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　関東リーグ2012　第5節　彩の国くまがやドーム　7月14日

　バルドラール浦安セグンド 2-2 カフリンガ東久留米
　　　　　　　　　　　　　　　　

　フウガすみだ 4-0 柏トーア’82

　　　　　　　　　　　　　　　　
　首位フウガと昨年はフウガに勝ち越している柏の対戦。
　今期は苦しい戦いの続く柏だが、フウガ相手に昨年も見せた堅い守りで勝利を目指す。

　序盤からフウガが圧倒的に試合を支配。宮崎・諸江から金川・太見にボールが供給され柏はゴール前に押し込まれる。
　しかし柏はシュートやファー詰めを狙ったシュートパスのコースを読み、決定打を打たせない。
　フウガもトリッキーなフリーキックや2ndセットのメンバーを入れ替えるなど工夫を見せるが、
　柏はフウガを研究しているな、と感じさせる守りで前半を守りきる。
　だが、柏の努力も後半は通じなかった。
　21分、右サイド宮崎からのクロスがファーポスト前で待つ金川に通りフウガがようやく先制に成功すると
　このあと26分太見、28分神尾にもゴールを決められ3-0。リードを奪われた柏は反撃することができず、
　33分太見にこの日2点目となるゴールを簡単に決められフウガの独壇場。
　柏は昨年のように僅差のまま終盤まで粘ることが出来ず4-0で完敗となった。

　フウガは4勝1分勝点13で混戦を抜け出したが、次節はホーム墨田で2位ファイルフォックスと直接対決。
　ファイルも勝点差3で付いてきている。3位は勝点7。フウガはここに勝てば独走となるが、この一戦は前半戦の天王山だ。　

　

　柏TOR・奈須監督のコメント
　今期は先に失点することが多かったので、前半0で折り返せてゲームの入りとしては悪くなかったんですけど
　後半、相手がそれに対応してきて、切り替えの部分でフウガが一歩二歩上だったなという感想です。

　相手の攻撃に対してカウンターを取れるチャンスは後半のほうが多かったんですけど、
　うちが守ってるはずなのに攻撃してる相手のほうが切り替えしが早いというか、
　堅守速攻といっているウチよりも相手が早ければ、ウチは点を取れないので、それが0で終わってしまった原因です。
　　
　今期の目標は自分達が選手権でFリーグのチームとやったときに昨年以上の戦いができるようにということなんですが
　フウガはFに近いというか同等以上のチームということで、戦い方としては明確に守り重視で行ったんですが、
　結果が出なかったのは残念です。

　ファーストブレイクというんですけど、相手が最初に攻めてきたときに1回目を守る、自分達の攻撃でも1回目攻める
　っていうのは出来るんですけど、その次の一回攻撃を遅らせたりシュートをブロックしたりした次のセカンドでの
　反応というのが今ウチのチームはものすごく遅いと思ってまして、
　攻撃にしても上手くいかなくなったときの時の判断や次のプレーが
　他の7チームと比べて一番遅くて、そこを上げないとこのまま今期が終わってしまいかねないので、
　何かきっかけがあれば変わると思うんですけど、そこのレベルアップを意識して次からの試合にも挑みたいと思います。


　

　　　　　　第6節は7月21日(土)、墨田区総合体育館で開催されます。
　　　　　　　　　11:00 　柏トーア’82－ゾット早稲田
　　　　　　　　　12:50 　カフリンガ東久留米－アルティスタ埼玉
　　　　　　　　　14:40 　フウガすみだ－ファイルフォックス府中
　　　　　　　　　16:30 　バルドラール浦安セグンド－ブラックショーツ

　　 　



　

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写真：金子保子 　編集：中根高磁

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