関東1部リーグ2013 第1節 7月6日 東久留米スポーツセンター
カフリンガ東久留米 vs 柏TOR’82
ホーム東久留米の大観衆の前で開幕を迎えたカフリンガ。
今期は元Fリーグ得点王・稲田をファイルフォックスから、
元関東リーグ得点王・高橋祐をブラックショーツから獲得。大幅補強に成功し王座奪還を目指す。
柏との開幕戦は、これぞ「ザ・関東リーグ」という壮絶なカウンター合戦となった。
カフリンガ補強のもう一つの目玉、フウガから移籍の早川。
昨季は全国大会出場がなかった柏。Fリーグ準会員として今期は実績を残したい。
地元で様々な地域密着活動をしているカフリンガ。立見席もいっぱいの超満員。
序盤からホームカフリンガが攻める。
3分、関(カフリンガ20)のループシュート↓
惜しくもゴール右へ。
4分、左サイドのフリーキックから高橋(カフリンガ10)が足元に決める!
ホームカフリンガが先制。1-0。
得点王移籍コンビ。高橋と稲田。
柏はなかなか攻め手が作れない。
先制に続く5分、左サイド裏に抜けた稲田(カフリンガ28)がゴール右上にシュートを決める。
新戦力の稲田、高橋が早くも揃い踏みで2点をリード。得点力アップを印象付ける。
その後もカフリンガペースで試合は進む。
2-0でハーフタイム。和やかなムードのカフリンガ。まさか後半窮地に追い込まれることになるとは・・・
後半も立ち上がりはカフリンガペースで始まる。
25分、右サイド夏野(カフリンガ8)のシュートがディフェンスに当たりながらもゴールにこぼれカフリンガ追加点。3-0。
内容的にもユトリの出る3点目を挙げ笑みを浮かべるキャプテン夏野。
しかし27分、中平(柏2)が左サイド遠めからシュート↓
ゴール前でキーパーが弾いたところに高村(柏18)が頭を出す↓
攻め手を失っていた柏が1点返す。ヘッドで押し込んだようにも見えたが記録はオウンゴール。
3-1。点が入ったことで雰囲気が変わるか?
まだ2点差。変わらずカフリンガが攻めるが。
30分、右サイド中田(柏36)のシュートパスに中央で大竹(柏13)が触れてコースを変える↓
ゴールイン。これで3-2。押されていた柏だったが1点差とすることに成功。
楽勝ペースから一気に表情が引き締まるカフリンガ。
柏の選手も「いけそうだ」という雰囲気に変わる。
しかし32分、高橋(カフリンガ10)のカウンター↓
飛び出したキーパーの位置を見てゴールに流し込む。
追い上げられた後の貴重な追加点。1階席に陣取ったカフリンガボーイズの中を駆け抜ける高橋。
頼もしい新戦力をねぎらう垣本。これでまた2点差。
しかしその直後、高村(柏18)が倒され、柏がゴール正面でフリーキックを得る。
高村(柏18)のシュートは壁に当たるも跳ね返りを再びシュート。今度はゴールに突き刺さる!
これでまた1点差。試合が分からなくなった。
急に攻撃が機能し始めた柏に勢いを感じる。
引き続き32分、柏の攻撃。中央高村(柏18)から左の中田(柏36)へ出そうとしたところ↓
ディフェンスに当たってボールが跳ね返り↓
左から入ってきた西形(柏6)がゴールに叩き込む!
なんと同点!4-4。騒然とする場内。
5分前まで3-0が4-4となり終盤の戦いに突入する。
34分、シュートパスに詰めた夏野(カフリンガ8)のシュート↓
ボールはわずかに左。大きな決定機を決めることが出来ず。
35分、ボールを奪った中田(柏36)がそのままドリブルで駆け上がり↓
ファーサイドへのクロスを島田(柏23)が決める!
ついに逆転!4-5、凄いぞ柏!
さあ、柏はあとは守れば勝利。カフリンガはホーム開幕戦で負けられない・・・
また逆転直後の35分、カフリンガの象徴垣本(カフリンガ19)の折り返し↓
ファーサイドで関(カフリンガ20)がスライディングしながら押し込む!
再び同点!大爆発の東久留米スポーツセンター。
さあ、残り4分、やはり勝利が欲しいカフリンガ。もう1点奪うことができるか?
ここに来て攻守に目立つ稲田の活躍。
38分、カフリンガ最後のタイムアウト。
柏も勝利が欲しい。攻める。
残り1分を切る。同点のまま試合終了か?
終了間際、カフリンガ、キーパーからのロングフィードを稲田がヘッドで落とし、高橋が縦へ抜ける↓
キーパーと交錯しながら脇を抜いてゴールへ!
残り30秒での勝ち越しゴール!6-5、あまりにも劇的な再逆転!
そして試合終了!会場は大歓声に包まれる。
満面の笑みの夏野キャプテン。
柏も素晴らしい追い上げだった。敗れたが次戦につながる戦いを見せた。
子供たちの羨望の眼差しのなか、東久留米のヒーロー達が劇的なスタートを切った。
(写真:金子保子 中根高磁)
カフリンガ東久留米、垣本プレイングマネージャーにお話をお聞きしました。
Q.おめでとうございます。凄い試合でしたね。
ありがとうございます。前半2-0になったところから決定機が4回くらいあったので、そこを1本でも2本でも決めていればもっと自分たちのゲームができたと思うんですが、柏も前半から足が動いていいフットサルをしていたので注意していたんですけど、後半こちらの足が止まってしまって、雰囲気的に呑まれてしまって、勢いを止められずにああいう厳しい展開になってしまいました。ただ、最後ホームの後押しもあって何とか勝利できたのは良かったと思います。
Q.新戦力は早速活躍しましたがいかがですか?
やはり計算できるというか、試合を知っているメンバーですね。祐(高橋)も3点取りましたし、稲にしても1得点1アシストということで、ああいうふうに他の選手もなっていかないと試合に出られないと思いますし、今日若手も少し出る機会はあったんですが、彼らに負けないように活躍できるように頑張ってほしいなって思います。
Q.今年は得点力がアップして、やはり狙うのは優勝ですか?
そうですね、稲と祐の二人に加えて、安藤も原も僕もですから得点王は沢山いて、どこからでも点は取れる自信はありますから、だからこそ5失点は多すぎで、それを少なくしていけば勝てると思うので、今日悪かったところ良いところを次の試合に向けて活かしていきたいと思います。
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順位 | チーム | 勝点 | 得失 | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル フォックス八王子 |
9 | +7 | ||
2 | バディラン ツァーレ |
9 | +4 | ||
3 | コロナFC権田 | 6 | +3 | ||
3 | 町田アスピランチ | 6 | +3 | ||
3 | リガーレ東京 | 6 | +3 | ||
6 | カフリンガ 東久留米 |
4 | -2 | ||
6 | ゾット早稲田 | 4 | -3 | ||
8 | 浦安セグンド | 3 | -5 | ||
9 | ロンドリーナ | 0 | -10 |
2019年第4節終了時