Fリーグ2012 第16節 10月8日
府中アスレティックFC 6-2 アグレミーナ浜松 町田市立総合体育館
連勝で3位に上がって来た府中と前週リーグ初勝利をした浜松。
浜松は初勝利の流れを継続させたかったが、
翌週に首位名古屋との対戦を控える府中の前に見せ場を作ることが出来なかった。
この日は町田との共同開催。2試合&名古屋も訪れるということで会場は活気にあふれていた。
サインサービス中の町田横江選手と狩野選手。
前週、同じ会場で町田相手に初勝利した浜松。「いいイメージを持ってやってきた。(前田監督)」
試合は序盤から府中が圧倒的にボールを保持して攻める。
4分、左サイドフリーでボールを受けた星(府中4)が↓
飛び出したGKをかわしてゴールを決める。
好調府中が順当に先制点を挙げる。
先制後も浜松に反撃の余地を与えない府中。
6分、中央小山(府中12)のポストプレーから↓
ロドリゴ(府中17)が決めて2点目。
これでさっそく2-0。余裕の展開となる。
先週の勝利のイメージを消したくない浜松だが、府中陣内に入ることもままならない。
前半のシュートはなんと2本。(府中20本) 力の差を感じざるを得ない。
13分、ロドリゴ(府中17)が浜松のオウンゴールを誘って府中に3点目。
点差はついては浜松は集中したプレーは見せている。しかし前半は府中の攻撃を守るだけの試合。
3-0で前半終了。
このまま何もせずにやられてはいけない。厳しい表情を見せるキャプテン中島(浜松3)。
しかし後半も府中の攻撃は激しい。
23分、府中が浜松ゴール前でフリーキックを得ると↓
これを山田ユウゴが直接決め4-0。
点差はついたが浜松の選手の表情に諦めはない。
府中の攻撃をこらえて反撃の機会を待つ。
24分頃から浜松の助っ人、オマーニージャーリがたびたびゴール前に持ち込む。
この試合初めて浜松の流れがきた。
すると27分、中央一瞬開いたところを蓮池(浜松9)がミドルシュート↓
GK村山も及ばず、見事ゴール右上に決まる!
ようやく1点返した浜松。サポーターに手を上げる蓮池。
押し込まれ1点を返された府中。すぐにタイムアウトで建て直しを図る。
点差は関係ない。目の前のプレーに集中する浜松。
しかし、31分、小山(府中12)がゴール左から意表をついて放ったループシュートがGKの頭上を越えて決まってしまう。
これで5-1。ホッとした表情を見せる府中。
府中は浜松に傾いた流れを取り返した。
府中の中で唯一表情がさえない上福元(府中8)。自分のプレーに納得がいかないようだ。
浜松は1点でも返そうと攻めるのみ。
38分、ディフェンスの甘くなった浜松の裏を取った完山のループシュートが決まる。
これで6-1。府中のダメ押し点。
府中は大量得点を奪うと、得失点差で大阪を抜いて2位に立つ可能性がある。
「この段階で得失点差は意識していない。(伊藤監督)」が最後まで貪欲に攻める。
39分、浜松が意地の1点を返す。蓮池(浜松9)が抜け出しGKを抜いてシュート↓
6-2。勝敗に影響はないが諦めない姿勢を示す浜松。
府中も守りには入らない。
最後は浜松のロングフィード↓
前線で飛びつくも追いつけず。ここで試合終了。
6-2。浜松は諦めない姿勢は見せた、とは言っても内容、結果とも完敗。力の差は明確に現れてしまった。
ワールドカップ中断前は1勝で終わってしまった浜松。まだ半分ある。戦える力を身につけられるだろうか?
府中は2位大阪と勝点でならんだ。次節10月14日、首位名古屋と対戦する。
ここで勝てばリーグの流れが変わる。楽しみな一戦だ。
この試合の公式記録はこちらです。
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写真・記事:大関朋美 中根高磁
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | 名古屋 オーシャンズ |
30 | +59 | ||
2 | バサジィ大分 | 26 | +34 | ||
3 | フウガドール すみだ |
23 | +4 | ||
4 | 湘南ベルマーレ | 18 | +6 | ||
5 | バルドラール 浦安 |
18 | +1 | ||
6 | シュライカー 大阪 |
18 | -1 | ||
7 | ペスカドーラ 町田 |
18 | -3 | ||
8 | 立川府中 アスレティックFC |
16 | +1 | ||
9 | ヴォスクオーレ 仙台 |
10 | -17 | ||
10 | Fリーグ選抜 | 7 | -21 | ||
11 | エスポラーダ 北海道 |
6 | -21 | ||
12 | ボアルース長野 | 1 | -42 |
2019年第11節終了時