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　関東リーグ2015
　第8節 8月29日 水海道総合体育館

　　ブラックショーツ vs ゾット早稲田

　　2位タイで勝てばシードの決まるゾットと最下位ブラックショーツの対戦。
　　今期の成績は対照的だが、実力差は僅かな今期の関東リーグ。思わぬ展開となった。

　この日の運営はリガーレ。楽しそうに運営するリガーレの面々。
　

　目標は優勝、目の前の1試合1試合に集中しているのでシードは意識していない、というゾット清野監督。
　

　この日仕事で新海監督が不在のブラックショーツ。
　

　

　

　2分、岡花(ブラショー18)のシュートでブラックショーツ先制。
　

　

　

　序盤はゾットも張り合っていたが･･･
　

　

　7分、丸山(ゾット5)から↓
　

　荒木(ゾット4)の得点で1-1。
　

　

　

　10分、中央でボールを奪った平山(ブラショー3)が持ち込んで↓
　

　そのままシュート。2-1、勝ち越し。
　

　

　

　11分、左の細矢(ブラショー21)がつぶれて中央木村(ブラショー19)が決める。3-1。
　

　

　まだ2点差、この時間帯はゾットが反撃。
　

　

　

　

　

　15分、右からの折り返しをまた木村(ブラショー19)が蹴りこむ↓
　

　

　これで4-1。ブラッックショーツの攻撃が次々に決まる。
　

　19分にはゾットの第2PK↓
　

　GK冨沢が止める！
　

　ハーフタイム。まだ3点差。もちろん諦めないゾット。
　

　今日は行ける！監督がいない分、団結しよう、というブラックショーツ。
　

　25分、岡花(ブラショー18)から↓
　

　細矢(ブラショー21)が決めて5-1。
　

　

　30分にも競り合いながら岡花(ブラショー18)のゴールで6-1。
　

　ゾット集中力が切れたか？32分木村のゴールで7-1。
　

　33分オウンゴールで8-1。
　

　ゾットはパワープレーに出るが、何をやっても上手くいかないゾット。
　ブラックショーツのパワープレー返しが次々に決まる。
　

　

　

　

　試合終了時にはなんと13-1！
　どうしたゾット。FCｍｍにも抜かれ4位後退。シードは持ち越しとなった。
　

　ブラックショーツは第4節以来の2勝目を大勝で飾った。
　

　

　

　ともに4得点！ブラックショーツ岡花選手と木村選手にお話をお聞きしました。
　
Q.4節以来の2勝目、おめでとうございます！しかも大勝でした。今日の勝因は何でしょう？
ありがとうございます。勝因はこの会場ですかね。4節の時もこの会場(水海道)だったので。それと新海監督がいないことですね！(笑) 昨年もここで監督がいない時に勝ってたと思うので勝率100％ですね！
Q.試合前から今日の条件は勝機があるという話はしていたのですか？
岡花選手：そうですね。監督がいない分、過去5試合と比べてベンチから皆が声を出して励ましあってやれたのが一つの要因かなと思います。
木村選手：連敗が続いてましたが、練習の時に新海監督やコーチでもある飯田トシ君から、雰囲気まで落ち込む必要はない、ポジティブに行こうって話していたのもチームの方向性として良かったと思います。
Q.戦術的には何か変化はありましたか？
岡花選手：負けてはいましたけど完全に内容でも負けたという試合はなかったですし、紙一重のところで相手に点が入って負けたりしていたので、自分達のやり方は間違っていないと信じていましたし、今日はそれが示せたかなと思います。
Q.前は相手陣でできる限り回そうという感じでしたが、最近は守りが粘り強くなってきたように思いますが？
木村選手：少し勝てるようになったシーズン(一昨年3位)から(攻めるだけでなく)守りの切り替えを意識して取り組んできたんですが、ウチは守りの巧いチームではないので、泥臭くボールを追っているのが見ていて少し変わってきたところなのかなと思います。
Q.今日は2人とも4得点でしたね！
岡花選手：相手がパワープレーに入る前に5点差がついていたので、パワープレーがもう崩れてしまって点が入りやすいこともあったとは思います。でも今までハットトリックはあったんですが、4得点は初めてなので、この年齢(34歳)でも点を取れることを証明できたかなと思います。(笑)
木村選手：僕の場合は自分一人で点を取るタイプではないので、今日に関しては永ちゃん(山口選手)とかが凄くいいパスをくれたので、引き続きいいパスを出してくれることを祈りつつ、これからも頑張りたいと思います。

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　関東リーグ2015
　第8節 8月29日 水海道総合体育館

　　柏トーア’82 vs バルドラール浦安セグンド

　　ゾットと並んで2位タイの柏トーアは、勝てばシード決定。
　　さらに次節試合のない権田を抜いて唯一前期首位に立つ可能性も出る。
　　8位セグンドは第2試合でFCｍｍが勝った時点でシードは消滅してしまったが、復調を目指す。

　

　柏はキャプテン国本が出場停止。若林(No.8)がキャプテンを代行する。
　

　

　

　

　前半、柏は何度かカウンターからクロスを入れるが決められない。
　

　

　

　15分、左の田中から入ったボールを小澤(セグンド44)が決める。
　

　

　

　セグンド先制。0-1。
　

　

　決定機は柏が多かったが得点できず後半へ。
　

　

　

　

　後半開始早々、左コーナーキックを得る柏↓
　

　右サイドに振ったボールを馬場(柏19)がボレーシュート！
　

　得点ランクトップ、馬場のゴールで同点。1-1。
　

　

　追いつかれたセグンド。サイド突破はお手の物だがゴール前で押し込めない。
　

　

　

　どちらも決め手を欠き、1-1のまま終盤へ。
　

　

　37分、中盤でボールを奪って相手の裏へ抜けたのは柏・奈須監督！
　

　左へ駆け抜けながらポスト際にシュートを叩き込む！
　

　柏勝ち越し！監督のゴールでシード＆首位取りへ！
　

　そりゃもう大騒ぎ！
　

　

　だが残り3分ある。セグンドはパワープレーでシュートを次々に放つ。
　

　

　

　今期の柏の守りは堅い。最後まで危険な場面を作らせず。
　

　試合終了！またまたまた逆転勝ちで柏が5勝目。シード権決定！
　

　優勝が決まったように嬉しそうな柏！
　

　

　次節引き分け以上で前期首位。今年はこのまま行けそうか？
　

　

　自らの決勝ゴールでシードを決めた柏トーア・奈須監督にお話をお聞きしました。
　
Q.選手に復帰して初のゴールが決勝ゴールとなりました！
でもあのゴールは僕じゃなくても誰でも起こり得るゴールで、高い位置でボールを奪って相手よりも早い出だしでゴールに向かって走り出せたということで、中田でも馬場でも誰でも可能性がありましたし、たまたま僕が決めたことは凄く嬉しいんですけど、チームとして取り組んできた形が結果に結びついたということを、僕がゴールを決めたこと以上に嬉しく思います。
Q.今日はその狙った形でゴール前までは行くのに決められない場面が多かったと思います。
あのゴールのシーンまでは、ウチがカウンターで出て行っても相手GKが飛び出して、それをなめてゴールを外してしまうことが多かったんですね。あの場面も相手が出てくるかと思ったんですが、下がってくれたんですよ。なので僕はシメタ、と思いましたね。あそこで前に出られると多分僕の走力だとつぶされてたと思うんですよ。でも下がってくれたので冷静に位置を見て、ファーに体重が移動したなという瞬間にニアにぶち込むことが出来ました。
Q.復帰した甲斐がありましたか？
そうですね。シード権を取れたことはチームとしても初なのでそれは嬉しいことですし、でも僕がゴールを決めたこと自体よりも、僕に感化されて皆がもっともっと向上するキッカケになるといいなと思います。
Q.前半戦、もう1試合ありますが、シードと3位以上も決まりました。振り返ってどうですか？
これまで皆それぞれがチームのためを一番に考えて戦えているゲームというのはおのずと雰囲気も良くなって、結果として勝点がついてきたことが多かったと思いますので、後半もチームとしてそういった雰囲気を作っていけるようにして行きたいと思います。それと、対戦相手の8チームのいいところは、自分達も取り入れて行きたいですし、自分達の特徴として、カウンターに出るスピードだとか、高い位置にボールが入った時のゴールに結びつけるイメージだとかは他のチームに負けていないと思うので、それに加えて今度はマイボールの時間というのを増やして、そこからシュートに結びつける機会をより多く作っていけるように心がけていきたいと思います。
Q.昨年もシーズン途中まではいい成績で、しかし後半失速してしまったと思います。今年はムードが違うと思いますが、昨年のことは意識しますか？
そうですね。去年は前期4勝4敗でまだ上位争いしている中で後期を迎えて、結局入れ替え戦にまわってしまいましたので、そこの部分は教訓として活かさないといけないと思いますし、去年は勝てていてもなぜ勝てたのかよく分からないなかで進んでいた部分もあったんですが、今年はどういうチームの雰囲気のなかで勝てているのか、負けてしまったのかを皆で共有できているので、そこは去年の戦いが教訓として生きていると思います。
Q.ここまでの結果を踏まえて改めて後期の目標は？
自分達が出来ることは、一つ一つの試合をどうやって勝ちきるかということだけですので、常にチャレンジャーという気持ちを忘れずにやっていきたいですし、昨年順位が少し上にいるということで、少しゆるい雰囲気になってしまったことは選手みんなが分かっているのでそこは自分達で自覚して、ここでシードが決まったといえどもまだまだ半分が終わっただけなので、もう一回、僕も含めて選手みんなで気を引き締めて、戦い直したいと思います。


　権田と柏のシードが決まりました。
　残り2枠を3位FCｍｍ、4位ゾット、5位リガーレで争います。
　次節・第9節は9月6日(日)栃木県南体育館(小山市)で行われます。

　　11:00　カフリンガ東久留米 vs ファイルフォックス府中
　　12:50　バルドラール浦安セグンド vs ゾット早稲田
　　14:40　リガーレ東京 vs ブラックショーツ
　　16:30　柏トーア’82 vs FCｍｍ

　　


　

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