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　関東リーグ2012　第6節　墨田区総合体育館　7月21日

　バルドラール浦安セグンド　5-3　ブラックショーツ
　　　　　　　　　　　　　
　このところ2連勝と調子を上げてきたブラックショーツと、4節で初勝利し前節も引き分けて
　1部での戦いに慣れてきたセグンド。シード権獲得のためには互いに負けられない一戦。
　セグンドが序盤からボールを回すが、前節も落ち着いた試合振りの目立ったブラックショーツが
　効果的な攻撃で得点を重ねる。7分高橋、13分永谷の得点で2点を先制。
　しかし課題だった得点力がついてきたセグンドは、2点差がついてからさらに激しい攻撃でゴール前に迫り、
　前半のうちに2点を追いつき同点で折り返す。
　後半27分、平山の左サイド中央からの豪快なミドルシュートで始めてリードを奪うセグンド。
　29分に好調高橋の得点で一旦は追いついたブラックショーツだが、この日はセグンの執念がまさった。
　32分に勝ち越しに成功すると、反撃を狙ったブラックショーツにトドメを刺す追加点を終了間際に奪い5-3で逆転勝利。
　これで勝点8の5位に浮上したセグンドは次節のシード権獲得に望みを繋いだ。

　ポーズを決めてくれたブラックショーツ新海監督。
　

　勝てばシードの可能性がかなり出るが、引き分け以下なら消滅するセグンド。気合は十分。
　

　2連勝で士気上がるブラックショーツ。
　

　序盤からセグンドが積極的に攻める。
　

　小中(セグンド21)のシュートパス↓
　

　加藤(セグンド30)がファー詰めするがGK冨沢がナイスセーブ。
　

　
　

　前節アルティスタの猛攻を受け止めた冨沢がこの日も好プレーを見せる。
　

　　
　

　

　
　

　
　

　7分、高橋(ショーツ10)が一人で持ち込み先制ゴール。
　

　
　

　前節も守りからペースをつかんだブラックショーツは粘り強い守備を見せる。
　

　　
　

　
　

　
　

　13分、永谷(ショーツ28)がセグンドの守備の隙を突き追加点。これで0-2。
　

　　
　

　　
　

　セグンドはここから反撃。15分、小中(セグンド21)がファー詰めし、ついに冨沢からゴールを挙げる。
　

　　
　

　さらに前半終了間際、片山(セグンド40)の右サイドからのミドルシュートで前半のうちに追いつくセグンド。
　

　
　

　
　

　後半は一進一退の攻防。
　

　
　

　27分、左サイド距離のあるところから平山(セグンド33)が思い切ったシュートを決めセグンドが3-2と逆転！
　

　
　

　
　

　
　

　ブラックショーツもこのままやられない。
　29分、永谷(ショーツ28)のシュートを止めに行った小川(セグンド41)がファールを取られ↓
　

　一発レッドカード！
　

　ここで得たフリーキックを高橋(ショーツ10)が直接決める！これで3-3、再び同点。
　

　　
　

　　　　
　

　残り10分。気持ちの現れた熱戦となる。
　

　32分、関(セグンド23)のクロスを↓
　

　井原(セグンド31)が押し込んでセグンド再び勝ち越し！ 4-3。
　

　
　

　終盤、追いかけるブラックショーツだがセグンドがそれを上回るプレーで流れを渡さない。
　

　
　

　　
　

　　
　

　38分、セグンドのタイムアウト。熱く指示を伝える米川監督。
　

　ブラックショーツも最後の攻撃にかけるが･･･
　

　セグンドの激しいプレスの前に上手くチャンスを作れない。
　

　残り20秒、新造(セグンド28)のダメ押し。
　

　　
　

　5-3で試合終了。2点先制されてからの見事な逆転勝利。好調ブラックショーツを上回る気迫で競り合いを制した。
　

　
　

　米川監督、ガッツポーズ！
　



　試合後、セグンド・平山選手にお話を聞きました。
　
　＜Q.まずは今日の勝利の感想を。＞
　いやー、ずっと勝てなかったので･･･今日も苦しかったので、ホント勝ててよかったと思います。
　この勝ちをこれからに繋げていきたいです。
　＜Q.3点目の勝ち越し点のミドルシュートが効果的でしたね？＞
　自分はピヴォではないですけど、シュートが持ち味なんで、ゴールのイメージは持っていたので
　ああいうプレーが出来たんだと思います。
　＜Q.これでシードの可能性も出て来ました。＞
　監督も4位に入るか入らないかは雲泥の差だと言っていましたし、それがいま最大の目標なので、
　次勝てばかなり可能性が高いので次がまた大事ですね。
　＜Q.チームの調子が上がってきましたね。＞
　チームの良し悪しもですけど、今日も含めて簡単な失点が多くてそれを減らさないと勝てないので、
　そこを注意して今日は勝てて良かったと思います。
　＜Q.得点力も上がってきたように思いますが？＞
　練習でも得点を個人で仕掛けたり、実際そこは良くなってきて結果も出てきてるように思います。
　まずはシードを取って後半戦につなげたいと思います。

次節、全日本選手権、都県大会免除のシード権が決まる。1位フウガと2位ファイルはシードが決定。
3位勝点10のゾットとカフリンガは勝てば無条件でシードが決まるが、
それぞれ相手が首位フウガ・直接対決のブラックショーツとなり簡単ではない。
5位勝点8のセグンドは自身が勝利し、ゾットかカフリンガが引き分け以下で得失点差で上回ることが条件。
6位勝点7のブラックショーツは自らが勝利し、ゾットが負けるか、セグンドが引き分け以下になるかが条件となる。　

　　　　　　第7節は8月4日(土)、神奈川県寒川総合体育館で開催されます。
　　　　　　　　11:00　　ゾット早稲田-フウガすみだ
　　　　　　　　12:50　　ファイルフォックス府中-柏トーア’82
　　　　　　　　14:40　　アルティスタ埼玉-バルドラール浦安セグンド
　　　　　　　　16:30　　ブラックショーツ-カフリンガ東久留米

　　 　



　

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写真：金子保子 　編集：中根高磁

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