関東リーグ2012 第10節 水海道総合体育館 9月1日
ブラックショーツ vs フウガすみだ
首位フウガとこのところ調子の良いブラックショーツの対戦。
前回の同カード、第3節では2-2で引き分けている。
この日の第1試合で2位ファイルフォックスが引き分けたため、
フウガが勝てば勝点5差になり、優勝に大きく近づくだけに重要な試合。
試合開始からフウガが猛攻。開始55秒で宮崎が先制。
しかしブラックショーツは最近見せている集中力のある守りで徐々にペースを取り戻す。
5分にはカウンターとFKからの連続ゴールで逆転。
12分には前線でボールを奪った岡花のスルーパスから木村が叩き込んで3-1とする。
フウガ相手にもすばらしい試合を見せるブラックショーツ。しかしこれで火のついたフウガが
さらに猛攻を仕掛ける。14分に太見のゴールで1点返すと、引き続き波状攻撃を繰り返し
17分に金川のゴールで3-3。ブラックショーツの守備は変わらず良かったが
それを上回るフウガの気迫と連携で前半のうちに同点とする。
追いつかれたブラックショーツは後半に入ると攻撃の積極性も増し、
互いにチャンスを作る互角の展開。フウガと真っ向勝負で引けを取らないブラックショーツ。
しかしフウガの攻撃力が一歩勝っていた。28分、キックインから横に揺さぶるパスのあと
金川が決めついに勝ち越し。この後ブラックショーツも反撃するが少しスタミナが切れてきたか、
時間が進むにつれフウガの攻めの時間が長くなる。気持ちで守っていたブラックショーツだが
37分、ブラックショーツ村田が競り合いからラフプレーを取られ一発レッド。
一人少なくなったブラックショーツから宮崎が貴重な5点目を決め2点差とすると
強引に攻めに出るブラックショーツの裏をついて金川が6点目。試合を決定付ける。
しかし終了間際にも何度も惜しいプレーでフウガとやりあったブラックショーツ。
3-6で敗れたが、白熱の好ゲームに観客からも大きな拍手が送られた。
この日4試合目のこの試合の運営は、第2試合を戦い終えたカフリンガの面々。
開始55秒、フウガの先制点。太見→金川→宮崎と左右に繋ぐ。
5分、ブラックショーツのカウンター。村田から永谷が決めて1-1。
さらに5分、フリーキックから飯田が決めてブラックショーツが逆転に成功。2-1。
13分にはショートカウンターから木村が見事なゴールを決めて3-1。
フウガがこのあと猛攻。
17分には左右の揺さぶりから金川のゴールで3-3の同点に追いつく。
3-3でハーフタイム。
後半序盤はガップリ四つ。ミスの少ない好ゲーム。
27分、金川のゴール。ついにフウガが勝ち越し。3-4。
この時間帯はフウガの惜しい攻撃が続く。
残り10分を切ると今度はブラックショーツの時間帯。
32分、ブラックショーツのフリーキックは惜しくも押し込めず。
終盤はまたフウガの攻勢。
猛攻に耐えるブラックショーツ。
それでもきわどいカウンターで対抗。最後まで緊迫した展開。
37分、退場で一人少ないブラックショーツから宮崎がゴールを上げついに2点差。3-5。
さらに金川のゴールで3-6。
ブラックショーツ、最後のタイムアウト。
終了間際、惜しいシーンを作ったが、反撃及ばず。
3-6でフウガの勝利。ブラックショーツの健闘が光ったが最後はフウガに押し切られた。
ブラックショーツは勝点10で6位。4位も勝点13だが7位柏も9に迫ってきた。
フウガは無敗を守り、2位ファイルフォックスに勝点差5をつけた。ストップをかけるチームはあるだろうか?
次回は柏TOR対アルティスタ埼玉戦、Fリーグは町田vs浦安戦、SPマッチ・フウガvsSWH戦を掲載します。
関東リーグ第11節は9月22日(土)、墨田区総合体育館で開催されます。
11:00 バルドラール浦安セグンド-柏トーア’82
12:50 アルティスタ埼玉-ファイルフォックス府中
14:40 ゾット早稲田-ブラックショーツ
17:10 フウガすみだ-カフリンガ東久留米
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写真:金子保子 中根高磁
順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時