関東1部リーグ2016
開幕節 第3試合 5月28日 郷土の森府中市立総合体育館
柏トーア’82 vs カフリンガ東久留米
昨年4位、終盤に失速したが途中まで首位を走り今期は優勝を目指す柏トーアと
昨年5位、全国大会を逃し今期復活を目指すカフリンガの対戦。
柏のエース馬場。今期こそ得点王を取れるか?
ファイルから田中惇史、浦安から山上が加入した柏トーア。
この日は昨年の1stセット中田、高村が不在だが注目の初戦。
優勝争いの常連カフリンガも昨年は残留争い。戦力の積み上げはないが強豪復活なるか?
開始1分、ボールを奪った柏↓
右に上がった馬場(柏19)から↓
ファーで待つ田中惇史(柏9)が難なく決める。
エースのアシストから新戦力のゴールで柏が早速先制! 1-0。
さらに3分、馬場(柏19)が貯めてから前へ↓
切れ込んで豪快にゴールに打ち込む!
早くも2点目。柏が絶好のスタート。
カフリンガは坂本(カフリンガ30)に当てるなどして反撃を試みるが、柏の寄せが早い。
サイドを上がってミドルシュートを放つがゴールを奪えない。
柏は二人で囲んでボールを奪う。
14分、田中惇史(柏9)が持ち込んでそのままゴールを決める!
田中惇史の2点目で3-0。移籍初戦から大活躍!
古巣のファイル吉成監督も笑顔。「ウチにいた時より決めてるよー。」
カフリンガの攻撃は単発。決定機まで持っていけない。
前半終了。3-0。苦しいカフリンガ。
柏のベンチは和やか。
後半開始直後。坂本(カフリンガ30)がGKの横を抜き↓
関(カフリンガ15)がゴールに押し込む!
カフリンガが1点返して3-1。後半は流れが変わるか?
しかし柏は落ちついた守りを続ける。
26分、左サイドを抜けた馬場(柏19)が↓
角度のないところからゴールに流し込む。
馬場も2点目で4-1。カフリンガを突き放す。
さらに28分、コーナーキックから磯崎(柏11)が合わせて5点目。
田中克明(柏26)が駆け寄る。5-1となり勝負はほぼ決まったか。
直後、坂本(カフリンガ30)がGKを交わしてシュート↓
しかし田中惇史(柏9)がボールを止める! カフリンガの反撃を許さない。
開幕ダッシュが大事と言っていたカフリンガ。このまま良い所なしで終われないが・・・
ボールをキープ出来る柏。昨年からの進歩を感じさせる。
それでも終盤、カフリンガがゴール前に攻め込む。
39分、守りきった柏のカウンター。馬場(柏19)がGKと1対1↓
左足でポスト際を抜き追加点。6-1。
さらに20秒後、右からの攻撃で若林(柏8)が決めて7-1。
さらに15秒後、左から馬場が決めて8-1。
馬場はなんと4得点!得点王へ向けて最高のスタートを切った。
なんと8-1で柏が快勝!
主力の中田・高村がいない中でこの内容。今期の関東リーグは柏を中心に回るか?
カフリンガは最悪のスタート。昨年の二の轍は踏まないよう、次戦の群馬戦と
ホームの次々戦、苦手リガーレ戦が大事となる。
快勝で開幕を飾った柏トーア奈須監督にお話をお聞きしました。
<Q.おめでとうございます!カウンターの種類と言いますか、攻撃のバリエーションが昨年までより増えたようですね。>
今日は攻撃の移り変わりの部分にフォーカスを当てて選手に話をしまして、攻撃のバリエーションということに関しては僕からは話はしていません。その中で選手が工夫してくれた結果だと思います。
<Q.昨年まではスピードあるカウンターが主な攻撃でしたが、今日はしっかりクアトロでつなぐ場面も多かったですね?>
そうですね。攻撃でつなぐ所はチームが始動してからずっと取り組んで来ているところなので、まだまだ巧くいかない所も多いですが、今日は公式戦でそれにチャレンジ出来たことが収穫だったと思います。これからもっと精度を上げて、より質の高いフットサルを目指したいと思います。
<Q.新戦力の二人、田中惇史選手と山上選手については?>
山上も田中も周りを活かせる選手なので、逆に言うと馬場がもっと活きてくるかな、と思うのと、ああいった経験のある選手が加わったことで周りの選手も見習うところが沢山あると思いますし、レギュラーの選手も尻に火がつくというか出場も危うくなってくるので、そういった相乗効果もあって、チームが目指す方向がよりはっきりしたなというのがあります。でもまだ今日は山上ももっと得点に絡めたと思いますし、田中もディフェンスの部分でまだ連携が不十分なので、その精度を上げつつ、今日は中田、高村が仕事で来れていないので、あの二人も負けずにもっと活躍してくれると思いますし、これからとても楽しみです。
<Q.今期は絶対優勝を目指していると思いますが手応えは。>
まず開幕戦での勝利は絶対チームにいい影響を与えると思いましたので、それを達成できましたし、トレーニングしていることが実践できたことは凄く評価できることだと思います。ただ、昨年も最後失速してしましましたので、現状に満足することなく、6か月かけてより質を高めて、こんなに変われたんだと思える柏トーアを目指したいと思います。
移籍初戦で2得点の田中惇史選手にお話をお聞きしました。
<Q.さっそくの2得点!大活躍でしたね?>
ありがとうございます!このチームはシュートを打てる選手がいるのと、僕の所にパスが出てくるのでやりやすいです。1点目も馬場くんがシュートを打てるのに外に行って僕の所に来るなというのが見えたので、決めやすかったですね。
<Q.監督からはどういった役割を期待されているんですか?>
具体的にはどうしろというのはないですけど、4人の個性をよく理解して、まずはしっかりパスを回して組み立てて行こうとしています。
<Q.今期の個人的な目標は?>
僕としては得点にこだわって個人で仕掛けてドンドン点を取っていきたいと思います。
<Q.柏には馬場選手という絶対的エースがいますが。>
馬場選手を越えます!今日も前半2点づつ取って、後半越されちゃいましたけど、彼よりも点を取りたいと思います!
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時