q.守備に関して、花巻の時は前から行かせる形をとっていたが、湘南はハーフでということで、
  この違いはどういった考えでやらせているのでしょうか?

大きくメンバーの変わった新しいチームなので、作っていく基本ベースはハーフで始め、そこから次の段階で前にプレッシャーをかけて行こうとしています。いかに立ち戻る場所、この部分を作れるかだと思うので、まずハーフでそれが出来たら次にアグレッシブに前からいけるようにしていきたい。実際に練習はしているんですけれども、今日は一試合目と言うことと浦安さんが相手だということもあったので、まずハーフでしっかりやりたいなと思いました。

 Q.今日は、わりとベテラン選手を長く使うことが多かったですが、シーズン戦の中で
  結果が出ない時に、そのベテラン勢をどのように扱っていこうと考えていますか?

今日の狙いとしては、体力的にもっともっと上げてもらおうという事があったので、先発のメンバーなんかは全員がオーバー30でやっていたんですけど、途中は佐々木や内村をセットに入れたりだとか、反対のセットにもその二人だったり、鍛代を入れていくことによって新しい流れが出るのかなとと思っています。
今日も前半の最初のころにありましたが、経験のある選手と動いて後ろに飛び出していく若い選手が噛み合えば、長いシーズンの中でさらにチームに厚みを持つのではないかと考えています。

 Q.コンビネーション面で、かなり面白い形と言うか、ボラと岸本のコンビネーションとか、
  あの辺は即興でやっていく感じで考えてますか?

そうですのね、自分が何を言うとか、そういうレベルの選手達ではないと思うので、もう彼等のイマジネーションで観客を沸かせて欲しいなというのが原点にあります。ですので私が自分の形でどうこうと言うのは考えていません。ただ、負けていて点を取りに行かなければならないとか、流れが悪い時に、全員の意見だったりタイミングや気持ちを合わせなければいけない部分は、私から方向性を示せれば良いのかなと思っています。

 




  浦安はもちろん、湘南も特徴あるチームに生まれ変わりそうです。今週末のFリーグ開幕が楽しみですね!
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写真・記事 大関朋美

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Fリーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo 名古屋
オーシャンズ
30 +59
2 → team logo バサジィ大分 26 +34
3 → team logo フウガドール
すみだ
23 +4
4 → team logo 湘南ベルマーレ 18 +6
5 → team logo バルドラール
浦安
18 +1
6 → team logo シュライカー
大阪
18 -1
7 → team logo ペスカドーラ
町田
18 -3
8 → team logo 立川府中
アスレティックFC
16 +1
9 → team logo ヴォスクオーレ
仙台
10 -17
10 → team logo Fリーグ選抜 7 -21
11 → team logo エスポラーダ
北海道
6 -21
12 → team logo ボアルース長野 1 -42

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