関東1部リーグ2017
第4節 第1試合 7月8日 水元総合スポーツセンター
カフリンガ東久留米 vs ファイルフォックス府中
ここまで共に2試合。ロンドリーナ、リガーレに敗れ2敗のカフリンガと
開幕戦でゾットに敗れた後、権田に勝利し1勝1敗のファイルフォックス。
古豪同士、勝利して浮上のきっかけを作るのはどちらか?
皆でやろう、CAFの手文字。明るいカフリンガベンチ。
前節初勝利。連勝で波に乗りたいファイルフォックス。
試合開始。ファイルフォックスがいつも通り、最初から仕掛ける。
3分、ボールを奪ったカフリンガのカウンター↓
左に上がった坂本(カフリンガ30)から右に走り込んだ平町(カフリンガ6)が決める!
カフリンガ先制! 1-0。
開幕戦途中で退場し、それ以来の出場となる平町がすぐに結果を出す。
寄せの早いカフリンガ。
中盤からのショートカウンターを度々仕掛ける。
8分には三木(ファイル18)にイエローカード。
12分、カフリンガの右コーナーキック↓
浮き球パスから平町(カフリンガ6)の左足ボレー↓
ゴール右下に突き刺さる!
カフリンガ2点目! 2-0。
退場明けの平町。うっぷんを晴らすかのような2連続得点。
すぐにタイムアウトでファイルフォックスは立て直しを図る。
寄せられないように大きく速く攻めるファイルフォックス。
14分、中央を上がる岩崎(ファイル8)から左に流し↓
小原(ファイル10)がワンタッチで↓
GKの左を巻いてゴールへ流し込む!
ナイスゴール! 2点差になってから1分半後、ファイルが1点返して2-1。
流れが変わったか?カフリンガの寄せに慌てず裏を取るファイル↓
阿部(ファイル14)のシュートは↓
なんとポスト直撃!
さらにファイルが攻めるが得点は奪えず。
2-1で前半終了。シュート数は14対13。
途中まではカフリンガのカウンターが決まり、終盤はファイルが押し込んだ。また流れを引き戻せるかカフリンガ。
後半開始すぐ、ファイルの攻撃。ポストプレーから↓
三木(ファイル18)のシュート↓
ゴールを横切ってわずかに外れる!
カフリンガも反撃。
23分、右サイド、工藤(カフリンガ2)が上がり↓
スライディングに来るところを折り返し↓
空いた正面から小宮山(カフリンガ11)がゴールに叩き込む!
後半最初の得点はカフリンガ。3-1。
追い上げられムードを引き戻す追加点に大きな喜びを見せる!
しかし試合はまだ落ち着かない。
激しいカウンター合戦。
28分、左サイド柳澤(ファイル21)がボールを裏に出し、宗像(ファイル20)が追いかけ↓
折り返しを↓
曽根(ファイル19)がバイシクルボレー!
ビューティフルゴール!
ファイルが追い上げ3-2。
フウガ時代にも同じような形のスーパーシュートを決めている曽根。身の軽さを見せる。
押せ押せのファイル。
32分、右コーナーキック↓
ゴール前に入れた速いボール、阿部(ファイル14)が触れてコースを変える!
なんとこれで3-3! ファイルが2点差を追いつき同点!
流れが2転3転するゲーム。まだ勝負は分からない。
勢いはファイルだが…
33分、夏野(カフリンガ8)が競り合って↓
ゴール左で島田(カフリンガ7)がフリーに↓
反転、そのまま打ったシュートがゴールを捕える!
4-3、流れに逆らってカフリンガが勝ち越し点を挙げる!
これで今度はカフリンガに勢いが出る。
まだ1点差。ファイルも追いかける。
4-3のまま残り3分、ファイル吉成、パワープレーで勝負に出る。
しかし1分後、ボールを奪った鰐渕(カフリンガ4)がロングシュート↓
決まって5-3! 大きな追加点。
これで勝てる! カフリンガが今季初勝利に近づく。
焦るファイル。
39分、カウンターで右サイド鰐淵(カフリンガ4)から↓
ゴール前、夏野(カフリンガ8)がヘッドで難なく決める!
ダメ押し点で6-3。勝利を確信するカフリンガ。
残り1分を切り、カフリンガ6ファール。
三木(ファイル18)が第2PKを決めてファイルが1点返し、6-4。
しかしファイル、最後のシュートを止められタイムアップ!
6-4。カフリンガが古豪対決を制し今季初勝利を挙げる。
何度も流れを引き戻したファイルだったが、カウンターを食らい過ぎ、6失点で敗戦。
カフリンガは寄せの速さと正確なカウンターで快勝。
得点は取れるが失点が多い、いつもと違うカフリンガ。この勝利で波に乗れるだろうか?
カフリンガ東久留米・山本監督にお話をお聞きしました。
<Q.今期初勝利おめでとうございます。まず今日の勝因をお願いします。>
相手のストロングポイントを消そうと戦略を練ってきたので、それが上手くいったかなと思います。
<Q.具体的に話せる範囲でその戦略とは?>
相手は3セットで、それぞれのセットごとに戦術があるわけですが、たとえば1stセットだと前からガンガン来るので、長いボールを裏へ出して引っかからないように長い距離を走るとか、そういうことを研究してきました。
<Q.中盤でボールを奪ってのカウンターがよく決まっていましたね。>
前の2試合ではそこの寄せを軽く行き過ぎて、ワンツーとかで突破されて危ないシーンを作っていたので、そこはちゃんとタイミングを合わせようと、ボールが取れそうだと思ってもワンテンポ待って仕掛けようとか、そこを徹底しました。
<Q.退場明けの平町選手が2得点でした。>
彼も開幕早々ああいう形(不可抗力でのゴール前のハンド)で退場になって悔しかったと思うので、その分今日活躍してくれたのは良かったですね。
<Q.でも一度3-3に追いつかれてしまいました。>
勝点1でもいいのかなと一瞬よぎりましたけど、やはり勝利が欲しかったので勝ちに行こうという戦術を取りました。それでも無理に攻めて崩さずに、じっくり攻めようということでしたが、勝ち越し点がすぐに入ったのが良かったです。
<Q.ここまで3試合、負けた2試合も内容は悪くなかったと言っていましたが、今日の勝利を踏まえての評価は?>
今日は勝てましたけど失点が多いと思ってまして、これでは簡単に流れを持っていかれて負け試合になってしまうので、もう一度そこを修正しないといけないなと今日見ていて改めて思いました。
<Q.あらためて今期の目標は?>
本気で1番を目指したいと思っていて、最低でもチーチャンは行きたいと思っています。
次回、第7節は7月29日(土)東京ドームスポーツセンター東久留米で行われます。
カフリンガ東久留米は17時にマルバ茨城と、
ファイルフォックス府中は11時にブラックショーツと対戦します。
(写真:中根高磁)
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順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時