関東リーグ2013 第14節 10月19日 東久留米スポーツセンター
カフリンガ東久留米 vs アルティスタ埼玉
今シーズン3度目の東久留米開催。ホームの4位カフリンガと地元から近い最下位のアルティスタ。
アルティスタは開幕戦、ここ東久留米で今期唯一の勝利を挙げており、応援も多く是非とも勝ちたい一戦。
カフリンガはホームであることはもちろん、前節敗れて3位ゾットに離されただけに余計に負けられない。
カフリンガが3点先制し、楽勝かと思われたゲームはとんでもない結末を迎えることに・・・
(※照明の都合上、写真が黄色目になっております。)
地域密着のカフリンガ。子供たちを伴っての入場。
東久留米は埼玉に近い。他の会場より応援も多く集まり久々の勝利を狙うアルティスタ。
5節ぶりの出場となった稲田(カフリンガ28)。
両者勢い良く立ち上がったが・・・
2分、右サイドへ切り込んだ原(カフリンガ17)が逆サイド足元へ上手いシュートを決めてカフリンガが先制。1-0。
先制されたがアルティスタも巻き返し、しばらくは均衡したゲームに。
9分、左フリーキックからゴール前に坂本(カフリンガ30)が詰めて2点目を奪う。2-0。
怪我でずっとベンチから声援を送っていた坂本は今期初出場。出たとたんにゴールを挙げ復帰を印象づける。
さらに10分、右でボール奪取した垣本(カフリンガ19)からのクロスを稲田(カフリンガ28)が押し込み3点目!3-0。
稲田も開幕戦以来の2点目。坂本に続いて久々出場の2人のゴールで早くも3点差。カフリンガ、早くもお祭り状態か?
このままやられてなるものかと15分、アルティスタの反撃。右を駆け上がった小原(アルティスタ4)のシュートパス↓
橋本(アルティスタ30)がファー詰めしていたため無理にディフェンスが触れオウンゴール。アルティスタが1点返す。3-1。
カフリンガ祭りになりかけていたムードを引き戻し、前半は3-1で終了する。
ハーフタイム。
11月2日-4日に行われる全日本女子選手権に関東代表として出場するカフリンガの
女子チーム「カフリンガボーイズ」がホームの観客に挨拶。全国制覇を誓う。
後半はまたカフリンガペースに戻って始まる。
24分、高橋(カフリンガ10)のシュートがエリア内でのハンドを誘いなんとPKゲット。
これを高橋自ら決めて4-1。まだ時間はあるが流れ的に試合が決まったかと感じられる追加点。
この後も攻めるカフリンガ。
GK安藤のナイス飛び出しなど、なんとか追加点を防いでいたアルティスタ。
29分、星(アルティスタ2)の右からの折り返しをゴール前で中村哲(アルティスタ3)が押し込み、4-2。
反撃のノロシ?だが会場はまだカフリンガムード。
流れを変えようとアルティスタはとにかく攻める。
高橋(カフリンガ10)のシュートはGK安藤がセーブ。
橋本(アルティスタ30)のクロスはGK竹井が止める。
激しいカウンター合戦。どちらにも得点チャンスがある。
34分、垣本(カフリンガ19)がストップアンドゴー、一人交わしてのシュートは右ポスト直撃。
その直後、カウンターを仕掛けた加藤(アルティスタ10)を倒し稲田(カフリンガ28)が2枚目イエロー。退場に。
残り6分、2点差で2分間一人少なくなったカフリンガ。楽勝ムードだった試合の雲行きが怪しくなってきた。
攻めるアルティスタ。
35分、左サイド小原(アルティスタ4)の早いクロスがオウンゴールを誘う!
ゴール前に詰めていた中村のガッツポーズ。これで1点差、4-3。
さらに1分後、アルティスタのカウンター。中村昌(アルティスタ17)が駆け上がりそのままシュートでゴールイン!
終盤に入ってから3点差を3連続得点で追いついた!押せ押せのアルティスタ。
そして残り2分を切ったところでカフリンガに6つ目のファール。痛い痛い第2PKをアルティスタに献上。
これを加藤(アルティスタ10)が決める!4-5。
なんと3点差を覆し逆転に成功!流れが変わるとはこのこと。アルティスタは久々の勝利に大きく近づいた。
残り時間は2分。完全に相手に渡った流れを引き戻せるか?カフリンガは再び集中を高める。右に抜けた関から↓
上がってきた垣本(カフリンガ19)がゴールに叩き込む!
残り1分半で再び同点!5-5.今度は垣本がガッツポーズ。
さらに攻めるカフリンガ。今度は左の混戦を高橋(カフリンガ10)が突破しそのままシュート!
なんと再逆転ゴールが決まる!これで6-5。
会場いっぱいのカフリンガサポーター、思わぬ展開の連続に大興奮。
残り2分で逆転されてから1分間で再逆転に成功。気持ちが強いぞカフリンガ。
最後の1分はカフリンガがしっかり守りきる。
サポーターの大声援のなか、試合終了の瞬間。
カフリンガ、大逆転勝利!
ショックを隠せないアルティスタ。東久留米で開幕戦勝利の再現のつもりが、
第4節、ブラックショーツに残り2秒で逆転負けした試合の再現になってしまった。
第4節の東久留米でのブラックショーツ戦は、残り5分で逆転、残り3分で勝ち越し、そして残り2秒で再逆転され
同じスコアの6-5で負けたそっくりな試合だった。悪いことが繰り返され、厄年みたいなツキのなさを感じる。
カフリンガは4位のままだがこれで2位ブラックショーツと勝点差3、3位ゾットと勝点差1に近づいた。
ホーム快心の勝利で3位以内の地域チャンピオンズリーグ出場へ向け、カフリンガは気持ちよく中断期間を迎える。
カフリンガ東久留米、目下チーム得点王の早川選手にお話をお聞きしました。
<Q.凄い試合になりました!今日の試合の感想を一言。>
感想かー(笑)。リードしている時の戦い方が全然できていないですね。途中リードを広げた時に、油断した訳じゃなくて、お客さんを楽しませたいという気持ちになって、相手がカウンターを狙っているというのにイケイケになり過ぎました。でも追いかけるときの強さはあるんで、逆転されてもまた逆転できるという気持ちは皆ありました。
<Q.東久留米でやると盛り上がる試合が多いですが、特別な意識はありますか?>
やはりみんな今日だけは負けられないねって気持ちは持っていますし、子供たちも沢山いるのはいつもと違って良い刺激になっているんじゃないですか。
<Q.怪我はもう大丈夫ですか?>
怪我は全然大丈夫です。でも練習始めてまだ一週間なので、チームと合わせないといけないですが。
<Q.ここまで10得点、凄く得点が取れていますがカフリンガに来る時にこれほど得点が取れると思っていましたか?>
いやー、まあでも具体的な結果も残さないといけないと思って来ていますので、こうして攻撃面で結果を出してアピールしないとわざわざ入れてもらった意味がないですから。今のところまあまあ、って感じですね。
<Q.(ランクトップは12点で2点差)ここまできたら得点王を取りたいですか?>
いや、それよりも地域チャンピオンズリーグに行くことのほうが重要なので、得点王は誰が取ってくれてもいいです。。シーズンが早く終わらないように、みんなで全国大会に行きたいという気持ちのほうが強いです。
<Q.フウガから移籍して期待した通りの一年を過ごせていますか?>
そうですね。楽しくやれています。課題は思ったとおりあるんですけど。戦術的にも個人的にもフットサルをまだ勉強不足というか。今日もバタバタしましたし。でもこの課題を皆で乗り越えていこうという意識はあるので、得点王というよりは、3位になれるように、そのためには残り試合、僕が点を取らないといけないと思っているので、そこは必ずやりたいと思います!
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時