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　　昨年震災で中止となった4月恒例の関東リーグオールスター戦。
　　3位決定戦は東海vs東北の対決。関東vs東海の女子オールスター戦も行われました。
　

　東海女子オールスター(青)　2-0　関東女子オールスター(桃)

　昨年名古屋で行われた同カードでは東海の大きな展開力と力強いドリブルに圧倒された5-1で敗れた関東女子。
　今年も自信を持って挑む東海女子にリベンジを狙う関東女子が対抗する。

　東海女子。17石川美郷(フロンティア)は昨年のトリムカップMVP。30青山実苗(golrira静岡)は日本女子代表。
　

　ホームで昨年の雪辱をしたい関東女子。1森知美(ファンレディース)、12山下美幸(Amaralo)の両GKが日本代表。
　

　序盤、関東女子が積極的に仕掛ける。7竹澤奈津美(バルドラール浦安ラスボニータス)
　

　関東女子の意気込みに受身にまわっていた東海女子。しかし8分、
　23小山美佳(member of the gang)の意表をつくロングシュートが決まり東海女子が先制。　
　

　24齋藤希(golrira静岡)
　

　関東女子も引き続き集中力のあるプレーで東海女子にペースを渡さない。10岡林直子(浦安ラスボニータス)
　

　12分には4北隅春菜(BORBOLETA FUTSAL)のシュート↓
　

　惜しくもファールでノーゴールとなるが、関東女子に惜しいシーンが続く。
　

　個人スキルでは上回る東海にパスワークと早いチェックで対抗する関東女子。
　

　11宮川亮子(Amaralo峰FC)。
　

　前半は1-0で東海リードのまま終了。しかし昨年とは違う互角の試合。
　

　後半に入りコートを広く使い流れを変えようとする東海女子。28宮本知実(フロンティアFC)
　

　19杉村みゆき(atadura)
　

　関東は狙い通りの試合が出来ている？　あとは得点を奪って同点に追いつくのみ。
　

　しかし残り3分、東海27加藤愛(LCO GIFU F.S)のシュートをGKが後逸。
　

　これがゴールに入ってしまいオウンゴール。
　

　思わぬ形で貴重な2点目が入った東海女子。これで勝利が見えた。
　

　途中ペースを握られた感もあった東海だが最後は反撃を許さず時間を使い…
　

　2-0で関東女子を返り討ち。今年も東海女子が勝利を飾った。
　

　関東女子も手ごたえのあるゲーム。表情は明るい。
　

　オフプレーの笑顔とは違う真剣みのある厳しいゲームでした。
　

3位決定戦　東海リーグオールスター　vs　東北リーグオールスター
　

　この日の4試合目、男子の3位決定戦は東海リーグvs東北リーグ。東北リーグオールスター、試合前の円陣。
　

　1勝して帰りたい東北リーグ。バンフ仙台、アトレチコ郡山、かちかち山の3チームから選出。
　

　まさかの3位決定戦となった東海リーグ。負けられない。が、集合写真は楽しそう。
　

　試合開始。東海が一気に仕掛ける。
　

　1分、東海8番伊藤(DELIZIA磐田)がいきなり先制！　
　

　先制後も攻める東海。東北もしっかり守ってゲームは進む。
　

　東北GK白石(かちかち山)がナイスセーブを見せていたが。
　

　10分、右サイド角度のないシュートを東海10番門田(DELIZIA磐田)が決める！
　

　東海、効果的な時間帯に2点目。
　

　ドリブルで動き回る東海を東北が止める展開が続く。
　

　このまま2-0で後半に入ると…
　

　後半開始15秒、東海6番本田(DELIZIA磐田)のロングフィードに↓
　

　門田(10番・DELIZIA磐田)がダイビングボレーで反応！
　

　すばらしいゴールで後半開始早々に東北リーグを突き放す！　これで3-0。
　

　さらに23分、今度はカウンターから同じコンビの横のパスワーク。右サイド本田(DELIZIA磐田)から↓
　

　左サイド門田(DELIZIA磐田)が決める！
　

　これで4-0。門田はハットトリック達成！
　

　24分、ファインセーブでしてやったりの東海GK杉本(田原FC)。
　

　25分、今度はコーナーキックから8番伊藤(DELIZIA磐田)が決めて5-0。強い東海リーグ！
　

　5得点すべてが東海リーグ王者DELIZIA磐田によるもの。
　

　東北リーグは1回戦からまだ1点も取っていない。シュートは互角に打っている。何とか反撃したい。
　

　34分、人数をかけて攻める東北。ようやく戸倉(11番・バンフ仙台)のシュートが決まる！
　

　一矢報いた。まだ時間はある。試合の流れを握りたい。
　

　東北の攻撃に勢いが出てきた。
　

　36分、8番遠藤(バンフ仙台)の浮き球に↓　(※当初、鈴木選手と誤って表記しておりました。申し訳ありません。)
　

　2番小泉(アトレチコ郡山)が合わせ東北2点目！　
　

　圧倒されていたイメージを払拭！　表情も変わった。
　

　さらに攻撃を続ける東北。
　

　ゴール前に次々にボールを供給。
　

　上手くいかなくなった東海は首をひねる。
　

　最後、小泉のシュートは東海GK杉本がセーブ。
　

　ここでタイムアップ。5-2、最後思わぬ反撃にあったが東海オールスターが3位を決めた！
　

　東北の頑張りでかえって喜びが増したように見える東海オールスター。
　

　東北戦での個人技や早い連携での得点はどれも見事でした。3位おめでとうございます。
　

　会場から「地震に負けるな！×4」コールを受け、笑顔で答える東北オールスター。終盤の反撃で会場を盛り上げました。
　

　　この結果、優勝・関東1部、2位関東2部、3位東海、4位東北となり、関東リーグオールスターは閉幕しました。
　　好ゲームと豪華なチャリティープレゼントもあり、観客の満足度の高い大会となりました。来年の開催も楽しみです。

　　また、この日の会場で関東リーグ2012開幕戦の日程が発表されました！
　　関東1部および2部は6月9日(土)、女子は6月3日(日)の開催となります。
　　詳細は関東リーグホームページ、ラブフットボール等で追ってお伝えします。お楽しみに！