関東リーグ2012 第6節 墨田区総合体育館 7月21日

 柏トーア’82 2-3 ゾット早稲田              

 関東リーグ6節は順位争いのほかに7節終了時4位以上が条件の全日本選手権シードを見据えた戦いとなる。
 第1試合は2節以来勝利のない柏と2連敗中のゾット。悪い流れを断ち切りたい両者は
 連携を探りながらゲームに入る。序盤は柏が優勢だったが徐々にゾットの連携が機能しだし
 15分に米谷のドリブルからパスを受けた荒木が決めゾット先制。
 しかし17分にサイドから何気なく中央に入ったパスを浮き玉ボレーで特手が決め、1-1で前半を折り返す。
 後半はジリジリした展開。途中まで大きなチャンスなく時間が過ぎたが
 終盤に入ると勝利を意識しカウンターの仕掛けあいとなる。
 36分、ゾット米谷がサイドから入ったパスを技ありミドルで決めて勝ち越すが
 37分、柏の中田がロングフィードをヘッドでゴールに流し込み同点。
 このまま痛みわけかと思われた終了10秒前。柏6つ目のファールでゾットが第2PKを得ると
 これを荒木が決めて劇的な決勝点。ゾットは上位に踏みとどまり柏はシード獲得の可能性がなくなった。

 
 

 柏のこの日の指揮は飯島監督が取り、奈須監督(No.7)が選手として今期初出場。
 

  
 

 
 

 出場を待つゾットのセカンドセット。清野監督(No.16)は第2節からずっと出場している。
 

 
 

 
 

  
 

 

 15分、米谷(ゾット22)のカウンターから↓
 

 荒木(ゾット4)が決めてゾット先制。
 

 
 

 
 

 17分、左サイドから入ったボールを特手(柏10)が左足ボレーの浮き玉でゴールを奪い同点。
 

 
 

 
 

  
 

  
 

  
 

 1-1で後半へ。
 

  
 

  
 

 
 

 
 

  
 

  
 

 35分、今度は米谷(ゾット22)がボレーシュートを決めゾットが勝ち越し。1-2。
 

 終盤の得点でゾットが勝利に近づいたと思ったが・・・
 

 
 

 37分、ロングフィードを中田(柏36)がヘッドでゴール前へ折り返した玉がゴールに収まり柏が同点に追いつく。
 

 

  
 

 
 

 最後は勝ちたい気持ちが前面に出て熱戦に。
 

    
 

 

 39分50秒。このプレーで柏が6つ目のファールを取られる。
 

 痛恨のファールに顔をしかめる特手。
 

 決めれば勝利の第2PK。祈るゾットベンチ。
 

 荒木(ゾット4)が見事に決める!
 

 
 

  
 

 残り10秒の決勝点でゾットが2-3と勝利。
 

 これで勝点10で3位確保。7節はフウガ戦だが勝てばシード獲得。負けても他チームの結果次第となった。
 

 柏は勝点1をギリギリで逃し、これでシードの可能性が消滅した。これからも勝利への模索が続く。
 


     第7節は8月4日(土)、神奈川県寒川総合体育館で開催されます。

        11:00  ゾット早稲田-フウガすみだ
        12:50  ファイルフォックス府中-柏トーア’82
        14:40  アルティスタ埼玉-バルドラール浦安セグンド
        16:30  ブラックショーツ-カフリンガ東久留米






 関東リーグ2012 第6節 墨田区総合体育館 7月21日

 カフリンガ東久留米 5-2 アルティスタ埼玉
  
 連勝スタート後、足踏みしているカフリンガとまだ1勝のアルティスタ。
 内容は悪くないが勝点に結びつかない両チームだが、この日ははっきりと明暗が分かれた。
 開始1分で安藤が左サイドキックインからシュートを難なく決めてカフリンガが1点を先制すると
 この後もカフリンガが試合巧者ぶりを発揮。8分にはアルティスタ、ペナルティエリア内でのファールから
 カフリンガ垣本にPKを決められると前半のうちに4-1とされる。
 後半も、坂本との交錯でGK藤縄が負傷退場するなどアルティスタは不運が続き、
 終盤反撃したが得点は奪えず5-2で敗れる結果となった。
 シュート数ではカフリンガを上回る36本を放ち、ボールも回るアルティスタだが勝点を奪えずシードの可能性が消滅。
 しかし試合後、キャプテン中村は「手ごたえはあるので後半戦巻き返しますよ!」と力強く話していた。 

 

 
 

  
 

 
 

 アルティスタ先発GKは粕谷。
 

 
 

 1分、キックインから安藤(カフリンガ2)がゴールを決めカフリンガ先制。
 

  
 

  
 

 この後もカフリンガペースで試合が進む。
 

 8分、ペナルティーエリア内でファール。カフリンガにPK。
 

 垣本(カフリンガ19)が決め2-0。
 

 
 

 
 

 11分、弓野(カフリンガ18)のサイド突破から↓
 

 中央に入ってきた坂本(カフリンガ30)が決めて3-0。カフリンガが主導権を完全に握る。
 

 
 

 15分、小田(アルティスタ7)が1点返すが、
 

 16分、小出(カフリンガ12)が突き放し4-1。
 

 後半開始すぐに小田の2点目で再び2点差、4-2とするが・・・
 

 
 

 坂本(カフリンガ30)がドリブル突破しゴール前へ↓
 

 途中出場のGK藤縄と激しく交錯。藤縄はタンカで運ばれてしまった。
 

 この日の坂本は決定力もあり、28分にも鰐淵からのクロスをファーサイドで蹴りこみ追加点。
 

 
 

  
 

  
 

 5-2でカフリンガの勝利。勝点10で3位タイに浮上した。
 

 
 

 
 

 試合後、カフリンガ山本監督が仕事で長期離脱のため選手たちの胴上げで送り出しとなった。
 



 山本監督、長い間お疲れ様でした!
 

 試合後、2得点のカフリンガ坂本選手にお話を聞きました。
 
 <Q.なかなか決め切れなかったですが、今日は決めましたね!>
 めっちゃ嬉しいです!マジ嬉しいんですけど!
 <Q.これでシードも見えてきました。>
 シードは一番身近な目標だったので取りたいですが、(次節対戦する)ブラックショーツも調子上がってきたので
 全力でチームとして勝ちに行きます!
 
 
     カフリンガは次節、勝利すると全日本選手権、シード獲得となります。

      第7節は8月4日(土)、神奈川県寒川総合体育館で開催されます。

        11:00  ゾット早稲田-フウガすみだ
        12:50  ファイルフォックス府中-柏トーア’82
        14:40  アルティスタ埼玉-バルドラール浦安セグンド
        16:30  ブラックショーツ-カフリンガ東久留米


    



 

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写真:金子保子 中根高磁

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関東リーグ順位表

順位 チーム 勝点 得失
1 → team logo ファイル
フォックス八王子
9 +7
2 → team logo バディラン
ツァーレ
9 +4
3 → team logo コロナFC権田 6 +3
3 → team logo 町田アスピランチ 6 +3
3 → team logo リガーレ東京 6 +3
6 → team logo カフリンガ
東久留米
4 -2
6 → team logo ゾット早稲田 4 -3
8 → team logo 浦安セグンド 3 -5
9 → team logo ロンドリーナ 0 -10

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