関東リーグ2012 第1節 柏市中央体育館 6月9日
アルティスタ埼玉vsゾット早稲田
関東リーグ開幕戦の第2試合は昨季準優勝のゾット早稲田と7位アルティスタ埼玉の対戦。毎年上位争いをしている強豪ゾットに対し、昨季の最終戦から入れ替え戦にかけて開眼した感のあるアルティスタが互角の攻防を繰り広げた。
おなじみゾット清野監督。
アルティスタ埼玉。エース加藤(No.10)のほか、小田(7)・鈴木(8)・小原(11)・中村(17)など主要メンバーは健在。
こちらゾットも松田(2)・荒木(No.4)・武内(7)・小笹(9)・ドウグラス(12)などのメンバーで成熟を図る。
注目の新戦力はスペイン・バサジィなどでプレーした大田黒(13)。
この日はいつもの爆発力は見られなかったが個人技といえばこの人、ドリブラー米谷(ゾット22)。
加藤(アルティ10)のシュート。序盤は互角。
両者しっかり守って繋ぐフットサルを展開。ボールを保持している時間はアルティスタのほうがやや長いか。
シュートもアルティスタの方が多い。
17分、キックインから逆サイドにクロスパスが通りドウグラス(ゾット12)がそのままシュート。
ゾット先制。0-1。
しかし前半終了間際、平町(アルティ24)からの折り返し↓
小笹(ゾット9)がクリアしたボールが杣山(アルティ9)に当たりこぼれたところを小田(アルティ7)が押し込む。
1-1、同点!
前半残り16秒でアルティスタが追いつく。
ハーフタイム。精神面、戦術面、時間をかけて指示を送るゾット清野監督。
ゾットは後半からGK渡辺が出場。
後半立ち上がり、鈴木(アルティ8)のシュートをいきなり顔面セーブで防ぐ渡辺。
ゾットは前半よりも前線でボールがつながりアルティスタを押し込む。
しかし28分、アルティスタの右コーナーキックから中央加藤のダイレクトボレー↓
見事に決まってアルティスタが勝ち越し! 2-1。
ボール際の争いが激しく痛む選手が多い。
加藤の得点後、チャンス数も互角で終盤へ。
35分、ドウグラス(ゾット12)が落としたところに走りこんだ小笹(ゾット9)が決める。
これで2-2。もつれた試合は同点で終盤に。
ゾットGK渡辺の強力ロングスロー。タイムアップが迫る中、互いに中盤を省略しゴール前に迫る。
そして39分、左サイド中央から意表をついた武内(ゾット7)のシュートがサイドネットに突き刺さる!
歓喜するゾットベンチ。残りわずかで逆転に成功。2-3。
最後までゴールを目指す両チーム。
そしてタイムアップ。見事ゾットの勝利!
苦しんだ初戦を勝利で終え、改めて優勝を目指すゾットだった。
ゾット早稲田・清野監督のコメント
関東リーグ1部(再)昇格(2009年)以来、開幕戦勝っていなかったんで、
苦しみながらもまずは勝利して勝点3を取れて良かったです。まだ内容は全然なんですけど
それはどのチームでも同じだと思うんで、試合をやりながら、勝ちながら成長していきたいです。
<Q.最後勝ち越した後、もう1点取りに行くぞ、という声が聞こえたんですが。>
去年、そこで守りに入って最後同点にされたこともあるんで、逆にカウンターでもう1点取りに行こう位の
気持ちでやろうと。ウチは言わなくても守りはしっかりやってくれるんで、守りだけに集中せず、
それまでと同じ意識でやろうという意味で声をかけました。
第2節は6月23日(土) 墨田区総合体育館で開催!
勝利したゾットは11:00~バルドラール浦安セグンドと
アルティスタは12:50~フウガすみだと対戦します。
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記事・写真:中根高磁 金子保子
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時